ウィキリークスの創始者ジュリアン・アサンジ氏が1901日ぶりに保釈





「ジュリアンは自由だ!」アサンジ、司法省との「服役期間満了」司法取引後に釈放、帰国へ

zerohedge.com 2023/06/25

“Julian Is Free!” Assange Released After ‘Time Served’ Plea Deal With DOJ, Departs For Home

ウィキリークスは、ジュリアン・アサンジ氏が自由の身となり、勝ち誇った表情でベルマーシュ刑務所から出所し、その後すぐに故郷のオーストラリア行きの飛行機に搭乗する様子を映した最初の映像を公開した

以下はウィキリークスからの公式声明だ。

ジュリアン・アサンジは自由になりました。彼は 1901日間を過ごしたベルマーシュ最高警備刑務所を 6月24日の朝に去りました。彼はロンドンの高等法院で保釈され、午後にスタンステッド空港で釈放され、そこから飛行機に乗って英国を出発しました。これは草の根の活動家、報道の自由運動家、議員、あらゆる政治的立場の指導者、さらには国連までが参加した世界規模のキャンペーンの結果です。

これにより、米国司法省との長期にわたる交渉の余地が生まれ、まだ正式には締結されていない合意に至りました。できるだけ早く詳細をお知らせします。2 × 3メートルの独房で 1日 23時間隔離され、5年以上過ごした後、彼は妻のステラ・アサンジ氏と、刑務所の中でしか父親のことを知らなかった子供たちとまもなく再会することになります。

ウィキリークスは、政府の腐敗と人権侵害に関する画期的な記事を公開し、権力者の責任を追及しました。編集長として、ジュリアンはこれらの原則と国民の知る権利のために多大な犠牲を払いました。彼がオーストラリアに帰国するにあたり、私たちの側に立って戦い、彼の自由のために全力を尽くしてくれたすべての人々に感謝します。ジュリアンの自由は私たちの自由です。

衝撃的な展開で、ジュリアン・アサンジ氏はバイデンの司法省との合意に基づき、米国の国家安全保障上の機密を漏洩した罪を認め、故郷のオーストラリアに帰国することになった。これにより、ウィキリークス創設者にとって 15年近く続いた悪夢のような戦いが終結することになる。

52歳のアサンジ氏は、主に米国への送還を避けるため、10年以上ロンドンに籠もり、投獄された後、6月26日に米国北マリアナ諸島サイパンで開かれる法廷出廷で、服役期間(ロンドン南東部の厳重警備施設ベルマーシュ刑務所で62か月)を言い渡される予定であり、米国の刑務所で長期の刑期を免れることになる。