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二十代によく聴いていた曲(26) – ハナタラシ – Cock E.S.P (1985年)

(コメント)最近、昔の知り合いなどと会うと、「初めて会ってから40年 (@_@)」ということに気づくこともありまして、自分も長いことないなあ、とか思う部分もあり、寝る前に思い出投稿をしようと思います。

Hanatarash – Cock E.S.P (1985)

東京・都立家政のライブハウスにて

音楽の話も、結局、このあたりに行き着いてしまうのですが…。

このハナタラシというのは、山塚アイさんという方による、基本的には一人ユニットで、まあ根本はノイズですね。

どんなものだったかというのは、Wikipedia の以下の説明で十分だと思います。

> ノイズを基調とし、破壊・暴力・暴言をさらけ出す音楽性であった。音楽そのものよりも、観客やスタッフを危険に晒すような犯罪と紙一重の暴力的なライヴパフォーマンスが業界関係者から悪評を買ったことにより演奏できる場所がなくなり、1988年頃活動停止。

その活動を紹介していた YouTube の動画などもあります。

しかしまあ、その過激(だとされていた)活動はともかくとして、私は、この人の音楽というより、生き方を知って「再生」したことがあり、そういう意味では恩人なんですね。

22歳の頃だったか、私はパニック障害が、だんだんひどくなっていてですね。

ベンゾジアゼピンを飲み始める前で、酒とか飲んで凌いでいたんですけれど、そこはかとなく「もうだめポ」感も漂っていた時期でした。

そういうある日、当時在籍していた学校の表現団体の部室に、なんかの音楽のミニコミが置いてあったんです。そこで、ハナタラシが特集されていたんですね。

そこにはまあ、Wikipedia にも書かれているような以下のようなこと(ネタもあったと思いますが)が書かれていてですね。

(ハナタラシ – Wikipedia より)

・ユンボでライヴハウスの壁を壊しながら登場する。

・大量の板ガラスを客席やフロアへ投げつける(動画

・大量のドラム缶をステージの上で転がし、殴りつけ、ディスクグラインダーで火花を散らした挙句客席に投げ込む。

・鎖の付いた鉄球を振り回す。

・ガソリンを床にぶちまけ、火炎瓶を投げ込もうとする。

 

この人が、おおむね私と同じような年齢だと知り、「こんなに頑張っている人もいるんだなあ」と感じまして(感動の対象としては間違ってはいるのですが)、

「オレもパニック障害ごときでメソメソしている場合ではない」

と思った次第です。

その年、私は、ジローさんという人と出会い、翌年から表現活動を始めます。

もちろん、ハナタラシみたいな暴力的なことをしたいというわけではなく、「私が元気をもらったように、みんなにも元気を与えたい」(何かがズレてきてる…)という感じだったでしょうか。

そのミニコミを読んだ後に、レコードを探しに行って、東京のお茶の水で以下のアルバムを見つけたんです。


Discogs

今回貼らせていただくのは、このアルバムのラストの曲で、ノイズばかりのこのアルバムの中で、唯一「曲っぽい」ものです。

ビデオそのものは、十数年前に私が作ったもので、暇な数日があったので、部屋に閉じこもって作ったものです。リスペクトの一環ですね。

でも、結構しゃれているというのか、コンセプチュアルというのか、たとえば、このアルバムの曲には「すべて Cock という単語が入っている」ということがあったりします。以下がこのアルバムのトラックリストです。

Ultra Cocker
Power Cock
Domination In Spunked Cock
Megaton Cock
Cock Combat
Cock Victory
Cock Rising And Hunging Cunt
Cock E.S.P

 

その後、私が 23歳くらいになっていましたか、英国のサイキックTV というバンドの前座で、「ハナタラシが出る」という話を聞きまして、やはりハナタラシが好きだった大学生の女の子と行ったのですが、会場で、突然以下の場内放送が入ったんです

「本日出演予定だったハナタラシは、会場にダイナマイトを持ち込んだことが判明し、出演停止とさせていただきます」

東京の中野公会堂という、わりと大きなホールでした。

ハナタラシを目当てに来ていた人たちも多かったらしく、あちこちで、「マジかよ!」という声が響きました。

Wikipedia にはその顛末が以下のように書かれています。

> サイキックTV来日の際のフロントアクトに選ばれるが、ライヴ当日会場にダイナマイトを持ち込み、ハナタラシの出演は中止となる。その時、それに激怒したサイキックTVのリーダー、ジェネシス・P・オリッジは山塚に「お前なんかに音楽をやる資格はない」、「いい加減にしろ」、「音楽をやめて真人間になれ」と説教した。

しかし、私は今も「本当かなあ」と思っています。

実際、私は、会場の外でダフ屋をやっていた山塚アイさんを見ていますし(苦笑)。

私 「あんた、何やってんですか」
彼 「いやまあ」

その時の公演のチラシをアップされている方がいました。

山塚アイさんは、現実とネタとの境目が曖昧な方のようにも思われますが、それでも私には救世主でした。

私自身は何も表現では残せなかったですけれど、ハナタラシは私という一人を救ってくれたという意味で今でも残る存在です。




中国とロシアがイランの核開発計画を全面的に支持すると発表





中国とロシアはイランの平和的核開発計画への取り組みを歓迎

azernews.az 2025/03/15

China and Russia welcome Iran’s commitment to peaceful nuclear program

中国とロシアは、イランが核兵器開発を目指しているのではなく、核技術を平和目的で利用していると確認したことに対する支持を表明した。

これは、中国の馬朝旭外務副大臣が、ロシアのセルゲイ・リャプコフ外務副大臣、イランのカゼム・ガリババディ外務副大臣と北京でイラン核問題について会談した際に確認した。

「我々は、核兵器不拡散条約(NPT)を国際核不拡散体制の礎として維持することの重要性を再確認する。中国とロシアは、イランによる核開発の平和的性質の再確認と核兵器を追求しないという約束を歓迎する」と馬朝旭氏は述べた。

北京での協議後、3カ国の外交官らはイランに対するすべての違法な制裁の解除も求めた。

彼らは、互いの利益を尊重する政治外交的関与こそが、問題解決の唯一の実行可能かつ現実的な道であると合意した。

この展開の興味深い点は、特 に3カ国が西側諸国の優位性に挑戦する多極的世界秩序を推進する中で、世界の地政学的問題に関して中国、ロシア、イランの連携が強まっていることだ。

イランの核計画は依然として国際的な緊張の原因となっているが、これらの主要国間の最近の対話は、核拡散に対する国際的な懸念に対処しながらイランの主権を尊重する平和的解決を見出すという彼らの決意を浮き彫りにしている。




アメリカ商務長官、日本への自動車関税の免除を否定。実施されれば日本のGDPの押し下げ要因に





米商務長官、日本への自動車関税免除を否定

japantimes.co.jp 2025/03/15

U.S. commerce chief rules out auto tariff exemption for Japan

ハワード・ラトニック米商務長官は 3月14日、来月初めに発効予定の自動車関税について、日本やその他の米国同盟国に対する、いかなる免除も否定した

この措置は日本、韓国、ドイツなどの米国同盟国にも適用されるかとの質問に対し、ラトニック氏は、製造業の米国回帰と貿易赤字削減というドナルド・トランプ大統領の目標の一環として、計画されている関税は米国との関係に関わらず、すべての国に課されるだろうと述べた。

トランプ大統領は先月、早ければ 4月2日にも自動車輸入に 25%の関税を課したいと述べた。同大統領は対日貿易赤字 685億ドル (約 10兆円)の削減に固執しており、ラトニック氏は関税が削減に役立つ可能性があると述べた。

昨年、自動車は日本の対米輸出の 4分の1以上を占め、その総額は 6兆円を超えた

日本では、現在 の2.5%の関税率が 10倍の 25%程度に引き上げられた場合、国内の自動車産業に壊滅的な打撃を与え、日本経済に波及効果をもたらすとの懸念が高まっている。

みずほリサーチ&テクノロジーズが 3月5日に発表した報告書によると、25%の関税導入により日本から米国への自動車輸出が 40%減少すると仮定すると、1兆8000億円の損失が発生し、日本の名目国内総生産(GDP)は 0.33%押し下げられると推計されている。

報告書は「自動車は組み立てに多数の部品を必要とするため、輸送機器、鉄鋼、電気機械、非鉄金属、金属製品、情報通信技術など幅広い分野に大きな国内生産波及効果をもたらす」と指摘している。




米オクラホマ州で暴風により「短時間に150件以上の山火事」が発生

山火事アラートマップですと、炎のマークが山火事の場所ですが、以下のような感じで山火事が同時に起きています。


Google Map





大きな嵐が山火事を引き起こし3人が死亡、予報官は週末の竜巻発生を懸念している

AP 2025/03/15

3月14日にアメリカを横断した広範囲に及ぶ暴風雨により、中部の複数の州で致命的な衝突事故や建物の損壊、100件以上の山火事が発生し、一部の地域では避難命令が出されている。

ミズーリ州では 6件近くの竜巻が報告され、ミシシッピ渓谷では夜にかけて、ディープサウスでは土曜日にかけてさらなる竜巻の恐れが迫っている。

アメリカ国立気象局は、 1億人以上が住む広大な地域で異常気象が予想されると警告した。カナダ国境からテキサス州にかけて、最大時速 130キロの強風が予想されている。

テキサス州公安局のシンディ・バークレー軍曹によると、金曜日、テキサス州パンハンドル地方で砂嵐による自動車事故が発生し、3人が死亡した。

オクラホマ州では約 150件の火災が報告されたと、オクラホマ州林業局の消防管理責任者アンディ・ジェームズ氏がKOCO-TVに語った。

予報官たちは、激しい嵐の脅威は週末まで続き、土曜日にはミシシッピ州とアラバマ州で竜巻や強風が発生する可能性が高いと述べた。日曜日には大雨により東海岸の一部で鉄砲水が発生する恐れがある。




キューバで全国規模のブラックアウトが発生

昨年 10月にも全土での停電が発生しています。





キューバで新たな全国停電が発生したと、当局が発表

rfi.fr 2025/03/15

New nationwide blackout hits Cuba, officials say


国の大部分を襲った大規模な停電の間、車のライトが通りを照らしている。

「今夜8時15分頃、停電によりキューバ西部で大規模な停電が発生し、国の電力システムが停止した」と、3月14日、キューバのエネルギー鉱山省は発表した。

老朽化した電力システムにより、970万人の住民が住むこの島は、2024年の最後の 3か月間に 3回の広範囲にわたる停電に見舞われ、そのうち 2回はそれぞれ数日間続いた。

この状況は、共産主義政権下の同国における過去 30年間で最も深刻な経済危機に拍車をかけ、食糧、医薬品、燃料の不足とインフレの急激な進行を招いている

「国家電力システムの予期せぬ停電を受けて、我々はすでにその最速の復旧に向けて精力的に取り組んでいる」とマヌエル・マレロ・クルス首相は X への投稿で主張した。

金曜の夜は 2025年初の全面停電となったが、ハバナの大半の地域ではほぼ毎日 4~ 5時間の停電が発生しており、地方では停電時間が 20時間以上続くこともある

キューバの 8つの火力発電所は、そのほぼすべてが 1980年代または 1990年代に稼働を開始したが、定期的に故障に見舞われている。

また、キューバの国家送電網の強化に貢献しているトルコの浮体式発電船には、不足しがちな高価な輸入燃料が供給されている。

このような緊急のニーズに直面して、キューバは今年末までに中国の技術を導入した少なくとも 55の太陽光発電所を設置するべく懸命に取り組んでいる。

当局によれば、これらの施設は約 1,200メガワットの電力を発電し、これはキューバの国内総電力の約 12%にあたる。




ISISの指導者がイラクと米国の連合軍による作戦で殺害される





イラクとシリアのイスラム国の指導者が殺害されたとイラク首相が発表

AP 2025/03/15

Head of the Islamic State in Iraq and Syria has been killed, Iraqi prime minister says


ISIS indiatoday.in

イラクとシリアにおけるイスラム国(ISIS)の指導者が、イラク国家情報局と米国主導の連合軍による作戦でイラクで殺害されたと、イラク首相が 3月14日に発表した。

「イラク人は闇とテロの勢力に対して見事な勝利を続けている」とモハメド・シーア​​・アル・スーダニ首相は X に投稿した声明で述べた。

声明によると、アブダラ・マキ・モスレ・アル・リフアイ、通称「アブ・ハディージャ」は過激派グループの「副カリフ」であり、「イラクと世界で最も危険なテロリストの一人」だった。

ドナルド・トランプ米大統領は 3月14日夜、自身のプラットフォーム「トゥルース・ソーシャル」で、「本日、イラクで逃亡中の ISIS リーダーが殺害された。彼は、イラク政府とクルド自治政府と連携した我が国の勇敢な戦闘員によって執拗に追跡された」と述べた。

「強さを通じて平和を!」トランプ氏はそう投稿した。

治安当局者によると、作戦はイラク西部アンバール州で空爆によって実行された。

別の当局者は、作戦は木曜夜に行われたが、アル・リファイ師の死亡は金曜に確認されたと述べた。




ウクライナがまたもロシアの首都モスクワを無人機攻撃。今週二度目





ウクライナがドローンで首都を攻撃。その時、トランプ大統領の特使がモスクワにいた

zerohedge.com 2025/03/15

Trump’s Envoy Was In Moscow As Ukraine Attacked Capital With Drones


3月11日のモスクワへの攻撃後。

モスクワは今週 2度目となるウクライナの無人機攻撃の標的となり、ロシア国防省は首都近郊での攻撃で少なくとも 4機の無人機が撃墜されたと発表した。

落下した破片により大きな被害が発生し、救急隊が出動したが、負傷者の報告はない。しかし、広く出回っている画像には、モスクワ市内および近郊のアパートや住宅の被害が写っている。

この攻撃は、ロシア南部クラスノダール地方を直撃し、黒海沿岸のトゥアプセ石油精製所で大規模な火災を引き起こした。3月11日のドローン攻撃では 3人が死亡した。

クラスノダール地方のヴェニアミン・コンドラチェフ知事は声明で、ロシア最大級のこの施設で大規模な火災が 1,000平方メートル以上に広がったと述べた。

このウクライナからの新たな攻撃により、ロシア全土で一晩のうちに 6つの地域で合計 32機のドローンが迎撃された。ウクライナ政府は、一連の攻撃が「ロシアの予算に多大な損害を与え、ウクライナ戦争の資金調達能力を低下させ、ロシア軍の軍事力を弱めた」ことを認めた。

重要なのは、トランプ大統領特使のスティーブ・ウィトコフ氏がまだモスクワ滞在中にこの攻撃が発生したことだ

ウィトコフ氏は金曜日、停戦協定を手にすることなくモスクワを出発した

しかし現実は、ウクライナが文字通りドローンでモスクワを攻撃する大胆さを見せたとしたら、それはゼレンスキー氏がこの短期的な停戦の維持に興味がないことを示す明らかな兆候だ