「食糧」カテゴリーアーカイブ

漢方医学大事典(本草綱目)より「コオロギの粉末」の効用

 


Yoimajyo

蟋蟀 (しつそつ)

出典は 「本草綱目」。別名は将軍,蚰蚰。 コオロギ 科昆虫コオロギ Gryllulus chininsis Weber の全虫である。 江蘇・上海・浙江・河北に主産する。 性味は辛・鹹・温, 微毒。 膀胱・大腸・小腸経に入る。効能は利尿消腫。 臨床応用は尿閉,水腫, 気を治す。 2~6個を煎服し,或いは1回1~2個を焦が し培って粉末にして呑服する。 妊婦は禁忌

(参考記事) EU で、1月24日から、あらゆる加工食品に「コオロギの粉末を添加する」ことが許可・実施される。すでに食卓に並んでいる模様
地球の記録 2023年1月26日

カタール政府が「ミミズやコオロギを食品として使用することを禁止」する通達

 

(※) ハラールとは、イスラム法で許された行って良い事や食べることが許されている食材や料理を指します。


「ハラールではない」 – カタールは EU で許可されているミミズやコオロギの消費を禁止

InoTV 2023/02/05

BFM TV: «не халяль» — в Катаре запретили употреблять в пищу разрешённых в ЕС червей и сверчков

カタール保健省は、「ハラール食品の技術的要件」を満たさない昆虫を食品として使用することの禁止した。以前、欧州委員会は、持続不可能な肉の生産を減らすために、ワームと国内のコオロギの消費を承認している。

カタールは、昆虫を食べることに対する宗教的禁止を再確認したとフランス BFM TV は報じた。

国の保健省は、公式声明の中で、昆虫を含む食品は「ハラール食品の技術的要件」を満たしていないと強調した。

同省は、湾岸協力会議の規則と「管轄当局の宗教的見解」が「昆虫、タンパク質、またはそれらに由来するサプリメントの消費」を禁止していると指摘している。

しかし、 BFM TV が説明しているように、イスラム教徒の神学者たちは、イスラム教で昆虫を食べることの明確な禁止理由を見出していない。ほとんどの専門家たちは、コオロギはコーランで言及されているため、ハラールで許可された食品であると想定している。

同時に、多くの神学者たちは、残りのすべての昆虫は(宗教的に見て)汚れていると考えている。

公式声明の中で、保健省は「ハラール食品の規則に食品が準拠しているかどうかは、保健省の下で認定されたイスラム組織とその認定された国際研究所によってチェックされた」ことを明らかにした。

声明によると、そのような禁止は「食品の調理における昆虫の使用を承認するいくつかの国による決定に対してのものである」とした。

カタール保健省は問題の国の名前を挙げていないが、1月に欧州委員会は、食品にミルワームの幼虫とコオロギを使用することを承認した。現在、EU では 4 種類の昆虫が許可されており、それらを含むすべての製品はラベルに明記する必要がある。

BFM TV は、世界のいくつかのコミュニティにとって、昆虫は非常に長い間安価なタンパク源であり、温室効果ガスの増加に寄与する肉やその他の食品の代替品をできるだけ早く見つける必要があるため、それらの使用は現在他の国に広がっているとした。

アメリカの「オレンジジュース先物価格」が史上最高値を更新

 


orange juice

(関連報道) フロリダ州を襲ったハリケーン「イアン」で北米最大の柑橘類の生産地が荒廃し、オレンジジュース先物価格が過去5年で最高に (2022/10/05)


オレンジジュース先物は、供給が圧迫される中で新記録の高値を記録

zerohedge.com 2023/02/02

Orange Juice Futures Hit New Record High Amid Supply Squeeze

オレンジジュース先物は、供給が限られているため、2016年の記録である 2.2585ドルを超えて、4.56%高の 2.292ドル/ポンドで新高値を記録した。

農務省は、フロリダ州の柑橘類の生産量が今年 4,450万箱になると予測しており、これは、1945年以来、同州でのオレンジの収穫量が最も少ない結果になる可能性があることを示している。

国内の不足により、国内企業はメキシコとブラジルで新たな供給を求めている。ウォールストリートジャーナルは、一部の米国のスーパーマーケットで 1ガロン (約 3.8リットル)のオレンジジュースが 6ドル (780円)を超えたと報告した。

オレンジジュースの他に、卵の価格も高騰している。人々は急速な食料インフレに見舞われている。

アメリカの鶏飼育者たちから「鶏が卵をまったく生まなくなった」との報告が相次ぐ。原因は「飼料」の可能性があると

 


鶏の飼料の何が問題になっているのか。人々は鶏が産卵をやめたと報告しており、飼料がその原因である可能性があるという

Evie 2023/01/25

アメリカの卵不足の本当の原因は?

多くの飼育者たちが、市販の鶏用飼料に問題があると報告しており、鶏が産卵することさえ妨げられていると推測している。

アメリカでの卵の価格上昇は、何百万もの家庭に影響を与えている。

カリフォルニア州の卵の価格は先月 550%上昇し、 1ダースあたり約 1.34ドル (174円)から 7.37ドル (958円)になった。国は鳥インフルエンザの発生が原因だとしているが、そう確信していない人たちもいる。

実際、何人かの飼育者たちは、飼料を変えるまで、鶏が何ヶ月も卵を産まなかったと言っている。

ある男性は、TikTokに動画をアップロードし、飼料に何か問題があるに違いないと推測した。

「私たちが購入している飼料に深刻な問題があります」と彼は言った。

「私のニワトリは 7月から卵を産んでいません。ニワトリが年をとったからなのか、それとも冬が悪かったのかもしれないと考えていましたが、しかし、TikTok で他の多くの人たちも同じ苦しみを持っていることを知りました。まったく同じ問題です。そして、多くの人たちが、餌を切り替えると、ニワトリが再び産卵し始めたと言っています」

別の TikTok の女性ユーザーも同じ問題に直面しており、彼女は答えを見つけようと決心した。

「これほど多くの人々のニワトリがまったく卵を産まないのは、市販の飼料が原因なのでしょうか?」と彼女は尋ねた。

「これは、TikTok、Facebook、あらゆる場所で同じ体験を見てきました」

彼女はその後、鶏の所有者が卵を得るために商用飼料(具体的には「プロデューサーズプライド」として知られるブランド)を、どのように捨てたかについて議論しているソーシャルメディア上の多くの投稿について話した。

他の Twitter の女性投稿者は、ヤギの餌に切り替えた後、ニワトリが卵を産むようになったことを説明した。

「これには何かがあると言わざるを得ません」と彼女は言った。

政府は、卵不足は鳥インフルエンザによるものだと言っているが、鶏の飼料が原因である可能性はあるのだろうか。

「たまごが一時的に枯渇しそうな状況」という報道

 

[関連] 日本の鳥インフルエンザ発生件数が過去最多に。今シーズンの殺処分数は近く過去最多を更新する見込み (2023/01/04)


物価の優等生「たまご」最高値を更新…卸売り1キロあたり305円 「一時的に枯渇しそうな状況」

KNB 2023/01/31

物価の優等生、たまごですら値上がりが止まりません。31日、たまごの卸売価格が1キロあたり305円をつけ、過去最高値となりました。

JA全農たまごが31日午前9時に発表した、たまごMサイズの卸売価格は、東京で1キログラムあたり305円でした。これは統計が公表されている1993年以降で最も高かった去年12月20日の300円を上回り、最高値を更新しました。

例年、たまごの価格は需要が高まる12月に上がる傾向にあり、農水省は「1月に入れば価格が落ち着いてくる」との見方を示していました。

しかし、鳥インフルエンザの感染拡大で、各地で殺処分が行われた影響から、たまごの供給量が一時的に減少し、価格高騰の要因となっているということです。

JA全農たまごは「たまごが一時的に枯渇しそうな状況。今後、鳥インフルエンザが収まるのを期待したい」としています。

[ロシアは千島沖での漁獲に関して日本政府との協議を「行わない」]というRTの報道

 


ロシアは南千島沖での漁獲に関して東京との協議を行わない

RT 2023/01/29

Россия не будет вести с Токио консультации по промыслу у Южных Курил

ロシア外務省は、南千島沖の海洋資源の開発について日本政府と協議しないと述べた。

この決定は、ウクライナに関しての日本政府によって導入された対ロシア制裁措置の関連で行われた。

ロシア外務省は、「われわれの決定に関しての、日本側からの『抗議』は一切受け付けない」と述べた。

外務省によると、通常の対話に戻るためには、日本と近隣諸国は「我が国に対して基本的な敬意を示す」必要があると述べた。

これに先立ち、日本の岸田文夫首相は、千島列島におけるロシアとの人道的交流を再開したいという意向を表明している。

同時に、日本政府はワクチンと医療機器の輸出を禁止することにより、ロシアに対する制裁を拡大した。

中国共産党が「米ぬか」や「ふすま」を食料として見直すようにと通達

(※) 中国はものすごいペースで海外から食糧を購入していますが、それでも先に問題が見えているのですかね。


中国共産党が、米ぬか、籾殻、ふすまを公共食として注目させる

大紀元時報 2023/01/27

中共开发米糠稻壳麦麸为大众食品 引关注

中国共産党国家衛生健康委員会のウェブサイトは最近、全国人民代表大会の報告を受けて、商務農業農村部、国家市場監督管理局、国家食品薬品監督管理局の具体的な内容を発表した。

報告は「米ぬかの人間の消費への回帰の促進と国民の栄養の改善に関する提案」というものだ。

中国共産党国家衛生健康委員会によると、現在、米ぬかは主に飼料の生産に使用され、食品原料としては主に米ぬか油の生産に使用されている。

しかし、人の食用として米ぬか産業を発展させ、米ぬかの栄養価を利用することは、食品ロスを減らし、効率を高め、国民の栄養と健康を高めるのに役立と国家衛生健康委員会は述べている。

2020年、農業農村部は「国家農村産業発展計画(2020年~2025年)」を策定し、籾殻、米ぬか、小麦ふすまなどの副産物の総合利用の促進を強調した。同年、米ぬか、籾殻、ふすまなどの副産物を総合的に利用して食品や食品素材を開発することを提案するガイドラインが発行された。

中国共産党の国家衛生健康委員会も、米糠の使用の促進と促進を強化すると同時に、米ぬかを「薬と食品の二重用途リスト」と「薬局方」に含めるよう要求した。

ちょうど1か月前、中国共産党の公式メディア「レファレンス・ニュース」は、日本の研究チームが米ぬかを原料として「代用肉」を開発したという日本のメディア報道を引用した。

公式メディアは、当局による米ぬか産業の振興を精力的に推進してきた。

中国共産党の保健医療委員会が発表した上記のニュースが発表されると、世間の注目を集め、議論が白熱した。

スペイン全土で異様な低温。温暖なカタルーニャ地方でも多くの地域で「最高気温が氷点下」

 

2023年1月25日のカタルーニャ地方の「最高気温」

aemet.es

(観光サイトより) バルセロナの年間平均気温は約15度。平均最高気温は約20度で、平均最低気温は約11度と、一年を通して比較的温暖な気候です。6月〜9月は平均気温が20度を超え、12月〜2月は平均気温が10度前後となります。tripnote.jp


スペインの極地凍結により、気温は -15°Cに低下。イビサ島では雪が降る

EuroWeekly 2023/01/23

Polar freeze in Spain brings temperatures of -15°C and snow in Ibiza

スペインのある地域で、マイナス 15 度の気温が記録され、バレアレス諸島のイビサ島でも雪が降った。

気象庁である AEMET が確認したように、バレアレス諸島のイビサ島は、現在スペインに影響を与えている極地の凍結のおかげで異常気象に見舞われている。

1月23日の今朝、海抜 475 メートルに位置するタライア・デ・サン・ジョセップの町の住民たが目を覚ますと一面が雪で覆われていた。この町では、夜に -1.8°Cを記ました。

AEMET によると、夜間およびこれまでに記録された最低気温はピレネー山脈だった。カル・デ・バケラのリェイダの町では、-15℃まで下がった。

また、リェイダのポート・アイネでは -14.3°C を記録した。ウエスカではセルレルが -13℃、アストゥンで -12.9℃まで下がった。

アイスランドの首都レイキャビクの12月の平均気温は過去100年で最低だった

 


アイスランドの過去 50年間で最も寒い 12月

Iceland Monitor 2023/01/05

Coldest December for 50 years

昨年の 12月は、1973年以来、アイスランド国内で最も寒い 12月であり、国の平均気温は 4.0℃だった。

12月の首都レイキャビクの寒さは 100 年以上ぶりの記録となり、アイスランド気象庁によると、首都でこれほど寒かったのは 1916 年 12 月が最後だった。

昨年は、 1年のほとんどが乾燥し、国の多くの地域で 12月の降水量は過去数十年で最低を記録した。

レイキャビクの平均気温はわずか 3分の 1に低下

レイキャビクの 12月の平均気温はマイナス 3.9℃で、1991年から 2020年の平均より 4.7℃低く、過去 10年間の平均よりも 4.9℃低かった。

レイキャビクの 12 月の平均気温が昨年より低かったのは、1878年、1886年、1880年の 3 回だけとなる。

朝鮮半島に、21世紀最大の寒波

 

韓国と北朝鮮の報道をそれぞれご紹介します。


[韓国]

ソウル体感温度氷点下26度…韓国気象庁、緊急放送まで要請

中央日報 2023/01/24

23日午後遅くからソウルをはじめとする韓国のほぼ全域に寒波特報が下された。24日は今年冬に入り最も寒いことが予想される。

韓国気象庁は23日午後9時をもってソウルと釜山(プサン)にそれぞれ寒波警報と寒波注意警報を出すなど全国各地に寒波特報を発令すると明らかにした。

23日午後から北西から冷たい空気がおりてきて24日午前までに気温が20度ほど急激に下がるだろうと気象庁は予報した。

24日午前、各地の最低気温は氷点下23度から氷点下6度の間になるものと予想される。風も強いため体感温度は気温より10度ほど低くなるものとみられる。ソウルの午前の最低気温は氷点下17度、体感温度は氷点下26度になるものと予想される。

これについて気象庁は厳しい寒さに備えることができるように各メディアに緊急放送を要請することもした。

25日午前の最低気温は氷点下25度から氷点下9度で、日中の最高気温は氷点下8度から1度の間になることが予報された。

韓悳洙(ハン・ドクス)首相は23日夜から気温が大きく落ちて24日に寒波が予想されることを受けて政府各当局に事前の備えを指示した。

韓首相は行政安全部長官や国土交通部長官をはじめとする各地方公共団体の長に「(旧正月)帰省の道中の交通安全のために鉄道などインフラ施設や工事区間など事故脆弱地点を事前に点検し、また結氷に備えて橋梁・高架道路・トンネルの出入口など危険地域の除雪剤散布など予防措置に最善を尽くすよう」注文した。

また「水道管・計器凍破などのような施設被害や農作物冷害に備えなければならない」とし「災難SMSなどを活用して気象情報と道路統制の現況を国民に適時に周知してほしい」とした。

[北朝鮮]

北朝鮮は氷点下40度も 「01年以降で最低」予報

共同通信 2023/01/23

北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは23日夜、強力な寒気の襲来で24日は首都平壌の最低気温が氷点下20度、北部の白頭山では氷点下40度まで下がるとの予報を発表した。

同テレビは21日には、大寒(今年は1月20日)前後の最低気温の全国平均は氷点下24.8度と見込まれ、これは2001年以降最も低いとの予報を伝えていた。

海苔が大凶作という報道

 


黄色に色落ち“のり”大凶作 仕入れ13万円増 すし店困惑

FNN プライムオンライン 2023/01/17

毎日、東京・豊洲市場から仕入れる新鮮なネタの江戸前寿司。

そのイクラやウニの軍艦巻きに使われるのりに、大きな異変が起きている。

寿司職人「穴が開いたのりが来るのが怖い」

寿司職人も悲鳴を上げる、穴の開いたのりとはいったい?

取材班は、日本一の養殖のり産地・佐賀県沖の有明海へ。

最盛期を迎えているはずの漁場で目撃したのは、目を疑うような異変だった。

黒いはずののりが、黄色に変色。

広がっていたのは、生育が十分に進まず、品質が低下する色落ちの被害。

のり漁師「これはだめですね。製品にならない。具合が悪くなりますね、この色…」

有明海では、プランクトンの大量発生が招いた赤潮により、のりの生育に必要な栄養が不足したとみられている。

のり漁師「最悪。43年間のり漁業をして一番最悪」、「深刻な状態、死活問題になっている。プランクトンが発生して、終息しない海の状態」

のりの不作は、海水温の上昇などにより、日本各地で起きている。

全国の生産量は、近年60億枚台で推移していたが、2022年度は50億枚を割り、過去最少となるおそれがあるという。

日本の食卓に欠かせない、のりの大凶作により、取引価格は高騰を続けている。

明治時代から続く都内の老舗すし店では、香り豊かで、うまみもたっぷりの有明海産ののりを使用。

しかし…。

おつな寿司・6代目 近藤克哉さん「一番高いときで、2割くらい仕入れの値段が上がりました。お土産でも、巻物はすごい数が出ますので、のりの値上げはすごく影響が大きい」

1カ月で2,500枚ののりを使うため、仕入れ額は13万円ほども上昇したという。

頭を悩ますのは、価格の高騰だけではない。

おつな寿司・6代目 近藤さん「のりに小さな穴が開いてるような感じになり、巻いたときに、ご飯の湿気を吸ったのりが、そこから裂けてくる。そうすると、商品として使えなくなってしまう」

不作の影響で、一部ののりに小さな穴が開き、太巻き作りに苦労しているという。恵方巻きの注文が殺到する節分の日を前に、不安は高まるばかり。

[中国、遺伝子組み換えアルファルファの輸入承認]という報道

う−む……。

[参考記事] 遺伝子編集を発端としたヒトを含めたあらゆる生物種の完全な絶滅への道筋が見えてしまった
In Deep 2021年9月29日


中国、遺伝子組み換えアルファルファの輸入承認 10年越し

ロイター 2023/01/16

中国農業省は13日、遺伝子組み換え作物8種類の輸入を承認したと発表した。このうちアルファルファは最初の輸入申請から10年余りを経ての承認となった。

世界の種子メーカーと米政府は決定を歓迎。世界最大級の農産物市場である中国の承認手続きが進まないことで、世界の遺伝子組み換え作物業界はこれまで輸出と生産を拡大しづらい状態だった。

ドイツのバイエルなどが加盟するバイオテクノロジー企業の業界団体は、「長く続いた壁の解消に向けた前向きな一歩だ」とした。

承認されたアルファルファ2種類は除草剤耐性のあるもので、米ランド・オレイクスの子会社が保有している。

アメリカのコストコとウォルマートの一部の店舗で「卵の在庫が枯渇」

 

[参考記事] 日本の鳥インフルエンザによる殺処分数が過去最大の1000万羽に達する。世界でも同様に「過去最悪の流行」が拡大中。…いつまで殺処分という非合理を続けるのか?
地球の記録 2023年1月10日


一部のコストコとウォルマートの店舗が卵を使い果たしたため、不足の恐れが急増

zerohedge.com 2023/01/11

Shortage Fears Spike As Some Costco And Walmart Stores Run Out Of Eggs

ほとんどのアメリカ人は、近年、食料品店の価格高騰を見てきた。しかし、消費者に最も衝撃を与えた可能性が高い項目の 1つは、卵 1ダースの価格が高騰していることだ。

鳥インフルエンザの爆発的な流行が、商業農場で米国の産卵鶏の個体数を激減させた。史上最悪の鳥インフルエンザの流行の拡大を防ぐために、何千万羽もの雌鶏が殺処分されたが、ウイルスが米国の卵生産を減少させ続け、小売価格は非常に高くなった。

卵の悲惨な状況について多くの地域から投稿がある。

「卵不足」を取り上げたウェブ上のニュース記事の数も急増しており、2015 年の前回の鳥インフルエンザの発生以来、最高となっている。

明らかに、アメリカの食料サプライチェーンは崩壊し続けているようだ。

日本の鳥インフルエンザ発生件数が過去最多に。今シーズンの殺処分数は近く過去最多を更新する見込み

 

(※) 今シーズンの殺処分数は、12月29日の報道の時点で、730万羽でしたが、今回ご紹介する 1月3日の報道では、775万羽となっていまして、5日間で 45万羽増加し、1日に約 10万羽の鳥が殺処分されている計算になります。日本の1シーズンでの過去最大の殺処分数は、987万羽です。

鳥インフルエンザのシーズンはこれからですので、早ければ、今月下旬にも過去最多を更新すると見られます。

殺処分というのはつくづく愚かな行為ですが、いつになれば、その行為の無意味さに気づくのか。殺処分での対応が、感染拡大にまったく意味がない理由については、2年前の記事ですが、以下などに書いています。

[記事] 世界的単位で見れば「意味がない鳥インフルエンザでの殺処分」。しかし、世界の鳥インフルエンザでの殺処分数はすでに数百万羽規模に
地球の記録 2020年12月9日


福岡、千葉で鳥インフル 過去最多、エミューも

時事 2023/01/03

福岡県は3日、古賀市のエミュー農場で致死率の高い高病原性鳥インフルエンザが発生したと発表した。千葉県でも同日、感染が判明。

今季はこれで23道県54例目となり、2020~21年シーズンの52例を上回って過去最多となった。殺処分数は約775万羽になるという。

農林水産省によると、福岡県古賀市の農場から2日、死んだエミューの数が増加していると家畜保健衛生所に通報があり、簡易検査をしたところ陽性が判明。その後の遺伝子検査で感染を確認した。

また、千葉県でも旭市の採卵鶏農場から通報があり、3日に高病原性鳥インフルを確認した。福岡で約400羽、千葉で約9600羽、計約1万羽を殺処分する。

今季、福岡で3例目、千葉で2例目の発生となる。

今回の発生を受け、採卵鶏の殺処分数は680万羽を超える。JA全農たまごの相場情報によると、卵の基準値の22年12月平均価格は前年同月比35.2%増の284円(東京、Mサイズ)と、1991年3月の335円に次ぐ高水準だった。

例年、年明け以降の価格は低下する傾向にあるが、鳥インフルの発生が今後も相次げば、影響が出る可能性がある。

日本の鳥インフルエンザによる殺処分がすでに730万羽に。過去最多を上回るおそれ

 

(※)発生した際の対策が殺処分だけなら、別に専門家とか必要ないし、見解も要らないですな。殺処分以外の方法を考えてみやがれ。


鳥インフル 発生相次ぎ過去最多のおそれ 専門家「今後も続く」

NHK 2022/12/29

今シーズン、全国各地で鳥インフルエンザの発生が異例のペースで相次ぎ、処分されるニワトリなどの数が過去最も多くなるおそれが高まっています。専門家は「まだ流行の前半戦であり、今後も発生の可能性が非常に高い時期が続く」と厳しい見通しを示しています。

今シーズン、高病原性の鳥インフルエンザが全国各地の養鶏場などで発生していて、処分の対象となったニワトリなどの数は、28日までにおよそ730万羽に及んでいます。

このペースで発生が続いた場合、過去最も多かったおととしから去年にかけてのおよそ987万羽を上回るおそれが高まっています。

異例のペースで発生が相次ぐ理由について、鳥インフルエンザに詳しい北海道大学の迫田義博教授は「今シーズンは、ウイルスに感染した渡り鳥の飛来が少なくとも9月下旬に始まり、これまでで最も早かった。さらに国内のさまざまな地点に到達したことで、例を見ないほどウイルスが持ち込まれた」と指摘しました。

そのうえで、今後の見通しについて、「飛来した渡り鳥が国内で移動するとウイルスが運ばれ続けるほか、カラスなどの国内に定着している鳥にも感染が広がり、ウイルスが維持される状況が春まで続くと考えられる。まだ流行の前半戦であり、養鶏場などでの発生の可能性は非常に高い時期が続くので、生産現場には衛生対策の徹底を継続してほしい」と呼びかけています。

専門家「流行続くリスクが高まっている」

今シーズンの鳥インフルエンザの発生は、これまでで最も早く、10月28日に最初の感染が岡山県倉敷市と北海道厚真町の養鶏場で確認されました。

農林水産省によりますと、28日までに養鶏場などで発生が確認されたのは、鹿児島県が最も多く12か所、続いて香川県と岡山県がそれぞれ4か所、それに北海道や沖縄県などあわせて22の道と県の49か所となっています。

また、今月15日に発生が確認された青森県三沢市の養鶏場では、ニワトリおよそ137万羽の処分が続けられていて、おととし12月に発生が確認された千葉県いすみ市の養鶏場のおよそ116万羽を上回り、1か所としては過去最多の処分数となる見通しです。

さらに、今シーズンに処分されるニワトリなどの数は、28日までにおよそ730万羽に及んでいて、低病原性の鳥インフルエンザが広がった2005年から2006年のおよそ578万羽を超え、1シーズンとしては過去2番目の規模となっています。

今後もこのペースで発生が続いた場合、今シーズンの処分数はこれまでで最も多かったおととしから去年にかけてのおよそ987万羽を上回る可能性があります。

北海道大学の迫田教授は「10年前と比べて、ここ数年の流行では、かなりの割合の鳥が感染しても死なずに大陸と日本を行き来して、ウイルスが受け渡されながら、再び戻ってくるサイクルがみえてきた。ウイルスの病原性が下がったことで、ウイルスが長い距離運ばれるようになり、さまざまな種類の鳥への感染を引き起こしている可能性がある」と述べ、今後も毎年のように流行が続くリスクが高まっていると指摘しています。

メキシコの各地で稀な氷点下に。メキシコシティでは史上3回目の降雪

 

(※) 過去にメキシコシティで雪が降ったのは、1940年 3月5日と 1967年1月12日の 2度だけだそうです。


北極前線がメキシコ北部と中央部に雪をもたらす

Mexico News Daily 2022/12/27

Arctic front brings snow to northern and central Mexico


12月25日以来、メキシコシティの標高の高い地域での降雪が見られた。

北極前線が北からメキシコ全体に押し寄せ、中部と北部の州では気温が氷点下になり、メキシコシティの一部では、まれな降雪があった。

メキシコ当局はオレンジと黄色の気象警報を発令した。

中部の州では気温が摂氏マイナス 5度からマイナス 10度、チワワ、コアウイラ、ドゥランゴ、ヌエボ レオンの山岳地帯ではマイナス 15度まで低下する可能性があると警告した。

12月28日には 3回目の冬の嵐が見られると予想されている。国の北部で雪とみぞれを発生させる可能性があると、メキシコ国立気象局の気象学者は述べる。

この新しい寒冷前線は、アメリカの多くの地域で大混乱を引き起こしている。

12月27日のメキシコの気温 (濃い青〜紫は、氷点下)

 

アメリカでは、50人以上の死亡が報告されており、メキシコではまだ死者は報告されていないが、市民社会組織は、米国国境沿いの仮設キャンプにいる移民を含む、メキシコの最も貧しいコミュニティの状況について懸念を表明している。

メキシコ南部と東部の州でも、時速 80km に達する大雨と風という異常気象が発生する可能性がある。

[習氏が毛沢東のスローガンを持ち出した]という報道

 

(※)この記事に、1952年の「愛国衛生運動」について、

> 当時は蚊、ハエ、ネズミ、ゴキブリなどの駆除を全土で展開することで、伝染病の予防を図った。

とありますが、この「蚊、ハエ、ネズミ、ゴキブリ」を、「知識人、エリート、セレブ」などに置き換えますと、今起きていることが理解しやすいように思います。


コロナ対策激変後、習氏が初の発信 持ち出した毛沢東のスローガン

朝日新聞 2022/12/26

中国国営新華社通信によると、習近平国家主席は26日、新型コロナウイルスの感染について「愛国衛生運動を的を絞って展開しなければならない。人民が主体的に健康を学び、良好な衛生習慣を身につけるよう導く」とする指示を出した。中国全土で感染が広がる中、毛沢東時代のスローガンを掲げて国民に一体になるよう呼びかけた形だ

政府が今月、「ゼロコロナ」政策を大幅に緩和し、北京などで感染が爆発的に広がって以降、習氏が新型コロナをめぐって公式に発信するのは初めて。

指示の中で、習氏は「現在、わが国の新型コロナ対策は新たな情勢と任務に直面している」との認識を示した。そのうえで「愛国衛生運動の組織的優位性を発揮し、文明的で健康的な生活を実践して感染抑制の大きな防衛線を築く。人民の生命の安全と身体の健康を確実に守るよう導いていく」と述べた。

「愛国衛生運動」のスローガンは1952年に毛沢東が呼びかけた歴史がある。当時は蚊、ハエ、ネズミ、ゴキブリなどの駆除を全土で展開することで、伝染病の予防を図った。

サツマイモ基腐病の拡大により、霧島酒造の焼酎「黒霧島」など一部の商品が販売休止に

 

(※)時あたかも、2が 6つ並んだ日に大惨事が起きると、ババ・バンガさんが述べていた 2022年12月22日……。こんなおそろしいことが起きるなんて……。


一部商品の販売休止について

霧島酒造株式会社ニュースリリース 2022/12/22

霧島酒造株式会社は、2023年2月中の出荷をもって、一部商品の販売を休止いたします。

2018年に初めて国内で確認された「サツマイモ基腐病」の拡大により、昨年に続き、本年もさつまいもの収穫量が減少いたしました。

弊社としても「サツマイモ基腐病」に対する専門部署を設けて生産農家様への支援を行うなど、様々な努力を重ねてまいりましたが、長引くさつまいもの収穫量減を受けて、これまでの品質を維持しながら販売を続けることが難しい状況です。

お客様に安全で高品質な商品をご提供し続けるため、やむを得ず一部商品の販売を休止することとなりました。

現時点で、販売再開時期は未定です。

販売再開の時期は決まり次第、弊社ウェブサイトでお知らせさせていただきます。

お客様ならびにお取引先様には多大なご迷惑をおかけしますことを、深くお詫び申し上げます。

※黒霧島1800ml紙パック(20度)、黒霧島900ml紙パック(20度)は、北海道・本州・四国エリアでの販売を休止いたします。九州・沖縄エリアでは販売を継続いたします。

フランスで鳥インフルエンザの状況が悪化。ワクチンでの対応を検討…という報道

 

(※) ワクチンは…事態を悪化させるような…… (これまで成功したことがないと思われます)。


フランスで鳥インフルエンザの状況が悪化していると農業省は言う

Reuters 2022/12/22

Bird flu situation is worsening in France, ministry says

欧州連合(EU)で 2番目に大きな家禽生産国であるフランスで、過去数週間、鳥インフルエンザの感染拡大が加速している。

フランスでは、鳥インフルエンザの流行が昨シーズンに最悪の波に見舞われ、約 2000万羽のニワトリ、アヒル、七面鳥が殺処分され、家禽とフォアグラの生産量が大幅に減少した。

今シーズン、すでに夏に鳥インフルエンザの発生が増加していることが検出されていた。

「フランスの高病原性鳥インフルエンザに関する健康状態は 8月から悪化していたが、ここ数週間でさらに悪化している」とフランス農業省は 12月21日にウェブサイトで述べた。

12月20日までに、フランスの農場で 217件の鳥インフルエンザの発生が検出され、12月2日の 100件から増加した。野生生物での症例数も急激に増加したと同省は述べた。

フランスのマルク・フェノー農相は 12月21日にこの地域を訪れ、病気と闘うためのワクチン接種戦略を提案する予定だ。

農場での集団発生の半分以上は、家禽が密集しているペイ・ド・ラ・ロワール地方に集中している。

フランス当局は、アヒルやガチョウなどの水かきのある鳥でワクチンをテストしている。

家禽生産者たちは、ワクチン接種された動物の肉にしばしば課せられる貿易制限を恐れているため、他のEU加盟国に共通のアプローチをとるよう説得したいと考えている。

鳥インフルエンザは世界中に広がり、個体群を荒廃させており、ヨーロッパとアメリカだけで 1億羽以上の鳥が犠牲となった。

鳥インフルエンザのウイルスは食品中では無害だが、ウイルスが群れに与える可能性のある荒廃、取引制限の可能性、および人への感染のリスクがあるため、ウイルスの拡散は政府と家禽産業にとって懸念事項だ。

フランスの当局は先月、鳥インフルエンザに対して国を「厳重」な警戒態勢に置き、養鶏場に鳥を屋内で飼うことを強制した。また、病気の蔓延を防ぐために、特定の地域での予防的殺処分を含む特別な措置を課していた。

ジャガイモ不足により、オーストラリアの大手食料品店が冷凍フライドポテトの購入を制限

 


ジャガイモ不足でオーストラリアの大手食料品店が冷凍フライドポテトの購入を制限

bloomberg.ca 2022/12/16

この夏、自宅でフライドポテトを食べることを楽しみにしているオーストラリア人たちは、大手食料品店がジャガイモの不足を受けて購入を制限したことで、食欲を抑えざるを得なくなるかもしれない。

オーストラリアで 2番目に大きなスーパーマーケットチェーンであるコールズグループ社は、12月15日にウェブサイトの声明で、供給の問題を理由に、1回の取引につき冷凍フライドポテトの購入を2パッケージまでとする一時的な購入制限を課した。

今年のオーストラリア東海岸での洪水と豪雨により、レタスから小麦、果物まで、さまざまな作物が被害を受け、多くの家庭の必需品が不足した。

業界団体の AUSVEG によると、タスマニアの雨天はジャガイモの種まき作業を妨げ、多くの農家が畑にアクセスすることができなかった。

AUSVEG の全国コミュニケーションマネージャーであるショーン・リンデー氏は、次のように述べている。

「ポテト加工品への影響は 2023年まで続く可能性が高い」

オーストラリアの天候関連の混乱は、2月下旬にロシアがウクライナに侵攻した後、すでに緊張していた食品市場をさらに悪化させている。この戦争は世界のサプライチェーンを混乱させ、重要な農業資材の価格を押し上げた。

混乱は、消費者が日々の生活費の上昇に直面するのと同じように、食料品の請求額の増加につながる。

オーストラリアの年間総合インフレ率は、第 3四半期に 32年ぶりの高値に加速した。

史上最も寒い夏が続くオーストラリア

[参考記事] 夏が来ないオーストラリア。日本でいう7月に入り、まだ雪が降っているという異常
地球の記録 2022年12月2日

(※) 今回のこのニュースの面白いのは、報道のタイトルが「ついにオーストラリアに夏が来た」というものなのですが、内容そのものは気温の低い話題ばかりです。


山火事、洪水、暑さ: ついにオーストラリアに夏がやってきた

9NEWSA 2022/12/18

Bushfires, floods and heat: Summer is finally here for Australia

史上最も寒い夏の始まり

メルボルンの 12月の始まりは 2001年以来最も寒かったが、今週は 20℃台半ばから後半まで気温が上昇し、木曜日まで晴れた日が続くと予想されている。

キャンベラでは 1992年以来最も寒い 12月までのスタートを切るなど、多くの州で初夏の寒さが続いている。

キャンベラは通常、30℃を超える日が 7日以上あるが、今年はこれまでに一度も 30℃にはなっていない。

一方、夏であるのに、今月はまだ 30℃を記録していないシドニーもまた、夏に向けて寒いスタートを切っており、平均最高気温は 25 ℃ を下回り続けている。

先週の月曜日の 29.6ºC が、今年のシドニーの最も高い気温だった。

オーストラリア南東部の寒さの原因となっている拡大した極渦と持続的な南風パターンは、少なくともメルボルンとアデレードでは、週の半ばに一時的に和らぐだろう。

30℃の暑さがシドニーやキャンベラほど東に押し寄せる可能性は低いが、キャンベラでは今後数日で確実に暖かくなるだろう。

ハンガリー政府が、4月末までの「食料価格固定」を発表

 

(※) ハンガリー・トゥディによりますと、価格が固定される食品は、砂糖、牛乳、ひまわり油、鶏胸肉、骨なし豚足、鶏のしっぽ、砂糖、小麦粉、卵、などだそうです。


記録的なインフレにより、ハンガリー政府は食料価格を固定

InoTV 2022/12/17

Le Figaro: из-за рекордной инфляции правительство Венгрии зафиксировало цены на продукты

11月のハンガリーのインフレ率は 22.5%に達したが、主な打撃は食料価格にあった。

この中で、ハンガリー当局は食料主要製品の価格を固定することを決定し、この上限価格の固定を 4月30日まで延長した、とフィガロ紙は書いている。

ハンガリー政府は、牛乳、小麦粉、バター、卵、ジャガイモなどの価格水準を 4月30日まで固定することを決定した。これは、11月に 22.5% に達した高いインフレ率によるものだ。

ハンガリーは現在、リトアニアに次いで、欧州連合のどの国よりも最大の物価上昇を経験している。

この水準は、ハンガリーが資本主義に移行し、最大 40%のインフレを経験した 1990年代以来見られなかった。しかし、それでも、その際の食品のインフレ率は現在ほど高くはなかった。

フィガロ紙の記者は、月額 300 ユーロ (約4万3000円)の年金を受け取る低所得者層にとって、状況は特に困難であると述べている。また、アナリストたちは、最も貧しい人々のインフレ率は最大 30%であると指摘した。