1月30日に発生した「金と銀の大幅下落」は、「数分間で仮想通貨市場全体を上回る暴落」だった





金・銀暴落で460兆円超が数分で消失|仮想通貨市場全体を上回る規模

crypto-times.jp 2024/01/30

直近で高値更新を続けていた金(ゴールド)と銀(シルバー)の価格が本日1/30未明に大幅な価格下落を見せました。

今回の暴落を受け、わずか数分で約3兆ドル(460兆円)以上の時価総額が市場から消失する事態となっています。

この金額はビットコインやイーサリアムなどの主要通貨も含む仮想通貨市場全体の時価総額(約3兆ドル)に匹敵する規模となっており、現在の貴金属市場の規模を物語っています。

キャシー・ウッド氏が指摘する「金バブル」の兆候

大手VC「ARK Invest」のキャシー・ウッド氏は、足元の金価格の上昇に対し、歴史的な指標を引き合いに出して強い警戒感を示しています。

ウッド氏の分析によると米国のマネーサプライ(M2)に対する金の時価総額比率がインフレが深刻だった1980年のピーク時を突破。さらに、世界恐慌下の1934年に記録した史上最高水準にまで到達したと指摘しました。

同氏は現在の米国経済は過去のインフレ期やデフレ期とは状況が異なるとした上で「真のバブルはAIではなく、金市場で起きている」との見解を述べています。

過去には1980年から2000年にかけて、金価格が60%以上も下落した局面がありました。

ウッド氏は今後米ドルが上昇に転じれば、当時のように金バブルが崩壊する引き金になり得ると予見しています。

金と一定の相関性を持つとされる仮想通貨市場にとっても、このマクロ経済的なパラダイムシフトは注視すべき動向と言えるでしょう。