メジャーデビュー前のニルヴァーナの曲がカート・コバーンの「自分を見ていた」感じ

今日、In Deep で、ニルヴァーナというバンドのカート・コバーンの他殺説みたいな論文を記事で取りあげたのですが、その後、夜になって、久しぶりに(本当に久しぶりに)ニルヴァーナとか聴いていたのですけれど、メジャーデビューして一大ブレークする 2年前に出したアルバムに入っているネガティヴ・クリープ (Negative Creep)という曲を聴いていて、

「ああ、自分で自分の人生を思うと、こう思うんだろうなあ」

とか思いました。Negative Creepは、日本語にすると、「ネガティブな気持ち悪い奴」みたいな感じでしょうか。In Deep のブログにも書いたドキュメンタリー『モンタージュ・オブ・ヘック』を見るまでは、これは単なるパンク的な発想の挑発的な歌詞なんだろうなあと思っていましたけれど、しかし、このドキュメンタリーを見てからは、

「こんなような人生だと周囲も自分も思っていたんだろうなあ」

と、つくづく思います。

その歌詞は、日本語に適当に訳すと、以下のようなものでした。

「俺はネガティブな気持ち悪い奴(I’m a negative creep)」というフレーズが何度も繰り返されます。


Nirvana Negative Creep (1989年)/ 歌詞

こいつは俺らの手に負えない
さらに手に負えなくなっている
こいつは社会の役立たずになってきてる

俺はネガティブな気持ち悪い奴
しかもラリってる

そうだよ

社会の役立たずで、ただラリってんだ

パパの可愛い女の子はもう女の子じゃないんだ


曲は以下のような感じで、これはライブですけれど、とにかく演奏が上手な人たちですので、アルバムに収録されているのと、ライブでは音はほとんど変わりません。

Nirvana – Negative Creep (Live 1991年)

でも、カート・コバーンの格好とか地味でしょう。ナンバー1ロックスターとしては。シアトルあたりのロック音楽家にはこういう人たちが多かったですが。

1991年といえば、そろそろニルヴァーナが世界的なロックスターになる頃でしたけれど、カート・コバーンの心の闇は軽減されなかったようです。今生きていれば、カード・コバーンは 60歳手前くらいだと思います。おおむね同世代ですね。

今日はカート・コバーンの声を聴いて、泣いてばかり。