[プーチン氏、ウクライナに「最後通告」]という報道





プーチン氏、ウクライナに「最後通告」 NATO加盟撤回や4州割譲要求

ロイター 2024/05/15

ロシアのプーチン大統領は14日、ウクライナでの戦争終結には、ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)加盟に向けた野心を放棄し、同国東・南部4州をロシアに引き渡す必要があると言明した。

ウクライナの見解とは相いれない、これまでで最も詳細な条件を提示した。ロシア軍が戦闘で優位に立っているという自信を反映しているとみられる。

演説はスイスで15━16日に開催される「ウクライナ平和サミット」の前夜に行われた。同サミットにロシアは招待されていない。

プーチン大統領は「条件は非常に単純だ」と強調。

ウクライナ東・南部のドネツク、ルガンスク、ヘルソン、ザポロジエ4州からのウクライナ軍の完全撤退を挙げ、「ウクライナがこうした決定の用意があると発表し、実際に撤退を開始し、NATO加盟計画を放棄すると正式に表明すれば、われわれは直ちに停戦命令を出し、交渉を開始する」と通告した。

さらに「われわれは具体的で真の和平提案を行っている」と主張。「ウクライナや西側諸国がこれまで通り拒否すれば、流血の継続に対する政治的、道義的責任は彼らにある」とけん制した。




インドのモディ首相がゼレンスキー大統領と会談を行い「ウクライナとの二国間関係をさらに強化したい」とXに投稿

 

世界は複雑ですねえ…。以下は、モディ首相の X のチャンネルの翻訳です。


Narendra Modi

ウォロディミル・ゼレンスキー大統領と非常に有意義な会談を行った。インドはウクライナとの二国間関係をさらに強化したいと熱望している。進行中の敵対行為に関して、インドは人間中心のアプローチを信じており、平和への道は対話と外交によるものだと信じていることを改めて表明した。




米アトランタ連邦準備銀行の20年前の論文「太陽嵐と株式市場」より

太陽活動が高い時、つまり地磁気嵐が強いと「株価収益率に重大なマイナスの影響が及ぶ」という内容の 2003年の論文です。

ただし、米ゼロヘッジは、「今日の市場では株式は主にアルゴリズムによって取引されているため(あまり関係ないのではないか)」と記していました。どうなんですかね。





磁場で遊ぶ: 磁気嵐と株式市場

Federal Reserve Bank of Atlanta 2003/10

Playing the Field: Geomagnetic Storms and the Stock Market

概要

日々の株価の動きを説明することは、現代の金融において最も難しい課題の 1つだ。

この論文は、地磁気嵐が日々の株式市場のリターンに与える影響を文書化することで、既存の文献に貢献する。

大規模な心理学的研究により、地磁気嵐は人々の気分に多大な影響を与えることが示されており、その結果、人々の気分はリスクに関する人間の行動、判断、決定に関連していることが判明してする。

この文献の重要な発見は、人々が自分の感情や気持ちを間違った原因に帰属させ、誤った判断につながることが多いということだ。

具体的には、地磁気嵐の影響を受ける人々は、自分の気分の悪さの原因を悪い環境条件ではなく悪い経済見通しに誤って帰属させているため、太陽嵐の日に株を売る傾向が強い可能性がある

気分の誤った帰属と悲観的な選択は、リスクのない資産に対する需要が比較的高まることにつながり、リスクのある資産の価格が下落するか、そうでない場合よりも急激に上昇しない可能性がある。

著者たちは、市場の季節性やその他の環境要因や行動要因をコントロールした後、地磁気嵐が株式のリターンに及ぼす影響を支持する強力な実証的裏付けを発見した。

地磁気活動が異常に高くなると、米国のすべての株式市場指数の翌週の株価収益率に統計的かつ経済的に重大なマイナスの影響が及ぶことがわかった。

最後に、この論文では、地磁気活動が静かな時期(太陽活動が弱いとき)に世界中で収益率が大幅に高くなるという証拠を示している。




日本のコメのスポット価格が異常に急騰中

あきたこまちのスポット価格は、以下のようなことになっています。


日本農業新聞

スポット価格とは、「卸売業者の間で、比較的小さい単位で必要なコメを調達し合う」際の価格ということで、スーパーや小売りなどの全体の価格に関係することではないですが。





米スポット取引価格 高騰なぜ

日本農業新聞 2024/06/09

流通量不足 利ざや期待の業者も

米の需給逼迫を受けて、スポットで米を手当てする業者間の取引価格が前年比7、8割高と急騰している

ただ、スーパーの店頭価格や大部分の取引価格は小幅な上げにとどまり、米を巡る値動きの違いに産地や流通業者では戸惑いが広がる。米の流通で何が起きているのか探った。

米の情報調査会社・米穀データバンクによると、スポット市場での主力銘柄の秋田「あきたこまち」の5月末時点の60キロ価格(税別)は2万5500円で、9月から7割上げた。

青森「まっしぐら」が2万3000円、茨城「コシヒカリ」が2万4500円となるなど、軒並み異例の高水準だ。一方で、産地と卸間の相対取引は9月以降横ばいで、スーパーの店頭価格も数百円の上げにとどまる。

なぜスポット相場だけが急騰しているのか。

スポット取引で売買される銘柄は実需との契約が済んでいない米だが、現状そのような米はほとんどない。猛暑の影響を強く受けた2023年産米の流通量が少ないからだ。

しかし、不足感から米を欲しがる業者は多い。市場関係者は「売り手が出た瞬間に取引が成約となってしまい、米が取り合いになっている」と明かす。

相場に先高観が出ていることも価格がつり上がる要因だ。業界関係者は「利ざやでもうけようとするブローカーがいる他、相場上昇を見越して売り渋る動きが品薄に拍車をかけている」と話す。

 

店頭は安定 相場独り歩きに懸念

ただ、スポット市場で取引される米の量はわずかだ。

国内のスポット市場で取り扱われている米の量は年間需要量の数%に過ぎない。大手米卸は「スポット価格はあくまで局所的な数字。23年産米全体の相場ではない」と指摘する。

多くの生産者、卸、スーパーなどは、安定した取引を望んでいる。スーパーの店頭を見ても、相対価格の値動きに比較的沿った価格設定となっている。米流通の大部分では、スポット市場の価格のような混乱は起きていない。

24年産米価格の居所に注目が集まっている。現状の米価は上向いているものの、高止まりする生産コストを転嫁する途上にある。産地関係者には「急騰するスポット相場が独り歩きして主食用米を増やす動きが広がれば、米価が急落しかねない」とした懸念がある。

持続的な米の生産に向けては、長期的な視点で農家所得を向上させることが重要となる。



地球で観測される「宇宙線」の量が、過去20年で最低レベルにまで低下

フィンランドのオウル大学にある宇宙線観測ステーションのデータです。ここは1964年から宇宙線の観測を続けています。

1964年から2024年までの宇宙線量の観測値

cosmicrays.oulu.fi

宇宙線量は太陽活動と逆相関の関係を持っていまして(太陽活動が弱いと宇宙線の量が増え、強いと少なくなる)、そして、宇宙線量は「地球の雲の量」と、正の相関を持ちます(宇宙線量が多いと雲が多くなる、宇宙線量が少ないと雲は少なくなる)。

ですので、現在の太陽活動は、20年以上ぶりの強さということも示唆しているかもしれません。また、地球全体として「雨が少なくなる」という傾向も出てくると思います(局所的な大雨とは関係のない全地球規模の話です)。

これについては、In Deep の 2016年の記事「「雲の生成は宇宙線によるもの」という説が25年にわたる観測の末に「結論」づけられる」にあります。




那覇市職員で30日以上休んでいる長期離職者が過去最多に

記事では「メンタル不調で」としているのですが、いろいろな理由なのかしれません。どの国でも、2021年以降、病気による長期の仕事の離脱者が増えています。

2015年〜2024年2月の英国の病気による経済活動停止率

BDW





那覇市職員、メンタル不調で93人休職 「業務に対する不安」などが原因 2023年度、過去最多タイ

沖縄タイムズ 2024/06/14

メンタル不調(精神疾患)により30日以上の休暇や休職をしている那覇市職員が2023年度に93人に上り、統計を開始した16年度以降、22年度に続き過去最多となったことが13日、分かった。

発症原因は部署異動などによる「業務に対する不安」が最も多く、次いで「職場での人間関係」の悩みなど。

30日以上休んでいる職員数は年々増加傾向で、21年度は77人だったが、22と23年度はそれぞれ93人と急増。19年度は71人、20年度は76人だった。13日の同市議会6月定例会で、金城亮太議員の一般質問に島袋久枝総務部長が答弁した。

復職支援を行う担当者によると、休職者数はコロナ禍後から増えており、新型コロナ対応による業務の変動や業務量の増加、人間関係の希薄化などが要因と推測している。市では保健師が休職者の現状把握を行い、復職支援に取り組んでいる。



2023年のアメリカの医療費の伸び率がGDPの伸びを上回る

日本円で750兆円とかです。病的な世界ではあります。

多くの国で、2021年あたりから「長期の体調不良」の人々の数が大変なことになっていまして、以下は、イギリスの例で、アメリカの正確なデータはわかりませんが、同様のことになっているのだと思います。そりゃ医療費も伸びますよ。

英国の2016年 – 2023年10月の新規神経障害請求の超過の推移

BDW





2023年の米医療費、7.5%増の4.8兆ドル GDPの伸び上回る

ロイター 2024/06/13

米連邦政府は12日、2023年の米国の医療費は4兆8000億ドル(約755兆円)に達したとの見方を示した。伸び率は7.5%になり、国内総生産(GDP)の伸びを上回った。

メディケア・メディケイド・サービスセンター(CMS)のデータによると、低所得層向けの公的医療保険「メディケイド」と民間医療保険の費用が特に増加し、保険加入者の割合は93%と歴史的水準に急上昇した。

メディケイドの加入者は9120万人と、過去最高を記録した。

高齢者向け公的医療保険「メディケア」の費用は8.4%増の1兆ドル、メディケイドは5.7%増の8520億ドルだった。民間医療保険の費用は1.1%増の1兆4000億ドルだった。

23年の一人当たりの医療費は推計1万4423ドル。24年は1万5074ドルに増える見通し。

医療費は23年から32年の間に年平均5.6%増加し、同期間のGDP伸び率平均の4.3%を上回ると予想されている。