私、このフィジー行ったことがあるんですよ。30数年前ですね。当時は「世界で最も治安のいい国」と言われていて、どんな感じなんだろうと。ややリスクを好む私の性格からは、実際は退屈な旅行でしたが、確かにとても安全な国でした。
今回の HIV の報道は、「薬物が蔓延している」ということと関係している話ですが、それにしても、HIV 感染者 3000人という数は大したことがないように感じますけれど、フィジーの人口は90万人くらいですから、人口比率としてはものすごいものです。
人気のハネムーン先でHIVの流行が爆発、メタンフェタミンの使用が急増
NY Post 2026/02/05
HIV epidemic explodes in popular honeymoon destination as crystal meth use surges

人気のハネムーンの目的地が太平洋地域で最も急速にHIV感染が拡大している場所であり、当局はメタンフェタミン使用の増加が主な要因であると指摘している。
国連合同エイズ計画 (UNAIDS)とフィジー保健省によると、フィジーでは今年、HIV/エイズ感染者数が倍増し、3,000人を超えると予想されている。
当局は、薬物使用がこの太平洋島嶼国全体での急増を引き起こしていると述べている。
2025年12月、世界保健機関(WHO)は安全でない注射行為を検出するための迅速評価を発表した。
こうした行為により、フィジーで薬物を注射する人々は HIV 感染のリスクが高まる可能性がある。
「ブルートゥース流行」が蔓延に影響を与えており、薬物を購入する余裕がない人が、すでに酩酊している人の血液を注射して、高揚感を得ようとするケースが増えている。(※ 訳者注 / 「すでに酩酊している人の血液を注射して」というのはすごいですね)
評価によると、2024年には 1,583件の新たなHIV感染例が報告され、2025年の最初の 6か月間では 1,226件の感染例が報告された。
最も多くみられた薬物は結晶メタンフェタミンであり、調査の結果、インタビュー参加者の 50%が汚染された可能性のある注射器で自分自身に注射したことが判明した。
タラノア法務局の情報提供者は研究者らに対し、薬物は思考や感情を制御する脳の領域に影響を及ぼすと語った。
国連開発計画代表のムンクトゥヤ・アルタンゲレル氏は、評価結果は警鐘であると以下のように語った。
「フィジーの HIV 流行は単なる健康問題ではない。生命、地域社会、そして進歩を脅かす開発と人権の課題だ」
政府のデータによると、昨年 986,367人がフィジーを訪れた。
フィジーは、白い砂浜、サンゴダイビング、離島リゾートがあり、新婚旅行者に人気のスポットだ。