効果が100%だった「呼吸法によるしゃっくりの止め方」の査読済み論文

この呼吸法(主に吸うほう)の正式名称は、能動的持続吸気(HAPI)法というそうで、以下のようなものです。

能動的持続吸気(HAPI)法を用いたしゃっくり緩和の手順

1. 最大吸気 (できるだけ深く息を吸い込む)

2. 吸気が最大になったら、声門を開いた状態で合計30秒間吸気を続ける。

3. 30秒後、ゆっくりと息を吐き出す。

4. 通常の呼吸を再開する。

つまり、「最大限に粋を吸った後にさらに吸う」という方法だそうで、ちょっと難しそうです。





能動的持続吸気によるしゃっくりの緩和

cureus.com 2024/01/27

要約

背景

しゃっくりは、横隔膜と肋間筋の間欠的かつ不随意な痙攣性収縮によって引き起こされる一般的な生理的反射だ。ほとんどの場合、48時間以内に自然に治まるが、まれに症状が長期化する場合もある。

しゃっくりは不快で苦痛を伴うため、多くの人が一般的な家庭療法を用いて対処法を模索している。

科学文献には、しゃっくりを止めるための方法はほとんど発表されていない。本研究では、横隔膜神経と迷走神経の刺激と一時的な高炭酸ガス血症を組み合わせ、しゃっくりを緩和する能動持続吸気(HAPI)法の有効性について報告する。

方法

自然に治まるしゃっくりの患者 20名と、持続するしゃっくりの患 者1名が、HAPI 法を用いて吃逆の消失に成功した。

この方法では、患者は最大限に吸気するように指示される。吸気のピークに達した後、声門を開いた状態で合計30秒間吸気を試み続けます。その後、ゆっくりと呼気し、通常の呼吸に戻る。

結果

HAPI法の指導と実施に成功した後、本サンプルの 21名の患者全員が即座にしゃっくりの緩和を報告した。有害事象は認められず、本法による不快感を訴えた患者もいなかった。

当初は本法の実施に困難を伴なったが、その後の指導により、各患者は最終的に正しく本法を実施できるようになった。本法を実施したにもかかわらずしゃっくりが治らなかった症例(未報告の症例を含む)はなかった。

結論

これらの結果は、HAPI 法がしゃっくりの緩和に簡便かつ有効な方法であることを示唆している。しかし、有効性を検証するには、さらなる研究が必要だ。