「ワクチンニュース」カテゴリーアーカイブ

[子宮頸がんワクチン 医師が男性への接種も勧める理由]という報道への Yahoo! のコメントより

(※) 報道そのものは馬鹿馬鹿しいので載せません。


子宮頸がんワクチン 医師が男性への接種も勧める理由「感染確率0にできる研究も」 / そのコメントより

yahoo.co.jp 2023/03/25

コメント

うちの娘は、1回目の接種後に、意識不明となり、その後意識は戻りましたが、9ヶ月経過した今も下半身不随です。

しかしながら、ワクチン後遺症とは認定してもらえなかったので、何の治療もされず、援助も無く、車椅子生活出来るように家を建て替えです。当然、補助金等無しで。

効果あることは確かですが、副作用の大きさと、その救済措置のデタラメさをちゃんと伝えるのも医師の職責でしょう! 

無責任な医師しか居ないんですよ、世の中には!

アメリカの「異常な臨床および検査所見による死亡者数」(コロナではない死)は、50週間連続してピークを記録中

 

症状、徴候、および異常な臨床および検査所見による死亡数 – 2023年 第10週

Symptoms, sign & abnormal clinical & lab finding – 2023 Week10

以下の方が、データの数字をグラフ化してくれています。

 

この3月だけで、欧米のパイロット5人が操縦席で、あるいはホテルで心臓問題で倒れている

 

今月5回目のパイロットインシデント
Dr. William Makis MD

2023年 3月22日 – ラスベガスを出発するサウスウエスト航空 6013 LAS-CMH が、朝の離陸直後にパイロットが倒れたたため迂回した。 (詳細

2023年 3月13日 – エミレーツ フライト EK205 MXP-JFK は、離陸から 1時間半後にパイロットの病気により目的地が変更された。 (詳細

2023年 3月11日 – ユナイテッド航空 2007 便 GUA-ORD は、パイロットが、胸の痛みを抱え、身動きがとれなくなり、迂回した。 (詳細

2023年 3月?日 – ブリティッシュ エアウェイズのパイロットがカイロのホテルで倒れて死亡した。パイロットは、カイロからロンドンまでエアバス A321 を飛ばす予定だった。 (詳細

2023年 3月3日 – ヴァージン・オーストラリア VA-717 便のアデレードからパースへのフライトで、副操縦士が出発 30分後に心臓発作を起こして倒れ、緊急着陸を余儀なくされた。 (詳細

中国で初の国産 mRNA コロナワクチンが緊急承認。「全長」スパイクタンパク質を作り出すADEバージョン

 

名称は「 SYS6006 」というワクチンですが、論文を探しましたら、以下のように書かれていまして、中国ワクチンも ADE (抗体依存性増強)の仲間入りを果たしたようです。

> mRNAは、主要な流行株の重要な変異を運ぶSARS-CoV-2の全長スパイクタンパク質をコードする線形化されたDNAテンプレートからのT7 RNAポリメラーゼ媒介転写を使用して、in vitroで生成された。それに加えて、5′ および 3′ 非翻訳領域とポリ A テールも合成された mRNA に組み込まれた。 frontiersin.org

 

[参考記事] 中国ワクチンは、スパイクタンパク質の中和抗体部位の標的に特化した「ADE(抗体依存性増強)を引き起こさないもの」であることを今にして知る…
In Deep 2021年7月22日


中国、初の国産mRNAコロナワクチン承認

ロイター 2023/03/22

中国の医薬品メーカー、石薬集団(CSPCファーマシューティカル・グループ)は、22日、同社のメッセンジャーRNA(mRNA)新型コロナウイルスワクチンが、中国の保健当局から緊急使用許可を取得したと発表した。初の国産mRNAワクチンとなる。

中国は外国産のmRNAワクチンの使用を拒否しており、中国で入手可能なワクチンは米モデルナや米ファイザー/独ビオンテックのmRNAワクチンよりも効果が低いと広く考えられている。

(※)ここにある「 効果が低い」は、正しくは、「殺傷効果が低い」となります。

石薬集団によると、治験では副作用の発生が成人グループと比較して高齢者グループで大幅に少なかったという。これは高齢者への接種の必要性を強調している中国にとって朗報となりそうだ

(※)ここにある「 高齢者への接種の必要性を強調している中国にとって朗報となりそうだ」は、正しくは、「高齢者の人口の削減の必要性を強調している中国にとって朗報となりそうだ」となります。

[SARS-CoV-2 は発がん性ウイルスなのだろうか]という論文。ゲノムの守護者と呼ばれるp53というものを分解するそう

 

(※) 論文自体は 2022年11月のものですが、最近知りました。「p53」という、ガン抑制遺伝子が、SARS-CoV-2 によって「制御される」と。つまり、ガンを抑制するメカニズムがひとつ減るということのようです。

p53とは以下のようなものだそうです。知りませんでした。

> p53は、細胞がストレスやDNA損傷などの「危険信号」を察知すると活性化するがん抑制遺伝子です。がんを防ぐためにその他の様々な遺伝子に命令を出す司令塔の役割をするのでゲノムの守護者とも呼ばれます。
rivercity-clinic.jp

論文の内容は、部分的によくわからず、単なる翻訳ですが、少し理解できた時には、ちゃんとした記事にしてみたいと思います。


SARS-CoV-2 は発癌性ウイルスなのだろうか

Journal of Infection 2022/11

Is SARS-CoV-2 an oncogenic virus?

最近、このジャーナルで、Wu らと Gao らの両方が、COVID-19 に関連する宿主の遺伝的変異が子宮内膜がんに関連している可能性があることを示した。

ここでは、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2 (SARS-CoV-2) とがんとの関係が、ヒトの発がんの深刻なリスクを表す他のいくつかの感染症と一致して、より一般的である可能性があることを裏付ける遺伝子発現解析からの証拠を追加する。

SARS-CoV-2 は、エプスタイン-バーウイルス (EBV) および B型肝炎ウイルス (HSV1) と同様の戦略を開発し、ウイルス抗原を介してタンパク質をハイジャックし、最終的にその分解をもたらすことによって p53 を制御した。

具体的には、SARS-CoV-2 の Nsp2 ウイルスタンパク質は、主にミトコンドリアに位置し、ミトコンドリア DNA 活性の維持に重要な役割を果たすプロヒビチン1 および 2 (PHB1、PHB2) と相互作用する。

それらの枯渇は、活性酸素種(ROS)の核への漏出と酸化的損傷につながる一連の細胞応答を引き起こし、最終的にp53依存性遺伝子のトランス活性化の障害を引き起こす。

さらに、Nsp3 SARS-CoV-2 タンパク質は、RING フィンガーおよび CHY 亜鉛フィンガー・ドメイン-コテニン タンパク質 1 (RCHY1) および E3 ユビキチン・リガーゼに結合して活性化し、p53 の分解を促進する。

したがって、SARS-CoV-2 には、宿主細胞の外部および内部のアポトーシス経路を誘発する能力があり、その拡散を促進する。

p53の障害は、ウイルスが感染の急性期に自身の利益のためにこのタンパク質によって制御される細胞経路を利用して、宿主の免疫応答を回避し、その複製を促進するための戦略と見なすことができる。

これに関連して、感染の急性期における p53の発現低下は、重症疾患のバイオマーカーでもある。

オーストラリアの季節性インフルエンザの症例数が昨年同時期の「100倍」に

(※) オーストラリアは今、夏の終わりくらいですよね。まあ、このニュースは結局は、「だから、みなさん、インフルエンザワクチンを接種しましょう」という帰結ですが。


インフルエンザの症例が昨年の100倍に増加し、医師が脆弱な人々に警告

9NEWS 2023/03/09

Warning for vulnerable as flu cases rise 100-fold on last year

医師は、今年オーストラリアのインフルエンザの確定症例が 100 倍に増加する中、脆弱な人々に警告を発した。

これまでのところ、2023年には 8,453例のインフルエンザが確認された。これは、2022年の同様の時期に臨床検査で診断された 79例に比べて大幅な急増だ。

今年これまでに診断されたすべての患者のうち、2700人は 14歳未満の子供だった。

しかし、2020年の 3月末にCOVID-19が襲う前の同時期よりも、症例数はまだ少ない。

ロイヤル・オーストラリアン・カレッジ・オブ・ジェネラル・プラクティショナーズ の副代表であるブルース・ウィレット博士は、今年の急増にはいくつかの理由があると述べている。

彼は、COVID-19のロックダウンにより人々が隔離された後、自然免疫が戻るまでに数年かかると述べた。

ワクチンは4月に登場すると予想されており、ウィレット氏は人々にインフルエンザワクチン接種を検討するよう促した。

「インフルエンザは季節的な傾向が強く、冬の終わりに流行する傾向がありますが、もちろん、一年中発生しています」と彼は言った。

(※ 注) 普通、インフルエンザが一年中発生します?

 

「 5歳未満の子供にとっては重大な病気であり、生命を脅かす可能性さえあります」とウィレット医師は述べる。

昨年、オーストラリア政府はインフルエンザワクチンを無料で配布したが、2023年に繰り返す計画はまだ発表されていない。

連邦政府の保健および高齢者ケア省は、インフルエンザの症例が増加している一方で、昨年の数値は 2021年に実施された COVID-19制限の影響を受けていると述べた。

ノルウェーで性感染症が劇的に増加

 

(※) グラフを見ますと、もともと増えていたみたいですが、2021年からまた急激に増えたようです。異性愛者の女性では近年過去最多です。


fhi.no

(参考記事) カナダで「梅毒に感染して生まれる赤ちゃん」が急増し、4年間で1200%増に。米ミシシッピ州では900%増加…
地球の記録 2023年3月16日


2022 年にノルウェーでの性感染症が増加した

fundacionio.com 2023/03/15

Aumento de casos de ITS en Noruega en 2022

淋病

ノルウェーの保健当局は、2022年に同国で淋病の症例が増加したと報告した。パンデミック中に症例が急激に減少した後、2022年に再び急激に増加した。2021年の 555症例と比較して、1,857 症例が報告された。パンデミック前の状況と比較すると、増加は特に若者と女性の間で高くなっている。

クラミジア

パンデミック中に減少した後、2022 にノルウェーで 29,271人のクラミジア症例が報告された。2021年のパンデミックの年に 23,447人の症例が報告されたのと比較して、明らかに増ました。

2022年には、前年と同様に、報告された症例の大部分が女性 (58%) だった。25歳未満のグループは、2022 に全クラミジア症例の 67%を占めた。

梅毒

2021年にパンデミックに関連して梅毒が減少した可能性が高い後、2022年には男性の同性愛者と、異性愛者の男性の両方で梅毒症例数が増加した。

2021 年には 163例だった梅毒が 2022年には 192例(男性 184 例、女性 8 例)報告された。

HIV

現在の HIV 状況は、多数の HIV 陽性の難民と移民がノルウェーに到着していることを特徴としている。

2021年の 102人の HIV 症例と比較して、2022年には 245人の HIV 症例が報告された。245人の症例のうち、192人 (78%) はノルウェーに到着する前に感染しており、そのうち 97人はウクライナ出身だった。

国内で感染する HIV 陽性者の割合は、過去 10年間でほぼ 80%減少した。2022年、ノルウェーでは 22人が HIV に感染した。

[障害や基礎疾患のある子ども向けのコロナワクチン接種会場が4月から愛知県内2カ所に設置]という報道

 


障害や基礎疾患のある子ども向けのワクチン接種会場 4月から愛知県内2カ所に設置

メーテレ 2023/03/17

愛知県は、4月から障害や基礎疾患のある子ども向けに専門病院内に新型コロナワクチンの接種会場をつくると発表しました。

「愛知県新型コロナワクチン小児接種センター」が開設されるのは、春日井市の「愛知県医療療育総合センター中央病院」と大府市の「あいち小児保健医療総合センター」の専門医療機関2カ所です。

対象は、知的障害や発達障害などの障害や基礎疾患のある県内在住の11歳までの子どもで、事前の予約が必要です。

県は2つの医療機関には救急救命や小児の基礎疾患などに対応できる医者がいるため、安心してワクチン接種をして欲しいとしています。

接種の開始は4月からです。

【愛知県新型コロナワクチン小児接種センター】

・愛知県医療療育総合センター中央病院(愛知・春日井市)
4月7日から接種開始
5歳~11歳までの小児(30人/日)を対象に毎週金曜日の午後3時30分から午後5時まで

・あいち小児保健医療総合センター(愛知・大府市)
4月4日から接種開始
5歳~11歳までの小児(20人/日)を対象に毎週火曜日の午後2時から午後4時30分まで
生後6カ月~4歳までの乳幼児(10人/日)を対象に毎週木曜日の午後2時から午後4時まで

[米国で増え続ける妊婦の死亡 2021年に急増]というCNNの報道

 

(※) 因果関係がわかりやすい報道タイトルですね。


米国で増え続ける妊婦の死亡 2021年の急増、コロナが影響か

CNN 2023/03/17

米国で妊娠や出産のために死亡する女性が年々増え続けている。米疾病対策センター(CDC)の統計によれば、特に2021年は妊婦の死亡が急増した。黒人女性の死亡率は、白人女性の2倍以上だった。

これについて専門家は、新型コロナウイルスが妊婦の死亡に拍車をかけ、死者の激増につながったと指摘している。

CDCが16日に発表した統計によると、米国で2021年、妊娠や出産のために死亡した女性は1205人となり、前年までに比べて急増した。18年は658人、19年は754人、20年は861人だった。

これを換算すると、21年の妊婦の死亡率は出生数10万人あたり32.9人。19年は20.1人、20年は23.8人となっている。

妊婦の死亡率には人種的に大きな偏りがあることも分かった。21年の黒人女性の死亡率は出生数10万人あたり69.9人で、白人女性の26.6人に比べると2.6倍に上った。

妊婦の死亡率は年齢が上がるほど増加している。21年の統計で、出生数10万人あたりの死亡率は25歳未満が20.4人、25~39歳が31.3人、40歳以上の場合は138.5人だった。つまり40歳以上の妊婦の死亡率は、25歳未満の妊婦の6.8倍になる。

米国の妊婦の死亡率は過去30年にわたって増え続け、コロナ禍の間も増加が続いた。

妊婦の健康問題に詳しい専門家のエリザベス・シェロット氏は、コロナ禍と妊婦の死亡率増加の関係について、「女性は新型コロナの罹患(りかん)リスクや死亡リスクが高かった。死亡リスクの上昇に加え、集中治療室(ICU)での人工呼吸器装着、妊娠高血圧腎症、血栓のリスクも上昇したことが調査によって実証されている。そうした全てが罹患リスクや死亡リスクを上昇させた」と解説している。

米国民間団体コモンウェルス・ファンドや世界保健機関(WHO)の最新統計によると、米国は先進国の中で妊婦の死亡率が最も高い。ほとんどの国で妊婦の死亡率が減少する中で、米国では横ばいまたは増加で推移している。

その理由についてコモンウェルス・ファンドは昨年、帝王切開の割合の高さ、不十分な出産前ケア、肥満や糖尿病、心疾患といった慢性疾患の割合の高さが関係している可能性があると指摘。治療の機会を逸したり、治療が遅れたりして死亡する妊婦も多いと述べていた。

ドイツの2022年12月の超過死亡率が37%と異常な上昇

 

EU 各国の超過死亡率

ec.europa.eu


2022年12月の月間の超過死亡率

eurostat 2023/02/15

Monthly Excess mortality in December 2022

2022 年 12 月の EU の超過死亡率は、前月と比べて大幅に上昇し、19.0% になりました。

2022 年 12 月の超過死亡率は、EU 全体で引き続き変動しました。

ブルガリアとルーマニアでは、超過死亡はほとんどまたはまったく記録されていません。最も影響を受けた EU 加盟国であるドイツは、37.3% の超過死亡率を記録しました。

ロシアのコロナワクチン「スプートニクV」を開発した科学者が殺害される

 


COVIDワクチンの作成者が彼のアパートで首を絞められて死亡したことが判明

Newsweek 2023/03/03

COVID Vaccine Creator Found Strangled to Death in His Apartment: Report

ロシアの地元メディアの報道によると、同国のCOVIDワクチンの開発に貢献したロシアのウイルス学者が、モスクワのアパートで侵入者と口論した後、死亡しているのが発見された。

マレヤ国立研究センターでスプートニク V ワクチンを開発した 18人の科学者の 1人であるアンドレイ・ボチコフ氏は、3月2日にロゴバ通りの自宅で首を絞められているのが発見されていることが特定されたと報告された。

ロシアの調査委員会 (ICR) は、29歳の男性がこの科学者をベルトで絞め殺した後、現場から逃走したと考えて、殺人事件の捜査を開始した。

公式の説明では強盗がうまくいかなかったと指摘されているが、この47歳の死は、科学者やビジネスマンを含むロシアのエリートの一連のメンバーが過去1年間に謎の状況で死亡しているのが発見された後に起きている。

ICR のモスクワ支部は声明の中で、ボチコフ氏の名前は明らかにしなかったが、捜査官は「可能な限り最短の時間で」加害者を特定し、発見したと述べた。

「尋問中に彼は罪を認め、起訴された」と付け加えた。

まだ捜査は進行中だと述べている。

インドネシアで国産コロナワクチンによるブースターを承認 (ハラール認定ワクチン)

 

(※)この Indovac というコロナワクチンの内容を見ましたら、以下のようにありました。抗体依存性増強 (ADE)を起こさないタイプのワクチンのようです。

> このワクチンは、 SARS‑CoV‑2 スパイクタンパク質の活性な酵母ベースの受容体結合ドメイン (RBD)で構成されている。  Indovac

この RBD ということに関しては、やや面倒な概念ですが、以下の記事などをご参照下されば幸いです。

[記事] 幻のワクチン : ADE (抗体依存性増強)を誘発しないコロナウイルスワクチンが現行のファイザー社ワクチン以前に存在したことを明らかに示す厚生労働省の特例承認報告書
In Deep 2021年7月7日

[記事] 中国ワクチンは、スパイクタンパク質の中和抗体部位の標的に特化した「ADE(抗体依存性増強)を引き起こさないもの」であることを今にして知る…。積み重なる「やられた感」…
In Deep 2021年7月22日


[インドネシア] 国産ワクチン、2回目ブースターで使用許可

NNA 2023/03/09

インドネシア保健省は7日、国営製薬持ち株会社ビオ・ファルマが開発した新型コロナウイルスワクチン「インドネシア・ワクチン(Indovac)」を、2回目のブースター接種(追加接種)に使用できるワクチンに追加したと発表した。

保健省によると、1月24日以降、全国で18歳以上を対象に2回目のブースター接種プログラムを開始。2回目のブースター接種でIndovacが受けられるのは、1回目のブースター接種で英アストラゼネカ製ワクチンもしくは中国・科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製を接種した18歳以上の人。

接種条件として、1回目のブースター接種から6カ月が経過している必要がある。Indovacの接種は、これまでは60歳以上の人だけに認めていた。

[9価HPVワクチン接種、14歳以下は2回 4月から定期接種へ]という日本の報道

 

(※) 9価ワクチンは以下にあるような地獄の成分となっております。それにしても「定期接種」って何だよ。

[記事] アルミニウムとポリソルベート80の饗宴。作用と影響
In Deep 2023年3月6日


9価HPVワクチン接種、14歳以下は2回 4月から定期接種へ

朝日新聞デジタル 2023/03/07

子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンについて、厚生労働省の専門家分科会は7日、4月から公費での定期接種の対象となる「9価ワクチン」で、14歳以下の接種回数を2回とすることを決めた。

現在は自費で3回接種している。注射による身体的な負担の軽減が期待される。

定期接種の対象は、小学6年~高校1年相当の女子。9価ワクチンは2020年に3回接種で薬事承認されたが、海外では14歳以下は2回接種が一般的だ。

厚労省の別の部会で2月、臨床試験で効果が確認されたとして、9~14歳は2回接種を可能とすることが了承されていた。4月以降の定期接種では14歳以下は6カ月あけて2回、15歳以上は6カ月かけて3回、それぞれ接種する。

日本で承認されているHPVワクチンは、何種類のHPVの型を防げるかで2価、4価、9価の3種類がある。9価は2価や4価に比べ、子宮頸がんの罹患率や死亡率を減少させる効果が期待されている。

[コロナ2価ワクチン、高齢者は2カ月で効果低下]というブルームバーグ報道

 

(※) なので、ブースターを続けましょう、というような記事でした。


アサリ不漁 浜名湖潮干狩り中止 5年連続、漁協方針

あなたの静岡新聞 2023/03/07

新型コロナウイルスのオミクロン変異株に対応する2価ワクチンのブースター(追加免疫)が高齢者を死亡や入院から守る効果は、接種後2カ月で低下し始めたことが、査読前の研究論文で分かった。

研究結果はモデルナやファイザーの最新ブースターの効果に関する過去の報告が土台となっている。

これまでの報告では、このブースターが高齢者の重症化リスクを大幅に低減させたことを示す一方、効果がどのくらい長く続くかの評価はなかった。

新たな研究はフィンランドの患者登録データを分析。論文は査読を受けておらず、medRxivのウェブサイトに査読前として掲載された。

執筆者は論文で「2価ワクチン接種から60日後に既に効果低下の兆しが確認されたため、追加ブースターが今後のある時点で選択肢になるかもしれない」とする一方、「追加ブースターの必要性は感染状況と経済分析も踏まえて検討されるべきだ」と論じた。

研究ではブースターを受けた成人と受けていない成人の入院と死亡を検証した。全員が最初の2回のワクチン接種は完了していた。高齢者約120万人と基礎疾患のある44万4683人が含まれた。

期間は最新ブースターが導入された2022年9月から23年1月末まで。この時期にオミクロン変異株の複数の型が流行した。

研究によると、オミクロン株対応ワクチンは基礎疾患がある65歳未満の成人が重症化するリスクも低減しなかった

ただこのグループのわずか15%しか接種を受けなかったことが研究結果に影響した可能性があるという。これに対し高齢者の52%は接種を受けていた。

米モンタナ州議会で「遺伝子型ワクチンを接種した人の献血を禁止」する法案が提出される

 

その法案 HB0645 はこちらにあります。投票では、わずかに反対派が上回り、可決はされなかったようです。


法案HB0645「特定の血液および組織の寄付を禁止する」

モンタナ州 2023年 第68議会 2023/03/02

(1) 全血、血漿、血液製剤、血液誘導体、ヒト組織、臓器、または遺伝子改変タンパク質、ナノ粒子からの高カウントのスパイクタンパク質を含む骨、または mRNA または DNA ワクチン、mRNA またはDNA 化学療法、またはその他の新しい mRNA または DNA 製薬バイオテクノロジーによって導入された他の分離株を持つ場合、その人は、血液ドナーになることはできない。

(2) そのような全血を故意に使用、受領、受領、発送、譲渡、または投与してはならない。

(4) このセクションに違反する場合、軽犯罪で有罪であり、罰金により処罰される。

今年4月から日本で接種が始まるメルク社の子宮頸がんワクチン「シルガード9」の成分 (ポリソルベート80を使用)

 

(※) 脂質ナノ粒子の「ポリソルベート80」が使われているガーダシルと同じメルク社の製品なんですが、Wikipedia を見ますと、どちらも同じ機序で、違いは、「4価」か「9価か」というだけのようです。

[参考記事] 「脳と生殖機能を破壊せよ」 : 青空の実験室と化した地球の中でポリソルベート80を調べる
In Deep 2021年3月7日

(参考)ガーダシルの妊娠の影響に関するFDAの臨床データ

UCM111287

シルガード9の成分を見ますと、ポリソルベート80が使われています。また、アルミニウムの量が、ガーダシルの約2倍となっています。


シルガード9 水性懸濁筋注シリンジ

info.pmda.go.jp

生物学的製剤基準
組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来)

規制区分
劇薬

製法の概要

本剤は、「2. 組成」の項に示す9種類のヒトパピローマウイルス(HPV)各型のL1たん白質ウイルス様粒子(VLP)を含む懸濁液である。各型のVLPは、Saccharomyces cerevisiae CANADE 3C-5(菌株1895)に各L1たん白質をコードするプラスミドを導入して確立した酵母株を培養し、発現したたん白質の自己集合により形成される。精製したVLPは、アルミニウム含有のアジュバント(アルミニウムヒドロキシホスフェイト硫酸塩)に吸着させ、アルミニウムを含有するアジュバント及び緩衝液と混合し、製剤化される。また本剤は製造工程で、ウシの乳由来成分(カザミノ酸)を用いて製した成分を使用している。

組成
本剤は、0.5mL中に下記の成分・分量を含有する。

有効成分
ヒトパピローマウイルス6型L1たん白質ウイルス様粒子
30μg
ヒトパピローマウイルス11型L1たん白質ウイルス様粒子
40μg
ヒトパピローマウイルス16型L1たん白質ウイルス様粒子
60μg
ヒトパピローマウイルス18型L1たん白質ウイルス様粒子
40μg
ヒトパピローマウイルス31型L1たん白質ウイルス様粒子
20μg
ヒトパピローマウイルス33型L1たん白質ウイルス様粒子
20μg
ヒトパピローマウイルス45型L1たん白質ウイルス様粒子
20μg
ヒトパピローマウイルス52型L1たん白質ウイルス様粒子
20μg
ヒトパピローマウイルス58型L1たん白質ウイルス様粒子
20μg

添加物
アルミニウムヒドロキシホスフェイト硫酸塩(アルミニウムとして)
500μg

塩化ナトリウム(安定剤)
9.56mg

L-ヒスチジン塩酸塩水和物(緩衝剤)
1.05mg

ポリソルベート80(安定剤)
50μg

ホウ砂(緩衝剤)
35μg

過去3ヶ月のカナダで2歳から19歳の子ども96人が突然死で亡くなっている

 

カナダの医学者であるウィリアム・マキス博士が、最近のカナダでの「子どもの突然死」についての報告を行っていました。

ウィリアム・マキス博士は、以下の記事でご紹介したことがあります。

[記事]カナダでのブースター後の医師の突然死が途方もなく増える中…
In Deep 2022年11月19日

昨年 11月からのカナダの子どもの突然死については、以下のウィリアム・マキス博士のページに、全員の名前と、顔写真つきのリストがあります。

カナダの親たちへの警告 – 2歳から19歳までのカナダの子供96人以上が、過去3か月間に突然または予期せず死亡した
Over 96 Canadian children ages 2-19 have died suddenly or unexpectedly in the past 3 months – a warning call for Canadian parents

カナダでは、さまざまな理由による子どもの死亡が増えているようで、以下のように書かれています。

「カナダの子供たちの突然死は、ここ数か月で急増しています。 2022 年 11 月以来、 健康なカナダの子供たちがインフルエンザ、レンサ球菌、心筋炎、血栓、脳卒中、スポーツ中の突然死、睡眠中の突然死 (!)で亡くなっているのです。私は最近の突然死の多さに圧倒されており、この種の報告は、これが最後になります」

突然死で亡くなった年齢の内訳は以下のようになっていました。

1歳 1人
2歳 4人
3歳 3人
4歳 1人
5歳 2人
6歳 5人
7歳 5人
9歳 2人
10歳 1人
11歳 2人
12歳 1人
13歳 3人
14歳 6人
15歳 5人
16歳 8人
17歳 9人
18歳 16人
19歳 10人

5歳以下      14件
5-11歳    21件
12-19歳 61件

[迫り来る“心不全パンデミック”の危機]というNHKクローズアップ現代の報道

 

[参考記事] 「アスリートの心臓突然死」が、月平均で以前の「1700%」に達していることが判明
In Deep 2022年6月15日


迫り来る“心不全パンデミック”の危機 その実態は

NHK 2023/03/01

新型コロナの流行で、誰もが知るところとなった「パンデミック」という言葉。

実はいま、もう1つの“パンデミック”が、私たちの命を脅かそうと迫ってきています。

それは“心不全パンデミック”。

心臓から全身に血液や酸素が送れなくなる「心不全」。これが怖いのは「不治の病」だということです。

患者数は年々増え続け、推計120万人。年間のがん患者数を上回る規模となっています。

医療者たちが、本来は感染症の拡大を表す“パンデミック”という言葉をあえて使って、心不全医療の危機を訴えるのはなぜなのか。医療現場の最前線に密着しました。

 

“心不全パンデミック”の波にさらされる病院は

冷え込みが厳しさを増していた、ことし2月。

茨城県にある土浦協同病院の救命救急センターには、毎日のように心不全の患者が運び込まれていました。多くは高齢者ですが、中には40代の“現役世代”も。

患者や家族は、その症状について「突然、胸の痛みや息苦しさに襲われた」と訴えていました。

心不全とは高血圧や糖尿病、さらには不整脈や心筋梗塞など、さまざまな疾患が心臓に負荷をかけ、全身に血液や酸素を送る“ポンプの機能”が働かなくなる状態のことをいいます。

薬や治療法の開発が進められてきましたが、それでも心不全になると完治は望めないのが現状です。

こちらの病院では、心不全で入院する年間の患者数が5年ほど前までは300人台で推移していましたが、その後大幅に増え、500人近くに達する年も出ているということです。

心不全の患者を受け入れる病棟のベッドは常にほぼ満床の状態。

1日に何度も綱渡りのベッド調整が行われ、最も回復傾向にある患者にお願いして、別の診療科の病棟に移ってもらっています。1床を捻出するのに四苦八苦している毎日です。

循環器内科の角田恒和医師は、この現状に危機感を募らせています。

角田恒和医師

「ベッドが満床だと、救急車で運ばれてくる緊急処置が必要な救急患者さんの受け入れを、お断りせざるを得ないことが現実に起き始めています」

「また、心不全の一歩手前の状態にある患者さんで、事前に検査や手術の予定を組んで入院してくる方も多くいますが、ベッドが空かないのですぐに入院してもらえず、2か月近く待機をお願いするケースもあり、その間に病状が悪化し、救急車で運ばれてきてしまう方もいる状況です。なんとかできなかったかと悲しくなりますし、この悪循環にはかなりの危機感を持っています」

 

なぜ満床続く?心不全患者が滞留する理由

満床が続く背景には、患者数の増加に加えて、心不全という病の特性が大きく関係しています。

それは「入院の長期化」と「繰り返される再発」です。

入院中は、服薬の調整など時間をかけた専門的な治療が必要になりますが、心機能が低下した患者は急速に体力も落ちてしまい、その回復にも時間がかかります。

70代の男性が、心臓の状態を判定する検査を受けてみると…。

理学療法士「同年代の人に比べると、体力は62%しかないですね」

患者「えー!それしか無いんですか?自信なくなるな…」

医師「入院中ベッドで_寝ている時間も長かったので、体力が落ちてしまったんだと思いますよ」

この病院におけるすべての患者の平均入院日数はおよそ10日ですが、心不全患者の中には2か月を超えても退院できない患者もいるということです。

そして、心不全はひとたび症状が落ち着いても「改善」と「悪化」を繰り返し、だんだん体の機能が落ちていきます。その途中、急激に悪化することを「急性増悪」といい、そのたびごとに「再入院」となる人も多いのが実情です。この病院では、3人に1人が退院から2年以内に再入院している現実があります。

心不全の患者が入院している病棟を訪ねると、私たちの取材に応えてくれた人がいました。羽賀實さん(仮名・64)。鼻には酸素のチューブがつながれていました。

羽賀さんが心不全と診断されたのは2011年。東日本大震災が発生する直前でした。長年10トントラックの運転手をしていましたが、心不全になってから生活は一変。

急に呼吸ができない発作のような状態に襲われては救急搬送され、再入院に。

その数は23回にものぼっています。年を重ねるごとに頻度も多くなっていて、去年1年間だけで7回も入院を繰り返しました。

羽賀 實さん

「最初はちょっと入院して、薬を飲んで先生の言うことを聞いていれば落ち着くのかなと思っていましたが、病状が進むにつれて想像していたのとは全然違う病気だと気づきました。とにかく動けなくなっていくんです。何度も再入院を繰り返すのはきついです」

羽賀さんは病院のベッドで、大好きなラーメンの雑誌をながめるのが唯一の楽しみだといいます。いま人気を集めているラーメン店のページをめくりながら、小さな声でつぶやきました。

羽賀 實さん

「以前はよく妻と一緒に、おいしいお店を見つけにあちこち行っていたんです。でも塩分をとりすぎると心臓に負担がかかって、あっという間に呼吸が苦しくなってしまうので、もうラーメンは食べに行けないなと。こうして雑誌を見ることだけがいまの楽しみですね」

心不全患者の再入院をどう防げばよいのか、病院のスタッフたちも頭を悩ませています。

80代の男性は、入院中に体の機能が急速に落ち、高齢の妻と暮らしていた自宅には戻ることができなくなりました。その後、特別養護老人ホームへの入所が決まり、病院から施設へ患者の情報を引き継ぐリモート面談が行われることに。

そこからは、病状の悪化を防ぐためのケアを行き届かせる難しさが見えてきました。

病院スタッフ「施設では、どれぐらいの頻度で体重を測っていただけますか?」

施設の看護師「1か月に1回ぐらいですかね」

病院スタッフ「もっと頻繁に測っていただくことは難しいでしょうか?できれば、毎日測るのが良いのですが…」

施設の看護師「ごめんなさい、それってどんな意味がありますか?」

病院スタッフ「体重の増加は、心不全の悪化をキャッチできる指標になるので…」

施設の看護師「うーん…ごめんなさい。どんなに頑張っても2週間に1度が限界ですね」

リモート面談を終えて、病院のスタッフは葛藤する思いを明かしてくれました。

 

病棟の看護師

「私たちとしてはできる範囲でお願いするしかないですが、やはり退院してから再び体調を悪化させて、すぐにまた戻ってきてしまう患者さんが多いのが現実です。受け入れる側にもいろんな事情があって対応できること・できないことがあると思うので、しかたがない面もあるのですが…。再入院を防ぐって永遠の課題で…本当に難しいです」

 

ひっ迫軽減できないか… 立ちはだかる地域連携の壁

患者の急増に加え、長期に及ぶ入院、そして繰り返される再入院。重い現実がのしかかる中、病院の社会福祉士たちは転院先を見つけるため、1日中電話をかけ続けます。

土浦協同病院は24時間体制の救命救急と高度先進医療を提供する「急性期病院」ですが、地域には、その後の患者の治療・ケアにあたる「慢性期病院」や「回復期病院」など、中規模から小規模の病院もあります。

しかし、現実はなかなかうまくいきません。

慢性期病院や回復期病院には循環器の専門医がいないことが多く、細やかな体調管理が必要で、再発を繰り返すリスクの高い心不全の患者の受け入れには不安を持たれてしまうといいます。

社会福祉士 太田理恵さん

「病棟のひっ迫状況をひしひしと感じているので『転院先を見つけられなかったらどうしよう…』と重い気持ちになることもあります。わらにもすがる思いで電話をかけている毎日です」

 

急性期の治療を終えたあとも回復ケア担う

この病院では現在、急性期の治療を終えたあとの患者のさまざまなケアまで担っています。

大きな役割を果たしているのが、心機能と体力の回復を図る「心臓リハビリ」。

患者の胸とモニターを機器でつなぎ、心電図を常に確認しながら有酸素運動を行い、効果的な運動量を見極めていきます。

入院中は毎日、理学療法士と一緒にリハビリに取り組める環境がありますが、退院したあとも外来でリハビリに通い続ける患者は、すべての入院患者の1割にも満たないといいます。この現実もまた、再入院をまねく要因になっていると理学療法士は苦悩しています。

理学療法士 山本学さん

「限られた入院期間中に、心機能や体力が回復しきることはまず無くて、むしろ退院してからが本当に意味でのスタートといえます。しかし高齢の患者さんの場合だと、外来でリハビリに通うための交通手段が確保できなかったり、ご家族のサポートを得られなかったりすると、通えないということになります」

「また比較的若い患者さんだと、すっかり体の調子が良くなったと思い込んで、リハビリに通わなくても大丈夫だと過信してしまう。知らず知らずのうちに、再び心臓に負担がかかっていることも少なくないんです。そこがじくじたる思いですね」

また心不全患者にとっては、抜本的な食生活の見直しも欠かせません。

病院では管理栄養士を配置し、患者ひとりひとりに対して「栄養指導」も行っています。特に注意を促すのは「塩分の取り過ぎ」について。

栄養指導を受けていたのは、心不全の診断を受けた57歳のトラック運転手の男性。

管理栄養士は「塩分を取り過ぎると血圧があがり、血管に負担がかかることで心疾患などが引き起こされる」と説明。

(※ 参考記事) 「塩」の重要性を調べている中で巡り会った「遺伝子系調味料」 (In Deep 2023/02/28)

> 減塩が心臓病、脳卒中、または死亡のリスクを下げるのに役立ったのは約 11% だけだった

 

そして塩分をなるべく避けるために、すぐに心がけられる方法を紹介していました。

・ラーメンなどの汁はすべて飲み干さない。

・調味料の使い方に気をつける。「かける」のではなく「つける」。塩味以外に、辛みや酸味も利用する。

・野菜や果物に含まれるカリウムは塩分を体の外に排出してくれるので、継続して食べる。

男性患者は「仕事が不規則で、休憩できる夜中や朝方に食事をとることもしょっちゅうでした。ふだん味が濃いものばかり食べていた気がします。ああ、こういう食べ方が大事なんだなとわかったので、これから実践していきたい」と話していました。

 

急性期病院だけで“心不全パンデミック”に立ち向かうのは「不可能」

心不全患者の治療に力を注ぎ、ひとりでも多くの患者を救いたいと話す角田医師。

しかし、これから先も患者が増え続けていったとき、急性期病院だけで心不全パンデミックに立ち向かうのは不可能だと焦りを募らせています。

角田恒和医師

「急性期の治療を終えたあとの慢性期・回復期まで、急性期病院が担っていかなくてはいけないとすると、患者さんへのケアは確実に追いつかなくなります。ベッドがいっぱいになると、急性心筋梗塞などの1分1秒を争う患者さんを受け入れられなくなり、救える命が救えない事態となります」

「高度な先進医療を提供したいのに、それができないということも起きかねません。地域の医療機関や介護施設などが連携して心不全の患者さんを受け入れ、支えていく仕組みをすぐにでも作らなければ、心不全の急性期治療は破綻してしまうと思います」

 

【取材後記】

土浦協同病院への密着取材が許された8日間。救命救急センターに運び込まれた急性心不全の患者が心肺停止に陥ったときには、一気に現場の空気が緊迫感に包まれました。大勢の医師が総出で処置にあたり、患者は一命をとりとめました。

病床がすべて埋まるということは、こうした患者の受け入れができなくなるということなんだ…。そう思うと「心不全の医療破綻」は、まさに目前まで迫っているのかもしれないと怖くなりました。

患者の増加は今後10年以上続き、ピークを迎える2035年には130万人に達するとみられています。“心不全パンデミック”の脅威は増していくばかりです。専門医が複数在籍し治療設備も整っている急性期病院ですが、いまのように患者の回復期までのケアを担う体制は果たして持ちこたえられるのか。私の目の前で救われた“あの命”のように、どんなときでも患者が守られるためにいま何が必要なのか。早晩訪れる“未来”を変えるための行動が、いまこそ求められていると強く感じました。

(クローズアップ現代取材班 藤島温実)

偶然見た滋賀県広域ワクチン接種の公告は、モデルナばかり (ノババックスがちょっと)

 

滋賀県広域ワクチン接種の公告より

pref.shiga.lg.jp

 

(※) ノババックスは以下のような報道もありました。

(報道) コロナワクチン製造のノババックス株急落、継続企業前提に重要な疑義 (ブルームバーグ 2023/03/01)

フランスで、11〜14歳への子宮頸がんワクチンの集団接種が始まる。女子も男子も

 

[参考記事] 「脳と生殖機能を破壊せよ」 : 青空の実験室と化した地球の中でポリソルベート80を調べる
In Deep 2021年3月7日


仏、HPVワクチン集団接種へ 中学で性別問わず

共同 2023/03/01

フランスのマクロン大統領は2月28日、子宮頸がんなどを予防するヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種率を上げるため、今年秋の新学期から全国の中学校で性別を問わず集団接種の機会を設けると発表した。

集団接種は中学校の2年目(日本の中学1年に相当)の生徒が対象。義務化はせず、接種に保護者の同意が必要となる。

マクロン氏はこの日、南西部ジャルナックの中学校を訪れ、生徒らと対話した。ワクチン接種により「多くのがんが避けられる」と訴え、将来的には義務化も検討対象になり得るとの見方を示した。

フランスでは男女問わず11~14歳に接種を勧奨している。地元メディアによると2021年末時点で15歳女子の45・8%が1回接種。15歳男子は6%にとどまっている。

HPVは主に性交渉を通じて感染し、子宮頸がんのほか中咽頭や肛門などのがんの原因になり得る。

[5〜11歳用のオミクロン株「BA.5」対応のワクチンの使用了承]という報道

 

というか、当局のページを見ますと、生後6ヵ月からのコロナワクチン接種の承認が記載されています。リルじゃないほう(武漢型のみ対応)です。

今度、5-11歳にトリス・スクロール製剤の「リル」が承認されたということのようです。これは、mRNAの安定性が上がっています。

(参考記事)トリス-スクロースの新しいコミナティの時代に
In Deep 2022年9月19日


5〜11歳用のオミクロン株「BA.5」対応のワクチンの使用了承 厚労省の専門部会

テレ朝news 2023/02/27

新型コロナウイルスのオミクロン株「BA.5」にも対応した5歳から11歳用のファイザー社のワクチンについて、厚生労働省の専門部会は使用することを了承しました。

27日に開かれた厚労省の専門部会は、従来株に加えてオミクロン株の「BA.4」と「BA.5」にも対応した5歳から11歳用のファイザー社製2価ワクチンについて、使用することを了承しました。

臨床試験の最終成績はまだ出ていませんが、成人で有効性が報告されていることなどから、5歳から11歳でも「有効性が期待できる」とされています。

この年代の子どもが接種できるオミクロン株対応のワクチンは初めてです。