アメリカCDCが「妊婦へのRSウイルスワクチン」接種を勧告

 


CDCアドバイザーが妊婦にファイザーRSVワクチンを推奨

Epoch Times 2023/09/22

CDC Advisers Recommend Pfizer RSV Vaccine for Pregnant Women

アメリカ疾病管理予防センター(CDC)の諮問委員会は 9月22日、妊婦に対し、妊娠後期に呼吸器合胞体ウイルス(RSV)に対するファイザー製ワクチンを接種するよう勧告した。

CDCの予防接種慣行に関する諮問委員会は、この勧告に11人が賛成票を投じ、1人が反対票を投じた。

次のステップは CDC ディレクターのマンディ・コーエン氏からの正式な承認であり、これによりこのワクチンが小児ワクチンプログラムの一部となる。

コーエン氏はワクチンについて、この秋から冬にかけて「命を守るために」使用できる「もう一つの新しいツール」と呼んだ。

一方、ファイザーの母親用 RSV ワクチンの潜在的な安全性リスクに関して、いくつかの懸念が提起されている。第3相試験では、プラセボを投与された母親と比較して、ワクチンを投与された母親では早産率がわずかに高かった。

しかし、この差は統計的に有意とはみなされなかった。



中国の科学者たちが「DNAベースのコンピュータ」ユニットの開発に成功

 

新華社通信の報道ですが、読んでもよくわかりません。論文はネイチャーに掲載されたとありまして、探してみましたら、以下にありました。

汎用 DNA コンピューティング用の DNA ベースのプログラマブル ゲート アレイ
DNA-based programmable gate arrays for general-purpose DNA computing
nature.com2023/09/13


中国の科学者たちがDNAベースのプログラマブルコンピューティングデバイスを設計

新華社 2023/09/15

Chinese scientists design DNA-based programmable computing device

中国の科学者たちが、DNA分子に基づいた新しいタイプの汎用でプログラム可能なコンピューティングユニットを開発し、DNAコンピュータの構築に向けた重要な一歩を踏み出した。

過去数十年間に使用されてきた広く知られている集積回路は、ほとんどが半導体をベースとした電子的および光子的なものだが、遺伝コードを使用した液相回路は、アルゴリズムのエンコードと実行における大規模な並列処理の大きな可能性を秘めたまったく新しいコンピューティング戦略だ。

ただし、生体分子は液体中で拡散して混合する傾向があるため、この戦略を汎用コンピューティングに適用することは困難だった。

学術誌ネイチャーに今週掲載された研究では、多層 DNA ベースのプログラマブル・ゲート・アレイ (DPGA) の統合によって 2次方程式を解くことができるシステムが実証された。

上海交通大学の研究者たちは、約 500本の DNA 鎖を持つ 30個の論理ゲートで構成される 3層のカスケード DPGA でデバイスを組み立てた。これは分子のランダムな衝突を制御する働きがある。

彼らは、少数のヌクレオチドで構成される一本鎖ポリマーを均一な送信信号として使用すると、汎用コンピューティング向けに、漏れを最小限に抑え、高い忠実度で大規模集積回路を確実に統合できることを発見した。

研究によれば、この装置はアナログデジタルコンバーターを備えており、疾患関連のマイクロ RNA を分類するために使用できるという。



ノルウェーの首都オスロで「幼稚園や小学校での肉の提供を完全に中止」

 

子どもや若い人たちの免役に重要な器官である胸腺の発達には、タンパク質が必要です。以下の過去記事の中盤にあります「食料と胸腺」という章でふれています。

(記事)大量死の時代に、アメリカのふたつの大学の「核戦争後のシミュレーション」を見直してみる
 In Deep 2022年9月27日


オスロの幼稚園が肉の提供を中止

nyadagbladet.se 2023/09/23

Förskolor i Oslo slutar servera kött

新しい行動計画によると、オスロの幼稚園では子供たちに肉を提供しなくなる。この計画には、環境と健康上の理由から、オスロでの肉の消費を半減することが含まれている。

オスロ市議会は、幼稚園やアクティビティスクール、さらにはレジャークラブからも肉を完全に撤去する計画だ。

その理由は、環境と健康を促進する目的で、市がノルウェー国民の肉消費量を半減する必要があるためだとノルウェー国営放送 NRK が報じている。

この計画を担当するオスロ市の財政市民評議会のアイナー・ウィルヘルムセン氏は、肉を少し減らすことが私たちが講じることができる最も安価で最も効果的な気候対策の1つであることを知っていると述べた。

この行動計画は、より持続可能で健康的な植物ベースの食品が市内で提供されることを意味する。ただし、子ども向けのメニューには引き続き魚は含まれる。

さらに、すべての自治体の食堂では、週に少なくとも 3日は肉を完全に使用しない日を設けなければならない。そして、温かいビーガンメニューが常になければならない。

小学校では、毎日肉を含まない食事をしなければならない。

ただし、この新しい行動計画は、介護施設には適用されない。

この新しい行動計画に関する議論を強化するために、ノルウェー保健総局が、異なる文化の子供たちがいる幼稚園でベジタリアン料理を提供することを推奨していると指摘されている。



[おにぎりの食中毒に注意]という免役崩壊社会の狂気報道

 

そんなもん、汚い環境で過ごしていても、おにぎりで食中毒なんてなかったよ。本当に、日本社会の崩壊(笑)。

手袋しておにぎり握れだと┐(´ー`)┌ 。室町時代に手袋しておにぎり作ってたかよ。

そもそも、適度な食中毒なんて、特に若い人なんかはなったほうがいいし。


「おにぎり」食中毒に注意 簡単な料理なのでつい… 油断大敵、予防のポイントは?

BS 大分放送 2023/09/22

青森県で製造された弁当を食べた人が相次いで体調不良を訴えている問題で、大分県内では3人に症状がみられることがわかりました。食中毒が疑われる中、改めて注意点を聞きました。

青森県八戸市の「吉田屋」で製造された弁当を食べ、体調不良を訴える人が全国で相次いでいます。大分県内では中津市と日田市のあわせて3人に嘔吐や下痢の症状が出ていたことがわかりました。原因は明らかになっていませんが、食中毒が疑われています。

食中毒といえば夏のイメージがありますが、秋にも注意が必要です。

(大分市保健所食品衛生担当班・小若女孝班長)「食中毒菌からすると秋でも気温が高い日があれば増えやすい時期になる」

食中毒の発生件数(全国)を月別平均でみると、ここ3年間で最も多いのは10月で110件。次いで6月が90件、7月と9月がいずれも73件などとなっています。夏場と同じ程度、細菌性の食中毒も発生しています。

(大分市保健所食品衛生担当班・小若女孝班長)「食中毒菌は、におい、味、見た目、色を変えないので、見た目や、においとかでは判断できない。それが食中毒を防ぐのが難しいという理由の一つ」

運動会や行楽シーズンの秋は弁当の出番が増えてきます。食中毒に注意が必要です。

(大分市保健所食品衛生担当班・小若女孝班長)「お弁当を作るときは手をきちんと洗うということがまず原則になる。菌が付いたとしても増やさないこと。作ったあと温度管理し、保冷剤や保冷バッグで保管することが大切です。」

また弁当の定番「おにぎり」については、作る際は同じく手洗いを入念に行い、できればラップや手袋を使ってコメに直接触れるのを避ける。調理中に顔や体にも触れないよう注意すること。

傷口からおにぎりに感染することがあります。

速やかに食べるのがベストですが、時間を置く場合は常温放置はせず、保冷剤や保冷バッグを使い、涼しい場所で保管することが大切です。

おにぎりは簡単な料理なので油断が生じてしまい、食中毒になるケースが目立つということです。

あらゆる細菌は15度以上で活発に繁殖するといわれているだけに、涼しくなってもまだまだ油断ができません。



東京のインフルエンザ報告数が昨年同時期の「312倍」に 

 


インフルエンザ報告数 昨年同時期の約312倍 東京都にインフルエンザ流行注意報

tenki.jp 2023/09/22

インフルエンザ報告数

厚生労働省がきょう22日に発表した「インフルエンザの発生状況」によりますと、37週(令和5年9月11日~9月17日)のインフルエンザの指定医療機関の報告数は「34,665」でした。

36週(令和5年9月4日~9月10日)の「22,111」に比べて、増加傾向にあります。また、昨年同時期の総数は「111」でしたので、今年は昨年の約312倍となっています。

東京都は、きのう21日、インフルエンザの流行注意報を出しました。9月に注意報が出されるのは、統計を取り始めた1999年以降、2回目で、最も早いとのことです。これまでで最も早かったのは2009年38週(9月14日~20日)でした。

インフルエンザと言えば、寒い時期をイメージしますが、今年はこの時期から注意が必要です。



[台湾周辺で中国に「異常」な動き、水陸両用部隊も演習]というロイターの報道

 

(参考記事)台湾周辺の中国人民解放軍の軍用機の数がまたも過去最大となる103機に
BDW 2023年9月18日


台湾周辺で中国に「異常」な動き、水陸両用部隊も演習=国防部

ロイター 2023/09/22

台湾の邱国正・国防部長(国防相)は22日、台湾周辺でこのところ中国による「異常」な動きが見られると指摘、対岸の中国・福建省での訓練に加え、水陸両用部隊の演習が行われているとの認識を示した。

国防部は18日、台湾周辺に非常に多くの中国軍機が飛来していると表明している。 もっと見る

同相は立法院(議会)で記者団に「初期の分析では、陸海空・水陸両用部隊の9月の共同訓練が行われている」とし「最近の敵情はかなり異常だ」と述べた。

国防部は前日、福建省・大テイ湾付近の中国の活動を注視しているとの異例の声明を発表。台湾の安全保障関係者によると、この地域では中国が上陸訓練を行っている。

同相は、市民に現状を知らせるという国防部の原則に基づき、大テイ湾に関する情報を公表したと説明している。

台湾のシンクタンク、国家政策研究基金会の軍事専門家によると、中国は一昨年と昨年の9月に大テイ湾で上陸訓練を実施している。

米国防総省当局者は19日、米議会下院の軍事委員会で、中国による台湾封鎖は失敗する可能性が高く、台湾に対する直接的な軍事侵攻を中国が成功させるのは極めて難しいとの見方を示した。