ポルトガルの学校で12歳の少年が児童6人を刺して負傷させる

少し前には、スウェーデンの小学校で、小学生が小学生に銃で撃たれるという出来事がありました。





ポルトガルの学校で12歳の少年が児童6人を刺して負傷させる

Epoch Times 2024/09/17

12-Year-Old Boy Stabs and Injures Six Children at a School in Portugal

9月17日、ポルトガルで、12歳の少年が学校内で 6人の児童を刺して負傷させるという同国では珍しい暴力事件が発生し、ポルトガル国民は衝撃を受けた。

ポルトガル国家警察は、リスボン近郊のアザンブジャの学校で起きた襲撃事件の被害者は 11歳から 14歳だったと発表した。

アザンブジャのシルヴィーノ・ルシオ市長は、少年 1人が胸に重傷を負ったが、命に別状はないと述べた。少年はリスボンの病院に搬送された。

市長は、少女 5人が腕に軽傷を負ったと述べた。

警察によれば、犯人の少年は拘留されている。犯行の動機については今のところ明らかにされていない。

ポルトガルのルイス・モンテネグロ首相は X に投稿したメッセージで、この攻撃を非難し、負傷した子どもたちの早期回復を願った。首相はこれを「孤立した攻撃」と呼び、ポルトガルでは非常に珍しいことだと述べた。

「これはポルトガル社会では孤立した行為であり、奇妙な出来事だったが、公共の場で働くすべての人が責任感を持って反省すべきことだ」とモンテネグロ首相は X に書いた。




ポーランドで豪雨によりダムが決壊、該当地域の4万人以上に避難命令





ポーランドのトポラダムが決壊、ニサ町長が4万人以上に避難命令

watchers.news 2024/09/17

Topola dam collapses in Poland, Nysa town mayor issues evacuation orders for over 40 000 people

ポーランドのニサ郡パチュクフにあるトポラダムが 2024年9月16日月曜日に決壊し、大量の水が近くのコジレノ村に流れ込んだ。同日、ニサ市の堤防も決壊し、市長は 44,000人近くに対して避難命令を出した。

ニサ県パチュクフ市のトポラダムが月曜日に決壊し、近くのコジエルノ村に水が流れ込んだ。インターネット上で公開されている決壊の様子をとらえた画像には、破口から大量の水が流れ出ている様子が映っている。地元当局によると、近くの町や村の多くで避難が必要になるという。

トポラダムの下流では、9月15日日曜日にニサ市近くの堤防が決壊し、洪水が市内に流れ込み始めたため、市長は約44,000人に対して避難命令を発令した。

洪水により家屋が破壊されるなど甚大な被害が発生し、この都市では過去20年間で最悪の洪水となった。

町の住人であるシーマンさんは被害について「市にとって損失は想像を絶するものだ」と語り、さらに洪水でいくつかの橋が破壊され、道路のアスファルトが剥がれ落ち、町には修復する資金がないと指摘した。

シーマンさんの父親は、生涯で「世紀の洪水」と呼ばれた1997年の洪水を含めて3回の洪水を経験したが、今回の洪水がこれまでで最悪だと語った。

現在、地元当局はニサの堤防の修復に取り組んでいる。

ポーランドは、特に南西部で深刻な洪水に見舞われている。ドナルド・トゥスク首相は、ポーランドとチェコの国境に近いクウォツコ地域で溺死による最初の死者が出たことを確認した。

この地域では約 1,600人が避難しており、救助活動が続いている。地元メディアの報道によると、死者数は 5人となっている。




やや信じがたい「赤とオレンジが同居している」オーロラ

米ミシガン州ハンコックというところで撮影されたものらしいですが…にわかには信じがたい感じはあります。

9月17日 ミシガン州ハンコックで撮影されたオーロラのようなもの

Isaac

オレンジ色のオーロラというのが非常に観測されにくいということについては、「通常では考えられないオレンジ色のオーロラが観測される」という記事にスペースウェザーの見解を載せていますが、今回のはそれを上回る色彩です。そして、赤いオーロラも十分に珍しいものなのです。

高度によるオーロラの色の分布

indeep.jp

この日の地磁気嵐は、確かに G4 (上から 2番目)の強いものではありましたけれど。




爆発したヒズボラの通信デバイスについて

レバノンで起きた事案のニュースそのものは、以下のようなものです。

ヒズボラの通信機器相次ぎ爆発、9人死亡・2700人超負傷 イスラエルに報復示唆 (ロイター 2024/09/08)

これについて、ニューヨークタイムズを引用したという次の投稿がありました。

追記:その後、ロイターの記事で、以下の記述を確認しました。


ニューヨークタイムズ紙に話を聞いた、この件について説明を受けた当局者によると、今日レバノンで爆発し、数千人のヒズボラメンバーが死亡または重傷を負った数千台の暗号化ポケベルは、台湾に拠点を置くポケベル会社、ゴールドアポロ社によってレバノンに輸入された。

ポケベルはレバノンに到着する前にイスラエルの工作員によって爆発物が仕掛けられ、約 1~ 2オンスの爆発物が遠隔起爆用のトリガーの横に、機器のバッテリーの隣に置かれた。

本日午後3時30分、ポケベルはヒズボラの上級指導部から発信されたと思われるメッセージを受信し、装置内の爆発物が起動した。ポケベルは爆発する前に数回「ビープ音」を鳴らすようにプログラムされていた。

OSINTdefender




日本の「月に1冊も読書しない」人の割合が6割超であることが調査で判明

同じ調査がアメリカでもなされていて、「2023年にアメリカ人の46%が本を読まなかった」という統計サイトの記事が出ています。日本は 6割ですから、かなり高いですね。





「月に1冊も読書しない」が6割超 進む読書離れ 国語世論調査

毎日新聞 2024/09/17

月に1冊も本を読まない人が6割超に上ることが、文化庁が17日に公表した2023年度の「国語に関する世論調査」で判明した。

同じ調査項目が設けられた08年度以降では最も多く、初めて5割を超えた。スマートフォンやネット交流サービス(SNS)の普及が原因とみられ、文化庁の担当者は「読書離れを顕著に示しており、国語力の養成に影響が出かねない」と危機感を示している。

調査は24年3月、全国の16歳以上の個人6000人を抽出して郵送で実施。59・3%にあたる3559人から有効回答を得た。

1カ月に読む本の冊数を尋ねる質問は08年度以降、5年ごとに実施。23年度調査で漫画・雑誌を除く書籍(電子書籍含む)を「1冊も読まない」と回答したのは62・6%で、18年度の前回(47・3%)から15・3ポイント増えた。過去3回の調査はいずれも46~47%台で、急速に増えた。

「1冊以上読む」は36・9%で、前回(52・6%)より15・7ポイント減少。冊数の内訳は「1、2冊」が27・6%、「3、4冊」が6・0%と続いた。

性別でみると「0冊」に男女の差はほとんどなかった。年代別の分析ではいずれの年代でも男女問わず「0冊」が最多だったが、年代や地域によらず本を読まない人の割合はまんべんなく高かった。