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米軍がイランの貨物船を「砲撃」して拿捕。明確な停戦違反

これはトランプ大統領の「機関室に穴を開けることで、彼らの航行を完全に阻止した」という表現がそのまま使われていますが、以下のようなことだったようです。

・イラン国旗の貨物船「トゥスカ号」に対して米海軍のミサイル駆逐艦 USS スプルーアンスが警告を発した。イラン船乗組員は警告を無視し、機関室からの避難命令にも従わなかった。

・米軍は駆逐艦の MK 45 艦砲(5インチ砲)から数発をイラン船の機関室に向けて発射。

・機関室に穴が開き、船の推進力を失わせて停止させた。その後、海兵隊 がヘリコプターなどで船に乗り込み、拿捕・接収した。

明らかな停戦違反であり、これで事実上、停戦は終わりのようです。




トランプ大統領は、米国がホルムズ近海での封鎖を突破しようとしていたイラン船を拿捕したと述べた

aljazeera.com 2026/04/19

Trump says US seized Iranian ship trying to get past blockade near Hormuz

イランは貨物船トゥスカ号への攻撃を受け、報復を誓い、米国が停戦協定に違反したと非難した。

ドナルド・トランプ米大統領は、ホルムズ海峡付近で米国の海上封鎖を突破しようとしたイラン船籍の貨物船を米軍が拿捕したと発表した。

トランプ氏は日曜日 (4月19日)のソーシャルメディアへの投稿で、トゥスカと名付けられたこの船はオマーン湾で米海軍のミサイル駆逐艦から停止するよう警告を受けたが、「乗組員は聞くことを拒否した」と述べた。

彼はさらに、米海軍が「機関室に穴を開けることで、彼らの航行を完全に阻止した」こと、そして米海兵隊が船舶を拘束し、「船内の物資を調べている」ことを付け加えた。

米中央軍は、トゥスカ号がイランのバンダルアッバス港に向かっており、6時間以上にわたって機関室からの避難を促す米国の度重なる警告を無視したと述べた。

これに対して、イランの最高統合軍司令部は、今月初めに合意した停戦協定に違反し、米軍は中国からイランに向かっていたイランの商船を砲撃したと発表した。

「イラン・イスラム共和国の軍隊は、米軍によるこの武装海賊行為に対し、間もなく対応し報復するだろう」と、ハタム・アル・アンビヤの報道官は述べた。

イラン当局は日曜日の早い時間帯に、4月13日から実施されている米国の海上封鎖が続く限り、船舶はホルムズ海峡を通過しないと述べた。イラン議会のモハマド・バゲル・ガリバフ議長は「我々が通過できないのに、他国が通過することは不可能だ」と語った。

今回のトランプ大統領の発言は、イランに対する米イスラエル戦争の終結を目指し、イランとの協議を行うため、米国の交渉担当者が月曜日にパキスタンの首都イスラマバードを訪問すると述べた数時間後のことだった。

これにより、水曜日に期限切れとなる脆弱な停戦の延長への期待が高まった。しかし、イラン国営メディアは、テヘランが第2回協議に同意しなかったと報じた。




「アドブルー」というものが品薄で、このままでは4月末から5月に救急車やゴミ収集車が止まってしまうらしい

私は車のことはよく知らないのですが、アドブルー(AdBlue)とは以下のようなものだそうです。

> アドブルーは、クリーンディーゼル車の排出ガスを浄化する「尿素SCRシステム」に使用する高品位尿素水です。窒素酸化物(NOx)を窒素と水に分解し、無害化します。1,000km走行で約1L消費し、不足するとエンジンが再始動不可になるため、警告灯点灯前や定期的な補充が必須です。jms-car.com

要するに、これがないとエンジンの再始動ができなくなるようです。トラックなどが動かなくなる。バスや救急車やゴミ収集車も同じのようです。

X に以下のように投稿されていました。他にも、いろいろと議論されています。


@DrKarte

アドブルー、静かに詰み始めている。

2026年4月現在、
AdBlueの小口容器が全国で「在庫なし」「出荷制限」

モノタロウも楽天もホムセンも品薄。
卸値は平時比5〜7割高。実売はBIB 10Lで1万円プレミア。

→「ただの尿素水やろ?」
←軽油が満タンでも、これが切れたら2010年以降の大型ディーゼルは再始動できない。

なぜ今詰まっているか。

1. 日本の尿素輸入:マレーシアが7割超、中国はほぼ消滅。国産自給率は約5割。

→「自給5割なら余裕やん」
←その5割は肥料・工業用途で既にフル稼働、Adblueに回す余剰はない。

2. 中国:2026年1-2月の尿素輸出は前年比-68.2%、3月は配額未発出で事実上の停止。

3. カタール:3月中旬、ラスラファン事案でForce Majeure宣言、尿素・アンモニアの出荷停滞。

4. 国際価格:月次+42〜50%

→「備蓄あるやろ?」
←AdBlueの法定備蓄は0日。石油備蓄法の対象外。

国内工業用尿素+AdBlue在庫は1.5〜2ヶ月分(約8〜10万トン)、4月末〜5月に枯渇フェーズ入り。

止まるのはトラックだけじゃない。

・大型トラック27万台(幹線物流)
・救急車6,579台(年間700万件出動)
・ゴミ収集車4〜5万台(1週間で都市衛生崩壊)
・路線バス、消防ポンプ、建機、農機、港湾クレーン、空港GSE

ほぼ全部がディーゼル+尿素SCR。
AdBlueが切れれば物理的に動かない。

→「政府が何とかするやろ」
←2021年の中国の輸出規制による尿素ショック時、経産省は12月24日にプレスリリースを出した。日経も即日記事化。

2026年4月19日まで、経産省・石化協・自工会・トラ協・三井化学IR・日産化学IR、全て沈黙。
日経も朝日も読売も、AdBlueに一行も触れていない。

物が消えている。
値段が跳ねている。
誰も書かない。これが不気味。

Adblueに政府もメディアも何も言わない。
情報真空の局面。




「トランプ氏はダイエットコーラが体内のガン細胞を殺すと信じている」という医師の証言




トランプ氏はダイエットコーラが体内のガン細胞を殺すと密かに信じている

futurism.com 2026/04/18

Trump Secretly Believes That Diet Coke Kills Cancer Cells Inside the Body

ドナルド・トランプ大統領は、清涼飲料水に関して、彼自身の奇抜な基準からしてもかなり異端な考えを持っている。

大統領はダイエットソーダなどの炭酸飲料が体内のガン細胞を死滅させると信じており、常にそれをがぶ飲みしている。

炭酸飲料への執着は非常に強く、ホワイトハウスの自分の机に、いつでも好きな時にダイエットコカ・コーラを持ってきてくれる側近を呼び出すための特別なボタンを設置させたほどだ。

テレビで著名な医師であり、現在はメディケア・メディケイドサービスセンターの長官を務めるメフメト・オズ氏によれば、トランプ氏の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏が司会を務めるポッドキャストで、この驚くべき情報が明らかになった。

「…それからダイエットソーダの話になりますが、あなたのお父さんはダイエットソーダは草にかけると草を枯らすから体に良い、だから体内のガン細胞も殺すはずだと主張しています」とオズ氏はトランプ・ジュニアに語った。

オズ氏はかつてエアフォースワンに搭乗した際、大統領がオレンジ味のソフトドリンクを飲んでいるのを見て愕然としたことを思い出した。

「それでトランプ氏は照れくさそうにニヤニヤし始めたんです」とオズ氏はその時のことを思い出しながら言った。

「『このジュースは体にいいんだ、ガン細胞を殺してくれるんだよ』と言って、それから『絞りたてだし、体に悪いわけないじゃないか』と言ったんです」

なお、オレンジソーダは「絞りたて」ではない。さらに根本的な問題として、炭酸飲料は肥満、糖尿病、高血圧、高コレステロール、心臓病など、様々な健康問題を引き起こす可能性があるため、実際には体に良くはない。

ダイエットソーダも安全な代替品とは言えない。なぜなら、医学研究者たちは、砂糖不使用の炭酸飲料でも体重増加につながり、インスリンに対する体の反応を混乱させる可能性があるという証拠を発見しているからだ。

歴史的事実として、コカ・コーラは 19世紀に薬として誕生した。薬剤師のジョン・ペンバートンが 1863年にこの飲み物を発明し、脳の強壮剤でありアルコールの代替品として宣伝した。しかし、その後の研究によってこうした主張は完全に否定されており、炭酸飲料は衝動的な行動や記憶力の低下と関連付けられている。

しかし、トランプ氏は専門家の意見に耳を傾けることを極端に嫌うことで知られている。これは、健康や医療に関して根拠のない考えを持つ人々であふれている彼のホワイトハウスに共通する特徴だ。

結局のところ、トランプ氏がソフトドリンクを好むのは、ファストフード好きとしても有名な彼にとってはごく普通のことなのだろう。




熱波が続いていた米国で「極渦」の影響により、場所により先週と比べて気温が「20℃以上」下がる見込み

アメリカは 4月としては異様に暑い日々が続いていました。ワシントンDCでは先週、最高気温 33℃などを記録していたのですが、今週は「最高気温 11℃くらいまで下がる」のだそう。極端ですね。

こういう極端な気温の変動も農作にはあまり良くなさそう。




極渦の異常な膨張域が米国東部地域を襲う

sott.net 2026/04/17

A “bulging lobe” of polar vortex madness targets US east region


2026年4月17日から21日にかけて、中西部北部と北東部では気温が急激に低下し、夏のような暖かさから初春の肌寒さへと一変する見込み。

気象学者は、今週末から来週初めにかけて「対流圏極渦」がアメリカ本土 48州を横断し、ワシントンDCの夏のような気候を突然終わらせると警告している。

「対流圏の『極渦』の膨らんだ部分がアメリカ本土48州を通過し、寒冷前線とアメリカ東部にかなり冷たい空気をもたらすだろう」と気象学者のライアン・マウエ氏は X に書いた

彼はさらに、「 4月中旬としては前例のないほどの熱波に別れを告げることになるだろう」と付け加えた。

ブルームバーグのデータによると、ワシントンD.C.首都圏では、昨日 (4月16日)の 93°F (33℃)から月曜日(4月20日)の 52°F (11℃)へと、最高気温が 22℃も変動する見込みだ。

ワシントンD.C.の最高気温は大きく変動し、その予報も発表されている。




イランはアメリカとの停戦の協議予定がないことを確認した

何だか最近は、アメリカはもともとアレですが、イランの言うこともフラフラで。どっちも応答が混沌としていて。しっかりせえ。




イランはワシントンとの協議予定がないことを確認し、「過剰な要求」を非難した

thecradle.co 2026/04/18

Tehran confirms no talks scheduled with Washington, blasts ‘excessive demands’

英イランのこの確認は、米国による継続的な「海賊行為」を理由にホルムズ海峡を再び封鎖すると発表した後に行われた。

イランの準国営通信社タスニム通信は、関係筋の話として、イラン政府はトランプ大統領が金曜日 (4月17日)に発表したイランに対する海上封鎖の維持を含め、この姿勢に関してワシントンとの新たな交渉に応じる意思はないと報じた。

トランプ氏の発言は、イランのアッバス・アラグチ外相がソーシャルメディアを通じてホルムズ海峡が「完全に開放される」と発表した後に発せられた。

関係者らは、状況を正確に評価することが継続的な協議にとって極めて重要であり、そうでなければ「疲弊と無益な交渉」を行う理由はないと強調した。

イランの副外相は土曜日、次回の交渉の日程はまだ決まっておらず、新たな協議が米国とイスラエルが戦争を継続するための口実として利用されるべきではないと断言した。

「我々は現在、双方間の理解の枠組みを最終決定することに注力している。失敗に終わる運命にある交渉や会合、そして新たなエスカレーションの口実になりかねない会合には参加したくない」と、サイード・ハティブザデ外務副大臣はトルコ南部で開催された外交フォーラムの傍らで記者団に語った。

イランの最高国家安全保障会議は土曜日、交渉に関する声明を発表し、米国が交渉を要求し始めたのは戦争開始からわずか10日目だったと述べた。

米国は、イランの10項目からなる和平案を紛争終結に向けた交渉の枠組みとして受け入れたと発表し、その結果、戦争開始から40日目にパキスタンで両者による21時間にわたる直接交渉が行われた。

しかし、協議は「敵が新たな過剰な要求を突きつけた」ため失敗に終わり、イラン代表団は「断固たる姿勢」を取り、いかなる形でも自国の立場を譲歩しないという決定を下した。

イラン側は、「敵が過剰な要求をやめ、現場の実情に合わせて要求を修正するまで」協議を延期することを決定した。

「我々は、イラン交渉団がいかなる妥協も後退も容認もせず、イラン国民の利益と懸念を全力で擁護することを宣言する」




またもトランプ氏発言(の直前に売買して)大儲けする人たち

最近の In Deep の記事でも書きましたけれど、こんなことばかりです。以下は最新の報告のひとつです。


unusual_whales

速報:トランプ氏がホルムズ海峡が開かれたと発表するわずか20分前に、市場に巨額の取引が殺到した。

投資家たちはブレント原油先物の合計7,990ロットを売却し、石油価格が下落するという7億6,000万ドルの賭けに出た。

これらの注文は、当時の他のどんなものよりもはるかに大きかった。

トレーダーたちは巨額の利益を上げた。

異常だ。




イランのアラグチ外相の「ホルムズ海峡を完全に開放した」という発表の後も、海峡の通過はほぼゼロ

ほとんどの船が海峡入口付近で引き返しているようで、確認してみても、

・米国海軍の封鎖が継続中(米中央軍発表:19隻がUターン、突破ゼロ)。

・イラン側が「許可制+指定航路」にしているため、船会社がリスクを避けている。

・結果として交通量は最低レベルで、声明前の「封鎖状態」と実質的に大差ない状況。

という状況のようです。

これに関しては、ホルムズ海峡の通過状況を報告している The Hormuz Letter の以下でもわかります。


The Hormuz Letter

マリントラフィック社のデータによると、数十隻の船舶がホルムズ海峡でUターンし、アラグチ氏の「完全に開放」という声明を受けて一時殺到した後、ペルシャ湾へ引き返している。

イランは本日早々に、開放は「実質的に限定される」と警告しており、通過資格のある船舶はイランが単独で決定するとしている。

アメリカもイランもどっちも適当です。違いとしては、イランは知能的にしたたかで、アメリカは多くが認知症というだけの差のようです。世界を乱しているのはどちらも同じ。