これは、日本語版ロイターの「中国、米国債の保有抑制を銀行に促す」等の報道で、本当のことだとわかりますが、これについて元米陸軍大佐のダグラス・マクレガー氏が、「中国がすべての米国債をダンプすれば、債券市場の壊滅的な崩壊が起こる」と警告していました。
このあたりについて AI に聞いてみました。
Grok の回答 (抜粋):
・中国の規制当局が銀行に対して米国債の購入を制限し、保有を減らすよう指導したという報道は本当です。
・2026年2月9日にブルームバーグやロイターなどが報じました。中国の規制当局(おそらく中国人民銀行や関連当局)が、主要銀行に対して米国債の新規購入を制限し、保有比率が高い銀行にはポジションを徐々に縮小するよう口頭で指導したと、関係者が匿名で明らかにしています。
・重要なポイント:この指導は中国の国家レベル(外貨準備)の米国債保有には適用されません。国家保有分(2025年11月時点で約6830億ドル、2008年以来の低水準)は対象外です。あくまで商業銀行などの金融機関向けです。
ダグラス・マクレガー氏の主張について
・氏の発言:中国が保有する米国債を一気に売却(ダンプ)すれば、米国経済を「破壊(tank)」できる。米国は債務が膨大で脆弱な状況にあるため、「壊滅的(catastrophic)」になると警告。
・これについては部分的に本当ですが、極端に誇張されているというのが専門家の一般的な見方です。
もし中国が大量売却したら何が起きるか?
・短期的な影響(可能性あり)
・米国債価格が下がり、利回り(金利)が急上昇 → 米国政府の借金コスト上昇、住宅ローン金利上昇、株価下落、市場の混乱。
・中国保有分は米国債全体の約3%程度なので、単独では市場全体を崩壊させるほどではないが、タイミングが悪ければ(例:関税戦争激化時)ボラティリティを増幅させる可能性はあります。
・なぜ「経済を完全に破壊」するのは難しいか?(現実的には自滅的)
・中国自身が大損:売却で米国債価格が下がれば、中国の資産価値も急落します(数百億ドルの損失)。
・人民元高:売却でドルが弱くなると人民元が強くなり、中国の輸出競争力が低下(貿易黒字縮小)。
・米国債市場の強さ:米国債市場は世界最大(28兆ドル超)で、買い手は日本、欧州、国内投資家など多岐にわたり、FRB(連邦準備制度)が介入して安定化させる手段もあります。
・過去の例:貿易戦争時や台湾問題時にも「売却脅し」はありましたが、実際に大規模ダンプは起きていません。中国も経済的相互依存を理解しているためです。
マクレガー氏の警告は、米国の債務問題の深刻さを強調するものとして理解できますが、過度にパニックになる必要はないでしょう。もし台湾問題や関税がさらにエスカレートしたら、米国債利回りやドル相場の動きを注視するのがおすすめです。