インド西部のプネー市でギランバレー症候群が原因不明の急増。50人以上が集中治療室に

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プネー市でのギランバレー症候群の流行が拡大する中、公立病院はICUベッド不足が懸念されると語る

Times of India 2025/02/15

As Pune GBS outbreak grows, government hospitals say ICU bed shortages now a concern

プネー市の公立病院では現在、ギランバレー症候群 (GBS)の重症患者数十名を治療しているが、GBS 治療に極めて重要な ICU ベッドの空き状況について不安が広がっている。

1月5日に患者数が急増して以来、計 205人が影響を受けている。100人以上が退院したが、50人が集中治療室にとどまり、少なくとも 20人が人工呼吸器を装着している。

数人の患者の家族は、民間の医療機関で高額な治療費を請求されたため公立病院を受診した。

免疫グロブリンの静脈内投与(IVIG)1回分は 2万ルピー(約 3万5000円)にもなる。公立病院では、州のプログラムに基づき、IVIG や血漿交換を含む GBS 治療が無償で提供されている。

当局者らによると、この財政支援は二重の効果があった。公立病院への患者流入が増加し、場合によっては、民間病棟での治療費を支払えなくなった家族が、大切な家族を急いで退院させなければならなかった。

より重篤な GBS 患者は、胸筋の衰弱により急速に呼吸不全を引き起こす可能性があるため、即時の ICU 入院が必要になる可能性がある。

支援を提供しているサスーン病院とナバレ病院の当局者はタイムズ・オブ・インディア紙に対し、民間病棟から GBS 患者の紹介を数件受けており、その多くは重篤な状態であると語った。

両病院の ICU も満床で、GBS 患者や他の重篤な病気や症状の患者で占められている。