中国の外国投資が過去最低に:外国からの直接投資は3年間で99%減少
ntdtv.com 2025/02/16
中共吸引外资再创新低 外商直接投资三年跌99%
中国経済は不況に陥っており、資本流出が加速している。
中国共産党の公式データによると、中国への外国直接投資は過去 3年間で 99%急落し、33年ぶりの低水準となった。
日経アジアレビューは、経済の減速と当局によるいわゆるスパイ活動の厳格化に対する懸念から、外国企業が同国からの投資を撤退していると報じた。
中国共産党国家外為管理局が 2月14日に発表した国際収支データによると、2024年の中国の外国直接投資(FDI)純流入額はわずか 45億ドル (約 6800億円)で、ピークだった 2021年の 3440億ドル (約 52兆円)と比べてわずか 1%程度にとどまる見通しだ。
一方、中国の国内企業は海外への資金移転を加速させ、海外投資額は年間を通じて1,730億ドルに達した。
報告書は、中国と米国が新たな貿易戦争に巻き込まれ、資本流出抑制において中国が直面する課題が悪化する中、この傾向は続くと予想されると指摘した。
中国商務省が先月発表したデータによると、2024年の中国の外資実利用額はわずか 8262.5億元で、前年比 27.1%の減少となった。これは記録的な下落だった。