イスラエルとヒズボラが全面戦争の瀬戸際にあるという報道





イスラエルとヒズボラは全面戦争の瀬戸際にあると当局が警告

foxnews.com 2024/06/17

Israel, Hezbollah on ‘brink’ of all-out war, officials warn

イスラエル当局は、テロ組織ヒズボラがイスラエル北部での攻撃を強め続けるなら、同国はヒズボラとの全面戦争の「瀬戸際」にあると警告した。

イスラエル国防軍(IDF)は 6月16日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相がバイデン大統領の側近アモス・ホッホシュタイン氏と会談する予定のわずか前日にこの警告を発した。

バイデン政権はイスラエルに対し、レバノンでの戦争を回避するよう圧力をかけているが、イスラエル国防軍当局者は、ハマスと比較してヒズボラの脅威は桁外れに大きいことを強調し続けている。

「ヒズボラの攻撃が強まり、事態はより広範囲にエスカレートする瀬戸際にありつつある」とイスラエル国防軍の報道官は 16日に警告した。

ガザでの戦争が続く中、イスラエルの情報筋はハマスと比較してヒズボラの脅威を強調している。ガザ地区のテロ集団は比較的資源が少なく、10月7日のイスラエルでの虐殺以来、イスラエル国防軍によってほぼ解体されている。

しかし、ヒズボラははるかに装備が充実しており、人員も豊富だ。彼らのロケット弾とドローン攻撃により、すでにイスラエル北部の 10万人以上のイスラエル人が自宅からの避難を余儀なくされている。

「ヒズボラはイランの恐怖と悪の帝国の至宝であり、圧倒的に最も強力なイランの代理組織だ。ヒズボラは国家能力を備え、今日のヨーロッパ諸国の数カ国よりも多くの火力を備えている」と、元イスラエル国防軍報道官ジョナサン・コンリカス氏はフォックスニュースに語った。

「軍事的に比較すると、ヒズボラはハマスよりはるかに強力だ」と彼は付け加えた。

ネタニヤフ首相は数ヶ月にわたってヒズボラとの戦争を警告してきたが、はっきりとした激化はまだ見られない。

イスラエルによる空爆が何度も続き、ヒズボラの最高司令官数名が殺害されて以来、ヒズボラは、イスラエルへのミサイルやロケット弾の集中砲火を続けている。