ロシアの南東部のハバロフスクで「放射能汚染」の懸念により非常事態宣言

 

記事に地図がありますが、ハバロフスクはわりと日本に近い場所にあります。


ロシアの都市が「核汚染」の懸念から非常事態を宣言

sott.net 2024/04/06

Russian city declares state of emergency over ‘nuclear contamination’ fears

核汚染のため、ロシアの都市で非常事態が宣言された。

ロシア当局は、ロシア南東部のハバロフスク特殊工場「ラドン」での、この憂慮すべき放射線の原因について説明していない。

謎の放射線源は、今日「取り外されて保護容器に入れられ」、「放射性廃棄物保管施設に運ばれた」と報告されている。

しかし、法執行機関が漏洩の原因を調査しているため、同市の工業地区では 少なくともあと 3日間は非常事態が続くことになる。

専門家が放射線源の特定に取り組んでいるため、問題の地域への立ち入りは制限されている。核防護マスクを着用した男性が暗闇の中で放射線読み取り装置を持ち、「廃棄物捨て場」の上を歩くと急速に数値レベルが上昇するのが見える。

この放射線読み取り装置は 0.45 マイクロシーベルトで警報が鳴るが、画面に表示される最高測定値は 5.99 だった

驚くべきことに、ハバロフスクでのこの潜在的に致死的な放射線漏れは、一般の人々に警告を発令する約 1週間前から知られていたと報告書は述べている

3月28日に最初の放射能の読み取りを行った人物がロシアの特別機関に通報していたが、非常事態宣言が発令されたのは今日になってからだった。

同市の民間防衛責任者のアンドレイ・コルチン氏は、「放射線レベル上昇の原因が発見され……その地域は封鎖されました」と述べた。

「作業をより迅速に遂行するために、ハバロフスクに非常事態を導入することが決定されました」

当局は生命への脅威はないと主張した。環境汚染も社会への脅威もないと述べている。

中国との国境に近いハバロフスクの人口は63万人だ。