モスクワで家屋に侵入するコウモリが急増。専門家たちが警戒を呼びかける





モスクワ、コウモリの侵略に直面:専門家が野生動物の取り扱いに警告

pravda.ru 2025/11/10

Moscow Faces Bat Invasion: Experts Warn Against Handling Wildlife

モスクワで、アパートやガレージに侵入したり、家の中で冬眠したり、車内に巣を作ったりするコウモリが急増している。取材に応じた専門家は、コウモリは狂犬病などの病気を媒介する可能性があるため、コウモリを扱おうとすることは極めて危険だと警告している。

 

コウモリが家に入る理由

冬の間、コウモリは冬眠状態に入り、通常は木の洞、屋根裏、廃墟などを好む。住宅地に入るのは、昆虫を追いかけて偶然に起こる場合が多い。動物学者で科学者のウラジミール・エフレメンコ氏によると、若いコウモリや負傷したコウモリは住宅地に入り込む可能性が高いという。

「コウモリは、触れようとすると人を傷つける可能性があります。他の動物と同様に、自己防衛のために噛みつきますが、何も挑発しなければ攻撃してくることはありません」と彼は述べた。

 

健康リスクと安全対策

コウモリとの接触は深刻な健康リスクをもたらす。感染症専門医のマルガリータ・ナギビナ氏は次のように強調した。

「コウモリは狂犬病の媒介動物です。コウモリに噛まれると、野良犬に噛まれるのと同じくらい危険な場合があります」

噛まれた場合は、すぐに流水で傷口を洗い流し、アルコールで処置し、包帯を巻いた上で、狂犬病ワクチン接種のために緊急の医療機関を受診する必要がある。噛んだコウモリは専門家に捕獲され、検査を受けなければならない。狂犬病ウイルスを保有していない場合は、ワクチン接種は不要だ。

 

コウモリの侵入を防ぐ

専門家は住民に対し、窓に蚊帳を設置し、屋根裏、地下室、通気口、ガレージの隙間を塞ぎ、忌避剤を使用するよう勧告している。コウモリが嫌うナフタリンや超音波装置なども選択肢として挙げらるが、これらはペットに害を及ぼす可能性もあるので、注意が必要だ。