二十代によく聴いていた曲(53) ザ・テープビートルズ – ザ・グランド・デリュージョン (1993年)

(コメント)最近、昔の知り合いなどと会うと、「初めて会ってから40年 (@_@)」ということに気づくこともありまして、自分も長いことないなあ、とか思う部分もあり、寝る前に思い出投稿をしようと思います。

Tape-beatles – The Grand Delusion (1993)

コラージュミュージックとでもいうのですかね。いろいろな音を継ぎ接ぎにして曲を成立させる、というジャンルというのか何というのか、そういうものがありまして、その中でも大層気に入ったユニットが、このザ・テープ-ビートルズというものでした。

もっとも好きだったもののひとつが以下の曲で、おそらく、ビートルズのストロベリー・フィールズ・フォーエバー (1967年)に使われていたストリングスの(あるいはその元の音源)を繰り返しサンプリングしていた曲でした。

ストロベリー・フィールズ・フォーエバーは、ビートルズの曲の中でも一番好きな曲のひとつですが、十代のときに、

「このストリングスだけの部分を聴きたいなあ」

とか思っていたことを、まさに再現してくれたものでもありました。

ビートルズのストロベリー・フィールズ・フォーエバーは以下にあります。そのストリングスの部分は、曲の 3:00あたりから出てきます。

ザ・テープビートルズの先ほどの曲は、私がそろそろ 20代を終えた頃の曲ですが、いろんな人たちがいるなあと再認識させてくれたユニットでした。

1990年代の初期は、私にとっては、ロック、パンク、ノイズのフィールドの最後の刺激してくれる音楽の登場の時期でした。

それ以降は私はヒップポップに流れるということになりました。