このくらいの赤い月は、条件次第で普通に出ますけれど、日としては印象的です。なお、四川大地震は、中国語では「汶川地震」と呼ばれますが、ここでは、四川大地震としています。
汶川地震の17周年に四川省成都で血の月が出現
ntdtv.com 2025/05/13
汶川地震17周年 四川成都惊现血月
5月12日は四川大地震の 17周年だ。その夜、多くの成都市民が空に浮かぶ血の月の写真を撮り、ネット上で白熱した議論が巻き起こった。
成都のネットユーザー「華地観珠珠観」は12日夜、成都天府インターチェンジで血のように赤い月を撮影したと動画を投稿し、「今夜の月は大きくて赤い」と述べた。
5月12日,汶川地震17週年,四川成都驚現血月。 pic.twitter.com/ryZ4Tbzstx
— 中國禁聞 (@CensoredCN) May 13, 2025
その夜、多くの成都市民が血の月の不思議な光景を目にし、それに関連した動画や写真がソーシャルプラットフォーム上で拡散した。一部のネットユーザーは驚いて「なぜ赤い月なの?」と質問した。
2008年5月12日午後2時28分、マグニチュード 8.0 の地震が中国と世界に衝撃を与えた。この地震は四川省、陝西省、甘粛省を含む多くの省に影響を及ぼした。無数の家屋が倒壊し、死傷者も多数にのぼった。
中国共産党民政部の発表によれば、2008年9月25日12時現在、四川大地震による死者は 69,227人、負傷者は 374,643人、行方不明者は 17,923人となっている。しかし、非政府組織「巴舒同門会」が行った調査によると、地震による実際の死者数は約 30万人で、幼稚園児を含む学生の死者数は 3万人を超えたという。
中国共産党当局は、亡くなった学生の遺族に対する補償の約束を未だ果たしておらず、毎年5月12日の記念日には、多数の警官隊を投入して亡くなった学生の親たちによる追悼行事を弾圧し、多くの親たちを悲しみと怒りに陥れている。