ラオスの観光地で偽造ワインを飲んだ外国人観光客6人がメタノール中毒で死亡

ヴァンヴィエンという町で、ラオスの主要な観光地のひとつだそうです。





ラオスで偽造ワイン中毒の外国人観光客死亡者6人に増加

ntdtv.com 2024/11/23

老挝假酒中毒致死 外籍观光客增至6死

ラオス北西部の「バックパッカーの楽園」として知られるヴァンヴィエンで、外国人観光客が偽ワインを飲んだ後にメタノール中毒を引き起こした疑いで死亡した。

現在までに死者は 6名に増加している。

各国政府は、ラオス旅行中に飲酒する場合は特に注意するよう人々に警告している。

この偽造アルコール事件で死亡した一人は、オーストラリア出身の 19歳のホリー・ボウルズさんで、彼は偽造アルコール中毒で死亡したビアンカ・ジョーンズさんの旅行仲間でもあった。

パワーズさんとジョーンズさんは中毒により重篤となり、その後、緊急治療のためバンコクに移送された。バンコク病院はジョーンズさんの死因が「体内に大量のメタノールが蓄積したことによる脳の腫れ」であることを確認した。

ヴァンヴィエンは元々は首都ビエンチャンから車で約 90分のラオス中部にある小さな町だった。

2000年代初頭から、バックパッカーが集まるパーティーセンターへと徐々に姿を変え、長年にわたり、酔っぱらってのラフティングやカーニバルのナイトライフを体験するために世界中から多くの若者が集まる場所だ。

2012年には地元でバックパッカーの死亡事件が相次いだため、ラオス政府は地元のバーの営業を禁止した。しかし、この小さな町は今でも観光客に人気の目的地だ。

メタノールは人体に極めて深刻な影響を及ぼし、わずか 30mlでも致死的であることがわかっている。一部の悪徳業者は、アルコール度数を高めるための低コストの方法として、アルコール飲料にメタノールを違法に添加している。

ラオスの地元のバーや密造酒ではメタノールを含むアルコール飲料がよく見られ、何も知らない観光客にとっては致命的な脅威となっている。