欧米各国で「ヨウ素」の売り切れが続出

 

[参考記事] フィンランドで「ヨウ素」錠剤のパニック買いが発生し、手に入りにくい状況に (地球の記録)


Googleで「ヨウ素錠剤」の検索数が急上昇

zerohedge.com 2022/03/06

Google Searches For Iodine Pills Skyrocket

ロシアのウクライナ侵攻とプーチン大統領が核抑止力 を「特別な」警戒態勢に置くよう命じたことで、核戦争の際にヨウ化カリウムをどこで購入するかを西側世界の多くの人々がけんんさくしている。

ヨウ化カリウムは、放射性ヨウ素が甲状腺に吸収されるのを防ぐのに役立ち、したがって、核事故の際の放射線障害から甲状腺を保護する。

プーチンが先週核軍に戦闘準備をするよう求めた後、米国のグーグルの「ヨウ化物ピル」の検索トレンドは、福島の原発事故が起こった2011年以来の最高レベルに急上昇した。

米国やNATOと同様に、ロシアには数千発の核弾頭があり、核抑止力の攻撃力を維持している。ロシアの侵略が減速する兆候を示さないので、プーチンは土曜日に彼が ウクライナに飛行禁止区域を課すどんな国にも 宣戦布告するであろうと発表した。

中央ヨーロッパでは人々がパニックに陥っている兆候がすでにある。ブリュッセルタイムズは、侵入後に3万人の住民が無料のヨウ化カリウム錠剤を求めて薬局に群がったと報告した。

ブルガリアの薬局ではすでにヨウ素は在庫切れだ。

ロイター通信によると、「過去6日間で、ブルガリアの薬局は1年間の販売と同じ量の[ヨウ素]を販売した」と薬局連合のニコライ・コストノ会長は述べた。

ヨウ素錠剤の投与は、放射線被曝から数時間以内に行われるべきであり、甲状腺を約48時間保護するのに役立つ。