このニチニチソウは、夏になると、どこでも安価で売られている一般的な以下の花ですね。私は何年か冬越しさせたものを持っています。強い植物ですよ。ビンカアルカロイドという毒が全体にあるのだとか。
ニチニチソウ
flowr.is
「山椒は小粒でもぴりりと辛い」という感じですかね(違う)。
記事そのものは、キョウチクトウという植物に関してのものでしたが、その記事にニチニチソウも出ていました。ま、どのみち食べないですけれど。
自治体「見かけても絶対に触らないで」 よく見る花の危険に「危なかった」「実家の庭にあるわ…」
grapee.jp 2025/04/25
街中でよく目にするキョウチクトウ(夾竹桃)に注意!
全国各地に生息する、キョウチクトウ(夾竹桃)という常緑樹木をご存知ですか。気温が上がってくる6~9月頃、ピンク色や白色、赤色などの美しい花を咲かせます。
栽培しやすく、排気ガスに強いこともあり、街路樹や庭園樹として日本でよく目にする中低木ですが、実はすべての部位に強い毒性を持っているのです。
キョウチクトウには『オレアンドリン』という毒が含まれており、口に含むと吐き気やめまい、嘔吐、下痢といった症状に襲われます。最悪の場合、不整脈や心臓麻痺などで命を落とすこともあるのだとか。
また、すべての部位に毒性を持っているため、6~9月頃以外の花が咲いていない時期も注意が必要です。
キョウチクトウについて、各自治体はウェブサイトなどで「大変危険なので、見かけても触らないように注意してください」と呼びかけています。
キョウチクトウ科のニチニチソウにも注意
また、同じキョウチクトウ科である、一年生植物のニチニチソウ(日々草)も、毒性を持っていることで知られています。
小さくかわいらしい花を咲かせますが、すべての部位に毒性を含むのだとか。口に入れると、キョウチクトウと同様の症状に見舞われてしまうため、注意が必要です。
キョウチクトウやその仲間は、誰もが公園などでよく目にしている植物。身近だからこそ、危険が潜んでいることに気付きづらいのかもしれません。
なお、キョウチクトウの枝や生木、植えた周囲の土壌を燃やした煙にも毒性が残るため、各自治体は処分する時の適切な方法を定めています。
キョウチクトウに限らず、強い毒性を持っている植物は多数存在しています。正しい知識を持った上で共存し、その美しさに心癒されたいですね。