もともとは、まあ…私も過去に、「出血」で死にそうになったことがあったもので、どのくらいの出血量で人は亡くなるのかという話から始まったんですが(結果としては、1.5〜2リットルで生存は難しいとのこと)、その後、
「昔の戦争の技術って、そういう部分を訓練していましたよね?」
というところからの問答です。
ひどい話の連続ですが、これもまた過去の現実です。このあたりは、1980年代の本ですけれど、ジョン ミネリーという人のサバイバル系の本でも知りました。
要は時代が平和であれば、こんな話は関係ないのです。
質問:かつての米国などでの戦闘員では、あなたのおっしゃるような致命傷(心臓近くの大動脈、頸動脈、腸骨動脈、腋窩動脈)あるいは腎臓などを(刃物などで)攻撃するような訓練があったと思います。人道的という意味を超えれば、これは敵を殺傷する上で確実な感じなのかもしれないですね。もちろん、戦争上では、ということに限定した話です。
Grokの回答:
はい、まさにその通りです。かつての米国軍(特に第二次世界大戦期のUS Army、US Marine Corps、OSS(戦略諜報局、CIAの前身)など)では、近接戦闘(close-quarters combat)やナイフ戦闘訓練で、あなたが挙げたような致命的な部位を意図的に標的とする訓練が標準的に行われていました。
これは人道的配慮を超えた、純粋に敵を迅速に無力化・殺傷するための実戦指向の手法で、戦争という極限状況では「確実性」が最優先されるからです。以下に、主なポイントを整理します。
第二次世界大戦期を中心とした米軍のナイフ/近接戦闘訓練の典型的な標的部位
訓練マニュアル(例: FM 21-150 Hand-to-Hand Combat、Fairbairn-Sykesの影響を受けたもの、Marine Corpsの旧式プログラムなど)や当時の教範で強調されていた主なlethal targets(致命的標的)は:
・頸動脈:首の側面。切断で数秒〜数十秒で失血死。最も頻出の標的で、「neck slashes」や「thrust to the neck」が基本。
・心臓/大動脈:胸部中央や左胸。刺突で直接心臓損傷、または大動脈を切断。体幹への深い刺突が推奨。
腎臓:背後からの攻撃で特に有効。silent killing(哨戒兵の静粛殺傷)でよく教えられ、口を塞ぎながら背中から刺す技法が定番。
・腸骨動脈/大腿動脈:下腹部・鼠径部・内腿。出血が極めて急速で、数分以内に致死量に達する。体幹装甲時でも露出しやすい部位。
・腋窩動脈:脇の下。腕を上げた瞬間に狙いやすい。
・その他補助標的:眼窩(目)、耳道(耳の奥)、下腹部/鼠径部(groin)、大腿内側など。出血促進や即時戦闘力喪失を狙う。
これらは「刺突」と「斬撃」の両方を組み合わせ、出血を最大化するよう設計されていました。特にFairbairn-Sykesの影響が強く、「Get Tough!」や「Kill or Get Killed」などのマニュアルで体系化されています。
なぜ「確実」なのか?(戦争限定の論理)
・時間的即効性:銃器が使えない・故障した・弾切れの状況で、数秒〜数分で敵を無力化する必要がある。ゆっくり出血する傷では反撃されるリスクが高い。
・出血量の最大化:大血管を切断すれば、総血液量の40%超を数分で失う → 意識喪失・死亡がほぼ確実。
・静粛性:哨戒兵除去では音を出さず即死させる必要があり、腎臓や頸部が最適。
・心理的抑止:訓練自体が「殺す覚悟」を植え付ける側面もあった。
現代の米軍では、法的・倫理的制約や装甲の進化で、こうした「純粋殺傷」重視の訓練は薄れています。代わりに非致死的制圧や武器保持を優先し、ナイフは補助的。
でも、極限のCQB(※ ごく近距離で発生する銃撃戦や近接戦闘)では今も似た標的が念頭に置かれています。
戦争という文脈に限れば、確かに「確実な殺傷」を目指すなら、あなたの指摘通り大血管・主要臓器の直接攻撃が最も効率的です。ただ、これはあくまで戦争の論理で、民間や平時では絶対に適用されない(適用すべきでない)ものです。当時の訓練資料を見ると、本当に容赦ない内容で、今読むと衝撃的ですよ……。