「介護事業者」の倒産が過去最多に

私の奥様は、介護福祉士という、このジャンルで唯一の国家資格を持っていて、しかも、人の世話をするのが好きな人でしたので、わりと長く訪問介護をやっていました。

でも、5年くらい前にやめて以来、介護の仕事のことを口にすることもないです(まあ、やめた直接の理由は、介護者にもコロナワクチン接種がほぼ義務化されることが決定されたからですが)。

それでも、「どう考えても業界自体に未来がない」といつも言っていました。介護されているほうが 80代、介護しているほうが 70代とかかが普通になっていますし。これから介護事業者の倒産や事業閉鎖はさらに増えると見られ、高齢者の生活は今までとはまるで違うことになっていくのが既定路線となっています。





2025年「介護事業者」倒産 過去最多の176件 「訪問介護」の倒産が突出、認知症GHも増加

東京商工リサーチ 2026/01/09

2025年「老人福祉・介護事業」倒産動向

2025年の介護事業者(老人福祉・介護事業)の倒産は、176件(前年比2.3%増)で、2年連続で最多を更新した。コロナ禍前の2019年(111件)と比べ、約6割増えた。求人難15件を中心に「人手不足」倒産が29件(前年比45.0%増)と最多を更新した。

特に、3年連続で最多を更新した「訪問介護」が91件(同12.3%増)と突出し、全体の件数を押し上げた。一方、2024年に過去2番目の件数だったデイサービスなど「通所短期入所」は45件(同19.6%減)、2024年に最多だった有料老人ホームも16件(同11.1%減)と減少に転じた。

2025年に「訪問介護」が突出した背景は、マイナス改定の影響が大きい。ヘルパー不足に加え、ガソリン代など運営コストの上昇も資金繰りを圧迫している。また、デイサービスや有料老人ホームは減少したが、高止まりしている。政府の人件費支援などはあるが、介護業界の人員確保やコスト上昇への対応は自助努力だけでは追い付かないレベルまで深刻さを増しており、2026年も倒産が続く可能性が高い。