整形外科医が死体から採取した材料を新規患者に使用している
futurism.com 2026/01/11
Plastic Surgeons Are Using Material From Dead People on New Patients
フランケンシュタインの作者であるメアリー・シェリーでさえ、当時想像できなかったシナリオだ。

ビジネス・インサイダーの報道によると、美容外科医は、患者に新たな胸やセクシーなヒップ、その他の体型修正を施すために、死者から採取した「脂肪充填剤」を使用するようになっている。これは、『フランケンシュタイン』の著者メアリー・シェリーでさえ、その時代には思いつかなかった施術だ。
問題となっている注目の新製品は、バイオメディカルサイエンス企業 Tiger Aesthetics が製造する「アロクラエ (alloClae)」と呼ばれるもので、その起源と、ビジネス・インサイダーによると 1回の施術につき 1万ドル (約 158万円)から 10万ドル (約 1580万円)という高額にもかかわらず、治癒時間が大幅に短縮され、患者に全身麻酔をかける必要がないことから、美容整形外科界でますます人気が高まっている。
「人々は利便性に対してお金を払っている」とニューヨーク市の形成外科医サチン・シュリダラニ氏は同サイトに語った。
これまで、形成外科医はボディコントゥアリング (※ 脂肪吸引などによりボディラインを整える施術)を行う際に、インプラントや体の別の部位から脂肪を採取して別の部位に注入する手法に頼ってきた。しかし、アロクラエ の導入により、形成外科医は柔軟で新たな選択肢を手にすることになる。
これが人気となったもう一つの理由は、オゼンピックなどの減量用 GLP-1 作動薬のせいで顔や体がたるんでしまった人たちが、専門家に体の問題を解決してほしいと人々が頼んでいることだ。
しかし、どのような過程で人の脂肪が整形外科医の注射器の中に入ってしまうのだろうか?
一般的には、人々は自分の体を科学研究のために寄付し、臓器は提供または科学研究に供される。しかし、組織バンクは死者の腹部から脂肪細胞を採取し、タイガー・エステティックス社がそれを購入して脂肪細胞をアロクラエに加工いる。
「2026年初頭には、実際の需要に応えられるよう、アロクラエ の生産量を大幅に増やす予定です」とタイガー・エステティックス社のキャロライン・ヴァン・ホーヴェ社長はビジネス・インサイダーに語った。
この治療法は前例がないわけではない。例えば、同じ由来の Renuva という製品がすでに存在しており、顔面注射に使用されている。