どんどん WWIII に近づいていますね。
欧州軍首脳らがウクライナに3万人の部隊派遣を提案
antiwar.com 2025/02/20
European Military Chiefs Propose Sending 30,000 Troops to Ukraine

タイムズ紙は 2月19日、欧州の軍首脳らが将来の和平協定の一環として安全保障を保証するためウクライナに 3万人の兵士を派遣する計画を提案したと報じた。
報道によれば、英国とフランスがウクライナへの「再保証」部隊の派遣に関する協議を主導しているが、この案はモスクワによって断固として拒否されている。
この報道に対し、クレムリンの報道官ドミトリー・ペスコフ氏は、 NATO軍のウクライナへの派遣に対するロシアの反対を改めて表明した。
ペスコフ氏は、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相が「ウクライナにおける NATO 諸国の軍隊の存在は…われわれにとって、まったく受け入れられない」と述べた最近のコメントを指摘した。
ピート・ヘグゼス米国防長官 も、ウクライナへの NATO 派遣の考えを否定し 、平和維持軍を派遣するなら非 NATO の任務でなければならないと述べた。しかし、英国とフランスの計画では、米国がヨーロッパへの派遣を支援することを想定している。
タイムズ紙 の報道によると、「計画に不可欠とされる米国のバックストップは、NATO諸国が持つ『並外れた航空戦力』に基づくものになる可能性が高い。
トランプ大統領の同意があれば、ポーランドとルーマニアに配備された米軍航空機の形になる可能性があると当局者は示唆した」という。
この報道は、英国のスターマー首相が英国軍をウクライナに派遣する用意があると述べた後に発表された。
スターマー首相は意欲的だが、英国軍が本当に派遣に応じる準備ができているかどうか疑問視する声もある。
2006年から 2009年まで英国陸軍のトップを務めたダナット卿は、 英国軍は任務を遂行するには「弱体化」しすぎていると述べている。
「我が国の軍隊は現時点では、数的にも能力や装備に関しても非常に弱体化しており、非常に恥ずかしい状況になる可能性がある」とダナット氏は語った。
「もし我々が 6か月間、各交代ごとに1万人の兵士を派遣するとしたら、実質的に 3万人から 4万人の兵士が拘束されることになるが、我々にはそれだけの人数の兵士がいないのだ」