コンゴ民主共和国で豪雨による鉄砲水により200人以上が死亡

 

(数日前の報道) ルワンダで集中豪雨による破壊的な洪水が発生。115人が死亡 (2023/05/04)

コンゴ民主共和国とルワンダは隣接しています。


コンゴの洪水で200人近くが死亡。遺体が山積みに

reuters.com 2023/05/06

Corpses pile up after nearly 200 killed in Congo floods

コンゴ民主共和国東部で鉄砲水が発生し、少なくとも 176人が死亡したと地域知事が 5月5日に述べた。

大雨が多くの建物を破壊し、援助隊員は、泥まみれの死体を山積みにすることを余儀なくされた。

南キブ州のカレヘ地域での降雨により、5月4日に川が氾濫し、ブシュシュとニャムクビの村が浸水した。

南キブ州のテオ・ングワビジェ・カシ知事は、死者数を 176人とし、その他にまだ行方不明者がいると述べた。地元の市民団体のメンバーであるケーソル・マーティン氏は、227体の遺体が発見されたと述べた。

「人々は戸外で寝ており、学校や病院は押し流されました」とマーティン氏は語った。

5月5日、やつれた様子の生存者たちが木製の小屋の外に立ち、赤十字社の職員たちが遺体を積み上げていた。多くの遺体が衣服を失い、土まみれになっていた。

ロイターの記者は 72体の遺体を数えた。

平らな家屋のトタン屋根が厚い泥の層の下から突き出ていた。

カレヘ地域の主な医療施設であるロバート・マサンバ病院の医師は、負傷した生存者たちは 5月4日の夜からやってきたと語った。

「私のチームも私も眠っていません。これまでに 56人の患者を受け入れましたが、その 80%に骨折がありました」と彼は述べた。

ルワンダと国境を接する南キブ州では、洪水や地滑りが珍しくない。今週、ルワンダでは豪雨が洪水と地滑りを引き起こし、130人が死亡し、5,000軒以上の家屋が破壊された。

コンゴで同様の規模の最後の事件が発生したのは 2014年10月で、大雨により 700軒以上の家屋が破壊された。国連によると、当時130人以上が行方不明になったと報告されている。