ブラジルの大統領が「子どもに予防接種を受けさせない家庭には財政援助をしない」と発表

 


ルーラ大統領は、政府の援助の流れを維持するために、両親は子供たちにワクチン接種を強いられるだろうと述べた

Rio Times 2023/02/07

Lula says that parents will be forced to vaccinate their children to keep government aid flowing

ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ大統領は、ボルサ家庭プログラム (Bolsa Familia program)では、恩恵を受け続けるために、子供たちの予防接種を証明することを両親に再び要求すると述べた。

ボルサ家庭プログラムは、ブラジルの最貧家庭向けの社会福祉プログラムだ。

これは数千万人に保証された一種の普遍的なベーシックインカムだが、今後は、ルーラ大統領の要望に添った家庭だけが受けられることが明らかになった。

ルーラ大統領は、以下のように述べた。

「ボルサ家庭プログラムが重要な使命を持って戻ってきます。条件付きで戻ってきます。子供たちは学校に行かなければなりません。学校に通っていない場合、親は援助の受給を失います」

「また、子供たちは予防接種を受ける必要があります。彼らが予防接種証明書を持っていないとしましょう。その場合、親は援助の受給を失うことになります」

選挙キャンペーン中、ルーラ大統は、子どもたちのワクチン接種が必須になるとすでに言っていた。

大統領は、Covidワクチンが子供にも必要なのか、それとも子供の予防接種カレンダーの一部である従来のワクチンだけ必要なのかについては説明しなかった。

ニーシア・トリンダーデ保健相もこれにふれたが、どのワクチンが必要かについては言及しなかった。

「ワクチン接種は子供たちの権利です」とニーシア保健相はボルサ家庭プログラムの援助を受けるためにワクチン接種の証明が必要であることを宣言した。

ポリオ、三価ワクチン(はしか、おたふくかぜ、風疹)、および結核に対する接種を含む子供の予防接種は、2015 年以降減少している。