[米で感染爆発のコロナ派生型、上海でも猛威か これまでのワクチンが効かないとの指摘]という報道

 

(※) これまでのワクチンは何にも効かないとしても、ブースター接種が過度となっている日本では、「感染倍増の懸念がある」ということが問題です。

[参考記事] コロナワクチンの最大の問題点がようやくわかってきた
In Deep 2023年1月4日

中国の吐瀉剤の売り切れについては以下の記事にあります。

[報道] 中国の新たなコロナの流行の中で「下痢止め」が売り切れ続出、という報道 (2023/01/04)


米で感染爆発のコロナ派生型「XBB・1・5」上海でも猛威か 専門家、これまでのワクチンが効かないとの指摘

夕刊フジ 2023/01/04

中国・広州の日本総領事館は3日、新型コロナウイルスに感染していた70代の日本人男性が2日に死亡したと明らかにした。

また、米国で猛威をふるうオミクロン株の派生型「XBB・1・5」が感染爆発中の上海市で確認されており、今後の動向が懸念される。

死亡した日本人男性は広州総領事館の管轄区域内に居住しており、基礎疾患があったという。昨年12月7日に習近平政権が「ゼロコロナ」政策を緩和して以降、感染後に死亡が確認された日本人は3人目。

中国国営メディアは3日、上海の病院関係者の話として、2500万人を超える同市の人口の約7割がコロナに感染した恐れがあると報じた。同国メディアは「XBB・1・5」が上海で確認されたとも伝えている。

米疾病対策センター(CDC)は先月30日、同国で新規感染者の「40・5%」が「XBB・1・5」の感染によるものだと公表。専門家からはこれまでのコロナワクチンが効かないとの指摘もある。

中国では派生型は下痢を引き起こすとの情報が流れ、現地の薬局では胃腸薬の売り切れが続出する事態となっている。

中国の疾病管理予防センターでは、同国内で広がっているのは、オミクロン株から派生した「BA・5・2とBF・7」だと火消しに躍起だ。

中国外務省の毛寧副報道局長は3日、欧州連合(EU)欧州委員会が中国にワクチンの寄付などの支援を申し出たことに対して「中国は世界最大規模の新型コロナワクチンの生産能力がある。必要な人に接種する能力はある」と述べ、拒否する姿勢を見せた。

中国では今月21日から大型連休「春節」が始まる。

同副報道局長は米国やイタリア、日本など各国で中国に対する水際対策を強化していることに、「中国だけを対象に入国規制を実施するのは科学的ではない。相応の措置をとる」と反発するが、大丈夫なのか。