タリバンが1990年代以来初めて公開むち打ち刑を実施

 

(参考記事) タリバン指導者がアフガニスタンで「シャリア法」の厳格な施行を要求。公開処刑、手足の切断、投石による死刑等の実施を裁判官たちに命令
地球の記録 2022年11月15日


タリバンが1990年代以来初めて、サッカー スタジアムで公開むち打ちを実施

zerohedge.com 2022/11/26

Taliban Conducts 1st Public Whipping In Soccer Stadium Since 1990s

今週、タリバンは 1990年代以来初めて、サッカースタジアムで公開むち打ち刑を行った。

アフガニスタン東部において、タリバン最高裁判所が男性11人と女性3 人 に、同性愛者との性行為を含む「姦通、強盗、その他の形態の腐敗を含む、さまざまな罪」で有罪判決を下した後のことだった。

この 14人のグループは、ロガル州で 11月23日に群衆の前でむち打たれた。タリバンの声明は誇らしげに、「罰を目撃するために、スタジアムには学者、当局、および一般の人々が立ち会った」と述べた。

この不穏な光景は、タリバンが、全土で「シャリア法をより完全に実施する」と発表したと同時に行われた。

タリバンはまた、1990年代の支配下で、姦淫の罪に問われた女性への投石を含む公開処刑で有名だった。女性や囚人たちが、群衆の前で至近距離から撃たれることもあった。

タリバンがカブールに侵入した2021年に米国が同国から撤退して以来、このイスラム主義政府がイスラム教の「重大な罪」を破ったとして切断などの罰を復活させたという広範な報告がある。

サッカースタジアムでの公開処罰を復活させることは、そのような暴力的で極端な司法措置が「道徳的犯罪」に対して再び一般的になろうとしていることを強く示唆している。