米国のエネルギーと穀物など多数のセクターを所有する企業の工場で原因不明の大爆発

(参考記事) 食料施設への不可解な攻撃が「世界中で起きている」ことが各国報道で判明。アメリカでは畜産管理アプリ経由での大規模なサイバー攻撃が発生… (In Deep 2022/05/01)


Bio Urja社のエタノール工場の爆発による損害

world-grain.com 2022/05/12

Explosion damages BioUrja ethanol plant

ピオリア消防署によると、米国イリノイ州ピオリアの BioUrja社のエタノール工場での爆発により、200万ドル以上の被害が発生した。原因は調査中だ。

2つの150フィートの穀物サイロが崩壊し、工場の3番目のサイロで小さな火災が発生した。ABC によると、2人の従業員が煙吸入の治療を受けた。

「この事故の深刻さのために、消防員は完全に消火するために立ち入ることができませんでした」と、ペオリア消防署の大隊長であるスティーブ・ラダ氏は述べる。「消防隊は現在、構造上の問題と大気中の高レベルのCO2のために、遠くから状況を監視しています」

BioUrjaグループは、ヒューストンに本拠を置くエネルギーおよび農産物セクターの複数の事業の所有者および運営者だ。この工場は1億3500万ガロンのエタノール生産能力があり、約150人を雇用している。 この工場では、医療グレード(手指消毒剤および医療用途)、飲料グレード、および燃料グレードの3つのグレードのエタノールを生産している。