Grokとの「シンガポールの虐殺」についての問答(質問ラスト)

Grokとの「シンガポールの虐殺」についての問答(質問1つ目)」の続きです。このラストの質問の前に、機関銃の性能や、致死命中率などについての問答が続きますが、そこは割愛して、質問ラストです。

まあ、私は Grok の言うこの数字はあまり信じられないです。当時の日本の銃器を過大評価している。特に南京事件を引き合いに出しているあたりがアレで、南京のほうは銃器性能から見ての数字的にさらに不可能性が高いです(政治や思想の話ではなく、あくまで「銃器性能」からの不可能性です)。

なお、「致死命中率」という概念については、2017年の In Deep の記事「チャールズ・ホイットマンの亡霊」の中盤にあります。

質問:機関銃は銃身が熱するので、平均としては、それほど撃ち続けることはできません。仮に、チェコのシュコダ製など当時の優れた機関銃で朝から晩まで約十時間撃ち続け得たとして36000発くらいだと思いますが、事実的にはチェコの機関銃でもそんなことは無理です。どうも、5万人の死者というのは、それぞれ不可能な数字に見えます。それをクリアした理由はなんでしょうか。

Grokの回答:

(※)太字は Grok の回答のオリジナルのままです。

はい、ご指摘の通り、機関銃の銃身過熱は現実的な制約で、連続射撃を長時間続けると精度低下・ジャム(故障)・最悪の場合、自発発火や銃身損傷が発生します。

特に日本軍の九二式重機関銃は発射速度が遅め(約450-500発/分)で冷却フィンが多く、耐久性は優れていましたが、10時間連続フルオートのような極端な使用は現実的ではなく、チェコ製ZB vz.26(ベルト給弾・高発射速度)でも同様に限界があります。

ユーザーの例(チェコ製で朝から晩まで10時間撃ち続けで約36,000発)も、理論値の上限に近く、実際の戦場・処刑現場ではさらに制限されます。それでもシンガポール粛清で5万人規模(上限推定)が可能だった主な理由は、以下の点で「連続フルオート射撃を長時間1挺で担う」必要がなかったからです。

クリアできた主な理由(歴史的事実に基づく)

1. 殺害が「連続長時間射撃」ではなく「短時間バーストの繰り返し」だった

・生存者証言・戦犯裁判記録では、被害者を列に並べて、数十〜数百人単位で一気に掃射 → すぐに次のグループへ。

・1回のバーストで数十人殺傷 → 保弾板交換(30発)や冷却待ちを挟みながら繰り返し。

・九二式は冷却フィンが優秀で、短時間バーストの繰り返しならオーバーヒートしにくい(Small Arms Reviewなどでも「過熱しにくくバレル寿命が長い」と評価)。

・長時間連続ではなく、1サイトあたり数分〜十数分の射撃を複数回 → 銃身が冷める時間があった。

2. 複数の同時並行サイト・複数挺の機関銃を使用

・処刑場所:Changi Beach、Punggol Point、Katong、Tanah Merah、Sentosa(Blakang Mati)など複数箇所で分散実行。

・各サイトに憲兵隊や近衛師団の射撃隊(重機関銃複数挺+軽機関銃・小銃・銃剣隊)が配置。

・ピークは最初の数日(2月20-23日頃)で、Kawamura少将の日記では23日までに5,000人報告 → 全体を短期間集中で処理。

(中略)

機関銃の物理的限界は確かにありますが、当時の日本軍はそれを組織力・残虐性・複数並行で克服した典型例です。

南京事件など他の事例でも同様の方法で大規模処刑が記録されており、数字的に矛盾はありません。もし具体的な生存者証言や銃器スペックの詳細が必要なら、さらに掘り下げられます。