97歳で仕事を続けるアレハンドロ・ホドロフスキーが持つタロットの「世界」から思う「23」

最近知ったんですけど、アレハンドロ・ホドロフスキーさんは、今月 97歳になったらしくて、しかも、こちらのフランスの記事によると、最近もまだ、

> タッシェン社から出版された本書「Art Sin Fin」(終わりなき芸術)は、1000ページ以上に及ぶ作品群に、この型破りな芸術家による写真や資料を収録している。

みたいに、まだ仕事をしているみたいで、まあ元気な(苦笑)。

それはそれとして、このフランス語の記事の最初にあった写真が、以下でした。

97歳を迎えたアレハンドロ・ホドロフスキー氏

rtbf.be

これを見て、「あ、世界じゃん」と思いました。

タロットカードというものがあるのですが、全部を入れるとたくさんありますけれど、その中の 22枚にはそれぞれ名前がついていて、大アルカナというのですけれど、これはその 21番の「世界」というカードなんです。

一般的には良いカードといわれていますが、十代の時にタロットをやっていた自分からすれば、タロットカードには良いも悪いもないんですけれど、そういうことはともかく、今にして思うと面白いのは、この「世界」というカードは、

「21番目のカード」

なんです。

22枚の大アルカナの最後のカードです (タロットには 0 =愚者、の概念があるので、21枚ではなく、22枚となります)。

つまり、大アルカナの概念だと、「この世は 21で終わり」ということになります。

これについいては、タロットとは関係ない話ですが、十数年前に薔薇十字団の研究家であるお若い方が、数字について、「 7 が基本」と述べていて、

「 7 が 3回めぐった 21でこの人間の世界は完成する」

というようなことをおっしゃっていました。

その後の数字はどうなるかといいいますと、22 は「0(ゼロ)」です。タロットでも、0 が割り振られた愚者というカードは「始まりも終わりもない」というようなことになっています。

「では 23は?」

というと、

「それは人間の数字には存在しない。存在するとすれば、人間ではない獣の数字」

ということを述べていました。

22(0)の後は「1に戻る」のが人間の世界ですが、戻らないで進むと 23 になる。

過去何十年も 23 という数字を背負って生きてきましたけれど、この「獣の数字」という言葉をきいて、心底納得した次第でした。

「どっちかというと、自分は人間よりも悪魔寄りなんだなあ」と自覚もした次第で、それだけに、常に悪魔の概念をこの世に意識して生きていられます。

アレハンドロ・ホドロフスキーなんてのも、そっち系かもしれないですけれど。

それでも、二十代の頃、眠れないときにはアレハンドロ・ホドロフスキーの作品『エル・トポ』をビデオで流しながら寝たものでした。

何か映像でもと思いましたが、YouTubeでも何でも、エル・トポを検索すると、カルト映画的な暴力シーンとかアート的なシーンのクリップばかりで、「楽しいシーンもたくさんあるのになあ」と思っていましたら、唯一以下のはわりと楽しいシーンのクリップですね。実際はエル・トポはほとんど血みどろか、ドロドロなのも事実ですけれど。

エル・トポ (1970年)より

それにしても、ホドロフスキーさん、100歳まで生きるのが確定している感じですね。これこそオカルトの世界です。