イタリアの出生数が建国以来最低に。出生率も過去最低

日本の出生率は 1.15(2024年)で、イタリアは 1.13まで低下すると予想されているそうですので、日本と並ぶか、日本より低い出生率となりそうです。かなり低いですが、これでも、イタリアに住む外国人の出産数が安定しているために、この程度で収まっているようです。





イタリアの出生率が過去最低を記録

Wanted in Rome 2025/10/22

Italy’s birth rate hits new record low

イタリアの人口危機が深刻化する中、出生数の急激な減少傾向が続いている。

イタリア国立統計局が火曜日 (10月22日)に発表したデータによると、2024年にイタリアで生まれた赤ちゃんは 369,944人で、前年より 2.6%減少した。

2024年のイタリアの出生数は、イタリア統一後の 1861年に記録が始まって以来、16年連続で減少し、最低となった。

出生数は 2000年代のピーク(57万6000人)に達した 2008年以降、着実に減少傾向にある。

2025年の最初の 7か月間の予備データでは、このマイナス傾向が続いており、2024年の同時期と比較して新生児数が 6.3パーセント減少していることが示されている。

出生率

出産可能年齢の女性1人当たりの平均子供数である出生率は、2023年の 1.20から昨年は過去最低の 1.18に低下した。

2025年1月~7月の暫定数値では、さらに 1.13まで低下すると予想されている。

データからは出生率が着実に低下している様子がうかがえる。1947年生まれ(いわゆる世代交代閾値に達した最後の世代)の女性1人当たりの子ども数は 2.01人だったが、1975年生まれの女性(2024年に49歳になる)では 1.44人となっている。

世代ごとの出生率の低下は、子どもを持たない女性の数の増加を伴う。

この数字は 1947年生まれの女性では 10パーセントであったが、1975年生まれの世代では、子どもを持たない女性が全体のほぼ 4分の1(23パーセント)を占めている。

外国人の出生

しかし、この減少は、少なくとも片方のパートナーが外国人である両親から出生する子供の数が比較的安定していることで相殺されている。

こうした出生数は全体の 21.8%を占め、2023年の 8万942人、昨年の 8万761人から増加した。

2024年にこのカテゴリーでイタリア人以外の両親から生まれた出生数が最も多かったのは、ルーマニア人(10,532人)、モロッコ人(9,448人)、アルバニア人(9,115人)であった。

高齢化社会

出生率の低下と並行して、イタリアの人口は高齢化が続いている。

2025年1月1日現在、イタリアの平均年齢は 46.8歳に上昇し、65歳以上の人口が全人口のほぼ 4分の1(24.7%)を占めている。

出生数の継続的な減少と人口の高齢化は、イタリアの社会的、経済的将来にとって大きな国家的課題となっている。