フランスに再び歴史的な熱波が到来。8月11日には、ほぼ全土で40℃超えの可能性

今回の熱波は、多くの地域で観測史上の記録を上回ると予測されています。ご紹介する報道では「 40℃から 43℃に…」というように報じられていますが、気象予測サイトのシビア・ウェザー・ヨーロッパは、場所により 45℃にまで達する可能性を予測していました。

フランスの一般家庭には、ほとんどエアコンがないそうですので、まあ……暑いですね。





熱波:なぜ今回の熱波は7月初めよりもさらに激しくなり、さらには「歴史的」になるのか

leparisien.fr 2025/08/10

Canicule : pourquoi cet épisode s’annonce plus intense que début juillet… voire « historique »

今年の夏は、猛暑が繰り返されている、フランスの複数の地域で再び気温が 40℃を超えると予測されている。

フランス気象局は今週月曜日(8月11日)、フランス南西部の 12県に最高レベルの警戒レベル「赤色警報」を発令した。さらに 41県は、南半分の全域に及ぶ「オレンジ警報」に指定された。このリストは火曜日にさらに拡大される可能性がある。

今回の熱波が特に激しく、国内の一部地域では異例の事態となると予想される 3つの理由を挙げる。「特定の予測が裏付けられれば、今回の熱波は全国規模で歴史的なものと言えるかもしれません」と、農業気候学者のセルジュ・ザカ氏は述べている。

各地で過去な記録が更新される可能性

今週の猛暑は、すべての予想モデルが一致して予測している。今週月曜日には、南西部の大部分で気温が 40℃を超え、局地的には 43℃に達する見込みだ。これらの気温は季節の「平年」より 11~ 14℃高く、特に顕著な気温異常を示している。これは、熱帯低気圧「デクスター」の影響を受けた北アフリカからの暖かい空気の上昇によるものだ。

8月のフランスの月間最高気温記録は間違いなく更新されるだろう。

今週末、すでにいくつかの自治体で記録が更新された。ラ・シェーヌ気象局によると、トゥールーズ、ボルドー、タルブでは月曜日にも、月間最高気温、つまり全月を合わせた最高気温記録を更新する恐れがある。

これまでにフランスで記録された最高気温、すなわち 2019年6月28日にヴェラルグ(エロー県)で記録された 46℃には、おそらく届かないだろうがしかし、年々その記録に近づいている。また、夜間の気温が最も下がる時間帯、つまり最低気温の最高記録も樹立される可能性が高まっている。

農業気候学者のセルジュ・ザカ氏は以下のように述べる。

「数百の気象観測所で気温が 40℃を超えると予想されており、一部の地域では、標高の高い観測所を除くすべての観測所で 40℃を超える可能性もあります」

フランス南部では、熱波はさらに 10日間続く可能性がある。一部の町では、今週を通して最高気温が 35℃以上になる可能性がある。

「今回の熱波は、強度の点では 2023年8月の熱波に匹敵する可能性があり、これは異例ですが、さらに長く続く可能性もあります」と、フランス気象局の予報官クリステル・ベルン氏は指摘している。