二十代によく聴いていた曲(39) チューブウェイ・アーミー – リッスン・トゥ・ザ・サイレンズ (1978年)

(コメント)最近、昔の知り合いなどと会うと、「初めて会ってから40年 (@_@)」ということに気づくこともありまして、自分も長いことないなあ、とか思う部分もあり、寝る前に思い出投稿をしようと思います。

Tubeway Army – Listen To The Sirens(1978)

前回のこのコーナーで、マッドネスというバンドのことを、高校生のときに偶然見たホンダの CM で知ったことを書きました。

テレビの CM といえば、やはり高校生のときだったか、何となくテレビがついていたとき、ある音楽家の映像が流れたんですね。

「あ、ゲイリー・ニューマンだべ(北海道弁)」

と見ると、それはパルコの CM でした。1980年というクレジットがあります。

以下です。

「日本の CM にゲイリー・ニューマンが出てるのかあ」と感銘した次第ですが、この CM の曲自体は、カンバセーションという曲で、こちらにありますが、この何年か前に、このゲイリー・ニューマンという人が、この名前で音楽活動を行う前にやっていた、「チューブウェイ・アーミー」というバンドのファーストアルバムを「ジャケ買い」して持っていたのです。

高校 1年だったか 2年だったか、まあ、このパルコの CM の 2、3年くらい前だったと思います。

それから何だかんだとズルズルとこの人のアルバムを何作か購入していました。

その後、ソロ活動をしていたことは何となく知っていたんですが、まさか日本のパルコの CM に出るほどのものとなっていたとは…と感嘆した次第でした。

以下が、そのチューブウェイ・アーミーのデビューアルバムの 1曲目で、ジャケットは見ての通りで、こんなのはやっぱりジャケ買いしてしまいますよ。「なんだお前は」とアルバムに呟いていましたから。

リッスン・トゥ・ザ・サイレンズという曲です。

ちなみに、調べると、歌詞も出ていましたので、テキトーに訳して貼っておきます。

Tubeway Army – Listen To The Sirens / 歌詞

「涙を流せ」が警察の新曲だった
平和のスローガンは「生きなければならない」
奴らは私を捕まえた、そして私は彼らの一人だ

「黙れ」と何日も叫んだ
「私たちは以前もここに来たことがある。ここに留まるつもりはない」
彼らは死ぬこともできる

円を描きながら移動する車両もある
ヒーローを必要とする人もいる
でも私は気にしない
気にしない

どうか、このサイレンを聞いてください

我々はあなたと友達になりたくない
どうか、このサイレンを聞いてください
もう二度と電話しませんから

私があなたの時間を無駄にしているのが分かるか?
路面電車の錆びは目に見えない
ミュージックホールは私のように空っぽ
でも私は気にしない
気にしない

どうか、このサイレンを聞いてください

我々はあなたと友達になりたくない
どうか、このサイレンを聞いてください
もう二度と電話しませんから

駅員たちは鋼鉄に手を伸ばし続ける
地下鉄の時代は今では全く現実ではないようだ
いつもとても近いのに、決して到着しない

私の視界は古いフィルムのように揺れている
窓からは何も見えない

ベッドサイドに写真はない
鏡に映る姿はもうない、バイバイ