最近多いですね。11月には、フィンランドとドイツを結ぶ海底ケーブルが切断されています。
バルト海海底データケーブルが「損傷」、NATO、スウェーデン、ラトビアが警戒を強める
zerohedge.com 2025/01/27
NATO, Sweden, Latvia On High Alert After Baltic Undersea Data Cable “Damaged”
1月26日、わずか 3か月の間に 3度目となる海底ケーブル切断が起きた。今回はバルト海のラトビアとスウェーデンの間で起きた。この事件は刑事捜査を招き、ロシアや中国による妨害工作の可能性に対する懸念が高まった。
データ伝送プロバイダーであるラトビアの国営ラジオテレビセンターは、ラトビアとスウェーデンを結ぶケーブルの損傷について次のような声明を発表した。
1月26日の早朝、バルト海のラトビア国営ラジオテレビセンター(以下、LVRTC)の海底光ファイバーケーブルが損傷しました。LVRTCデータ伝送監視システムは、ベンツピルス-ゴットランド区間でデータ伝送サービスの中断を記録しました。LVRTCは、他のデータ伝送ルートを使用してサービスを引き続き提供しています。データ伝送速度に遅延が発生する可能性がありますが、ラトビアのエンドユーザーへの影響はほとんどありません。
ラトビアのエビカ・シリニャ首相は事件について X に次のようにコメントした。
本日早朝、ラトビアからスウェーデンへのデータケーブルがバルト海、スウェーデンの排他的経済水域に位置する部分で損傷したという情報を受け取りました。私たちは、スウェーデンの同盟国およびNATOと協力して、その地域のパトロールやその地域にあった船舶の検査など、事件の調査に取り組んでいます。当局は情報交換を強化し、犯罪捜査を開始しました。
過去 18か月間に、ロシアの港を出入りする商船がバルト海地域で海底ケーブルを切断した疑いがあるという憂慮すべき事件が 3件報告されている。
故意であろうと事故であろうと、あらゆるケーブル切断リスクを考慮し、メタ社は「地政学的緊張地域を回避する」ために世界中を巡る新たな「W」字型の海底ケーブルルートを計画しているという。