「1.5京円に及ぶ債務問題 各国政府が迫られる厳しい決断」という報道

こんな誰でも知っていることを、なぜ今になって報道する…。なんかイヤな感じ。つーか、実際には、世界の債務は 4京円を超えています。もう、どうにもならなくなっているんデスよ。

(報道)世界の債務残高が307兆ドル(4京5000兆円)を突破
BDW 2023年9月20日





1.5京円に及ぶ債務問題 各国政府が迫られる厳しい決断

CNN 2004/07/04

各国政府は前例のない91兆ドル(約1京4700兆円)の負債を抱えている。これは世界経済にほぼ匹敵する規模で、最終的には国民に甚大な負担を強いることになる。

債務負担は新型コロナのパンデミックのコストもあって膨れ上がり、米国を含む裕福な経済圏でさえ生活水準に対する脅威は増している。

一方で、世界中で選挙が行われている今年、政治家たちはこの問題をおおむね無視し、巨額の借り入れに対処するための増税や歳出削減について有権者に率直に話そうとはしていない。場合によっては、少なくともインフレを再燃させ、新たな金融危機を引き起こす可能性のある浪費を公約してさえいる。

国際通貨基金(IMF)は先週、米国の「慢性的な財政赤字」は「早急に対処」しなければならないと改めて警鐘を鳴らした。投資家は、長期にわたる米政府の財政状況について長らく不安を抱いてきた。

世界最大の資産運用会社の一つであるバンガードで格付け部門のグローバル責任者を務めるロジャー・ハラム氏はCNNに「一方で赤字が続き、債務負担が増大しているために今や中期的な懸念のほうが高まっている」と語った。

世界中で債務負担が膨らむ中、投資家は不安を募らせている。フランスでは政治的混乱により同国の債務に対する懸念が高まり、債券利回り、つまり投資家が求める収益が急上昇している。

6月30日に行われた総選挙の1回目の投票は、市場が恐れる最悪の事態の一部は回避できる可能性を示唆した。しかし、差し迫った金融危機の不安はなくても、支出が膨らみ、税収が不足する中、投資家は多くの政府の債券を購入するにあたり、より高い利回りを要求している。

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