シンガポール:コロナ感染者が急増しているとして、政府は国民にマスクの着用とブースター接種を大々的に勧告





新型コロナが戻ってきたのか?シンガポールで感染者が急増しており、保健大臣はマスク着用を勧告

hindustantimes.com 2024/05/19

Is Covid back? Singapore sees surge in cases; minister advises wearing of masks | Details

シンガポール保健省は、5月5日から 11日までの週に、新型コロナウイルス感染症の推定感染者数が前週の 1万3700人から 2万5900人へとほぼ倍増したと発表した。

5月11日までの週に推定週間感染者数がほぼ 2倍となり、シンガポール政府は新型コロナの新たな急増を注意深く監視している。オン・イェクン保健大臣は 5月18日、国民に対して再びマスクの着用を勧告した。

同省の報告によると、同期間の新型コロナによる入院者数は 1日平均 181人から約 250人に増加した。病院のベッド容量を確保するため、公立病院は緊急ではない待機手術を減らし、適切な患者をケア施設に移送するよう指示されている。

保健相は「われわれは着実に上昇する波の始まりの部分にいる。流行波は今後 2~ 4週間、つまり 6月中旬から下旬の間にピークに達するはずだ」と述べた。

保健相はまた、60歳以上の人、医学的に弱い立場の人、高齢者施設の居住者など、病気のリスクが最も高い人たちに対し、過去 12カ月間ワクチン接種を受けていない場合は、新型コロナワクチンの追加接種を受けるよう奨励した。

社会的制限について保健相は、シンガポールでは新型コロナが風土病として扱われているため、現時点ではいかなる形態の社会的制限も計画していないと述べた。同大臣は、追加措置を課すのは最後の手段であると付け加えた。