遺伝子編集された「蚊」が昨年大量放出されたブラジルで、デング熱症例が400%増加

 

これで漁夫の利を得たのが、日本の武田薬品で、デング熱ワクチンがブラジル政府によって大量に購入されています。デング熱ワクチンは、ADEの問題をクリアしていません。何だかね。

ちなみに、「イベルメクチンが蚊を殺虫する」ことについて以下の記事で書いています。

(記事)…イベルメクチンは、デング熱の治療薬として有効な可能性があるだけではなく、「蚊への殺虫作用」さえあることを論文で知る
In Deep 2023年6月22日


遺伝子編集蚊が放出された後、ブラジルでデング熱が400%急増

infowars.com 2024/02/26

Dengue Fever Surges by 400% in Brazil After Bill Gates-Backed Gene-Edited Mosquitos Released

国連の世界蚊計画によって遺伝子編集された数百万匹の蚊が放出されたことを受けて、 2024年にブラジルでデング熱が 4倍に急増した。

ブラジル保健省によると、2024年の最初の 5週間で 36万4,000人以上のデング熱感染者が報告されており、これは 2023年の同時期の感染者数の 4倍となっている。

デング熱症例の劇的な急増を受けて、ブラジルは数百万回分のデング熱ワクチンを購入することになった

ガーディアン紙より:

同省によると、デング熱の急速な蔓延により40人の死亡が確認され、さらに265人が調査中である。

…ブラジルは日本の製薬会社武田薬品が開発したデング熱ワクチン「クデンガ」520万回分を購入し、さらに132万回分が政府に無償で提供された。

ブラジルの3州は非常事態を宣言しており、その中には2番目に人口の多いミナスジェライス州と、首都ブラジリアが位置し前例のない感染者数の増加に直面している連邦管区も含まれる。

ブラジリア市は 10歳から14歳の子供たちにクデンガのワクチン接種を開始すると地方政府が 28日に発表した。

年初以降のブラジリアのデング熱感染者数は 2023年全体の感染者数を上回り、人口 10万人当たりの感染者数は 1,625人となっている(全国平均は170人)。

 

国連の世界蚊計画は 2023年、国内のデング熱撲滅を目的として、10年間にわたってブラジルに数十億匹の遺伝子編集された蚊を放す計画を発表した。

ハーバード大学公衆衛生局は 2023年8月、「ブラジルの 5都市の保健当局が、ボルバキア菌に感染した、実験室で増殖させたネッタイシマカを大量に放出しており 、これがデングウイルスの人への感染を防ぐ」として以下のように報告した。

「この国は、ボルバキア改変蚊を全国的に放出するプログラムを初めて開始する予定であり 、今後 10年間で最大 7,000万人をデング熱から守ることが期待されている。(遺伝子編集した)蚊の生産を拡大するための工場を建設中だ。2024年から、この工場では年間 50億匹の蚊が大量生産される予定だ」

蚊に対する取り組みが始まってから1年が経った現在、デング熱の症例数は減少するどころか急増している。