米軍と英軍がイエメンのフーシ派を標的とした大規模な攻撃を再度実施

 

アメリカ国防総省の発表です。1月10日にも、米軍は、イエメンの首都に対して大規模な攻撃を行っています。

(参考記事)イエメンの首都サヌアで米国と英国の攻撃に対して大規模な抗議デモ
BDDW 2024年1月13日


イエメンのフーシ派に対する追加攻撃に関するオーストラリア、バーレーン、デンマーク、カナダ、オランダ、ニュージーランド、英国、米国の共同声明

米国国防総省 2024/02/03

Joint Statement from Australia, Bahrain, Denmark, Canada, the Netherlands, New Zealand, United Kingdom, and United States on Additional Strikes Against the Houthis in Yemen

本日、それぞれの政府の指示により、米国と英国の軍は、オーストラリア、バーレーン、カナダ、デンマーク、オランダ、ニュージーランドの支援を得て、36のフーシ派の標的に対して、比例的かつ必要な追加攻撃を実施した。

紅海を航行する国際船舶や商船、海軍船舶に対するフーシ派の継続的な攻撃に対抗し、イエメンの 13か所で実施された。

これらの精密攻撃は、世界貿易と無実の船員たちの生命を脅かすためにフーシ派が利用する能力を混乱させ、低下させることを目的としており、1月11日の前回の連合軍攻撃以来の一連の違法で危険で不安定化をもたらすフーシ派の行動への対応である。

この日の攻撃は、フーシ派の深く埋設された武器貯蔵施設、ミサイルシステムと発射装置、防空システム、レーダーに関連する施設を特に標的とした。

11月中旬以降、フーシ派による商船や海軍艦艇への攻撃は現在 30件以上であり、国際的な挑戦となっている。

私たちの目標は依然として緊張を緩和し、紅海の安定を回復することであるが、フーシ派指導者に対する警告を繰り返しておきたい。

我々は、継続的な脅威に直面している中で、世界で最も重要な水路の一つでの人命と商業の自由な流れを守り続けることを躊躇しない。