京都大学の研究者たちが、コロナによる「心不全のパンデミック」を予測

 

もちろん、コロナワクチンのことにはまったくふれられていませんが、「ACE2」についてふれられていて、ワクチンスパイクも同じ機序です。

以下は論文の概要です。ここで書かれていることは、ワクチンスパイクでも同様のことが起きていることを示します。太字はこちらでしています。


3次元心臓モデルを使用したSARS-CoV-2持続感染による心不全パンデミックのリスク予測

cell.com 2024/01/19

Predicted risk of heart failure pandemic due to persistent SARS-CoV-2 infection using a three-dimensional cardiac model

概要

慢性心筋症の患者は、心臓に持続的なウイルス感染、特にヒトの心臓で高発現するACE2受容体を標的とする SARS-CoV-2 によるウイルス感染を患っている可能性がある。

これが、近い将来、COVID-19(SARS-CoV-2)パンデミックに起因する世界的な心不全パンデミックの可能性についての懸念を引き起こしている。この医療上の注意点に直面してもいるが、持続性ウイルス性心臓感染症に関する研究は限られており、モデルも確立されていない。

本研究では、ヒトiPS細胞由来心臓微小組織(CMT)を用いて SARS-CoV-2 持続感染モデルを作成した。

軽度の感染では、重大な機能不全を起こすことなくウイルスが 1か月間存在し続け、これは持続感染を示している

しかし、虚血性心疾患を模倣した低酸素状態にさらされると、心筋細胞の細胞内 SARS-CoV-2 再活性化と血管網形成の破壊に伴って心機能が悪化した

この研究は、SARS-CoV-2 が日和見的に心臓に持続的に感染し、虚血などの有害な刺激によって引き起こされる心機能不全を引き起こすことを示しており、COVID-19 後の心不全パンデミックを予測している可能性がある。