英国の石油タンカーが、フーシ派のミサイル攻撃を受け紅海で炎上

沈没しつつあるという不確かな情報もあります。2日前には、米軍の軍艦が弾道ミサイルで攻撃された報じられていました。

火災の様子とされる画像

@sentdefender

(参考記事)イエメン軍報道官が「米軍艦への弾道ミサイル攻撃に成功した」と発表
BDW 2024年1月25日


フーシ派海軍、アデン湾で英国石油船を攻撃=軍報道官

Sputnik 2024/01/27

Houthi Naval Forces Strike British Oil Ship in Gulf of Aden – Military Spokesman

イエメンのフーシ派海軍が 26日、アデン湾で英国の石油船を攻撃し、石油船は、ミサイルの直撃を受けて火災になったとフーシ派軍報道官のヤヒヤ・サリー氏が明らかにした。

「イエメン海軍はアデン湾で英国の石油船マーリン・ルアンダ号を標的とする作戦を実施し、多数の適切な海軍ミサイルを使用した。直接攻撃であり、船を炎上させた」と報道官はテレグラムチャンネルに書いた。

デンマークの貨物会社トラフィグラが運航するタンカー「マーリン・ルアンダ号」は、アデン湾を横断中にフーシ派のミサイルによって引き起こされたとされる火災を鎮圧するために消火設備を配備したとトラフィグラ社はスプートニクへの声明で述べた。

「1月26日未明、トラフィグラ社の代理で運航していた石油製品タンカー船マーリン・ルアンダ号が紅海を通過後、アデン湾でミサイルの直撃を受けた。火災の鎮圧と制御のために船上の消火設備が投入されている。火災は右舷側の貨物タンク1基で発生した」と声明で述べた。

声明はまた、ミサイル攻撃による負傷者は報告されていないと述べた。

現在、英軍艦が必要な支援を提供するためにマーリン・ルアンダ号に向かっていると声明は付け加えた。

フーシ派としても知られるイエメンのアンサール・アッラー運動は、2023年11月、イスラエルがガザ地区での全ての軍事行動を停止するまで、イスラエルと関係のある船舶を攻撃すると誓った。この動きを受けて、米国は紅海での航行の自由を確保するための多国籍作戦の創設を発表した。