パキスタンの州でクリミア・コンゴ出血熱により16名が死亡し、非常警報が発令

 

(参考記事)フランスで史上初めて「クリミア・コンゴ出血熱」ウイルスが検出される
BDW 2023年10月27日


コンゴウイルスで16人の命が奪われ、バロチスタン州が非常警報を発令

samaa.tv 2023/11/05

Balochistan issues red alert as Congo virus claims 16 lives

コンゴウイルス感染者の憂慮すべき急増に対する厳しい対応として、バロチスタン州政府は、このウイルスにより州内で 16人の命が奪われたとして非常警報を発令した。

ミル・アリ・マルダン・ドムキ暫定首相は保健省と畜産省に対し、この病気を封じ込めるための緊急措置を講じるよう指示し、この状況への即時行動を促している。

ドムキ州首相は状況の深刻さを強調し、コンゴウイルスに関する情報を一般の人々に迅速に広めることの重要性を強調した。

同氏はさらに、ウイルスの蔓延を軽減するために酪農場での抗ウイルス散布措置を実施するよう指示した。

状況の緊急性は、クエッタでコンゴウイルスと診断された医師の悲劇的な死によって強調された。

若手医師らの広報担当者によると、患者は治療のためカラチへ搬送中に死亡した。

クエッタのファティマ・ジンナー病院には今年、コンゴウイルスに罹患した 41人の患者が殺到しており、悲劇的にはそのうち 16人がこの病気で命を落としている。