イスラエルはハマスの攻撃を事前に知っていた – 米国議員
RT 2023/10/11
Israel knew of Hamas attack in advance – US lawmaker
ハマスによるイスラエルに対する大規模攻撃の 3日前、エジプト当局はイスラエル当局に対し、そのような作戦が差し迫っていると警告していたと米下院外交委員会のマイケル・マッコール委員長が 10月11日、記者団に語った。
マコール氏は国会議事堂での非公開情報会見後、 「エジプトが 3日前にイスラエルに対し、このような出来事が起こる可能性があると警告していたことは承知している」と述べた。
「機密事項にはあまり触れたくないが、警告はイスラエル側に伝えられていた」とマッコール氏は続けた。
AP通信は月曜日、ハマスが「何か大きなこと」を計画しているというエジプトからの再三の警告をイスラエル当局が無視したと報じた。AP通信の報道では、これらの警告がいつ頃行われたとされるのかについては明らかにされていない。
ハマスは土曜日にガザからイスラエルにロケット弾の集中砲火を開始し、その後、戦闘員は国境を越えてなだれ込み、パレスチナ飛び地近くのユダヤ人入植地を襲撃した。
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相はこれに応じて宣戦布告し、ガザへの空爆を開始した。
その後イスラエルはレバノンとシリアからロケット弾攻撃を受けており、政府統計によると水曜日の時点でイスラエル人 1200人以上が死亡、3200人が負傷している。パレスチナ保健省によると、これまでに少なくとも 1100人のパレスチナ人が死亡、5300人以上が負傷した。
マコール氏がワシントンで記者団に語った直後、匿名のエジプト当局者はタイムズ・オブ・イスラエルに対し、エジプトの工作員は計画されたハマスの攻撃についてイスラエルの当局者に警告したが、この警告はネタニヤフ首相の事務所には届かなかった可能性があると語った。