ヨーロッパで出生率を維持できている国は一つもない、人口危機が高まる中、ハンガリー大統領が警告
rmx.news 2023/09/13
Not a single European country has self-sustaining birth rates, warns Hungarian president as demographic crisis grows
ハンガリーのカタリン・ノヴァーク大統領は、第5回ブダペスト人口フォーラムを直前に控えたニュース局インフォラジオとの 1時間にわたるインタビューで、人口危機はおそらくヨーロッパが現在直面している最大の脅威であると警告した。
「十分な子供がいないのはハンガリーだけの現象ではなく、いわゆる西側先進国ではどこでも同じです。現在のヨーロッパには、人口を維持できるだけの十分な子供を産んでいる国が一つもないという事実を考えれば、問題がいかに大きいかがわかるでしょう」とノヴァーク大統領は語った。
「人口動態の課題は現在、気候危機よりも深刻であり、先進国の将来にとってより大きな問題であると述べたイーロン・マスク氏の言葉を引用することもできます。私もそれを真実の発言として受け取りたいと思っています。それはヨーロッパ全体にとって、そして実際には西側世界全体にとっての問題なのです」
ヨーロッパでは壊滅的な出生率の減少が発生しており、フィンランド統計局によると、フィンランドのような国を含め、多くの国が出生率が過去最低を記録しており、2022年にはこれまでにないほど生まれる赤ちゃんの数が減少している。
イタリアの出生率はヨーロッパの国で最も低く、2022年には出生率が過去最低を更新し、14年連続の出生率の低下となった。