今週から、XBB対応ワクチン接種がアメリカで始まりますが、この XBB 株は、現在、市中にほぼ存在しないようです。
これまでのコロナウイルスの歴史同様で、新しい株が出て、古い株は消えるという中で、すでに世代交代が進んでいるようです。
現在、感染状況のうちの XBB.1.5 の専有率は「3.1%」(9月2日時点)だそうで、現在はほぼ消滅しているのではないでしょうか。
米国の心臓専門医のピーター・マッカロー博士は「このワクチンは、絶滅した変異体を追いかけるものだ」と書かれていました。日本でも、同じように絶滅した XBB 対応のワクチン展開が、9月20日から始まります。
ただ…こちらの In Deep の記事の後半にありますように、この接種では、そもそも XBB の中和抗体はできないわけで、つまり…何から何まで「よくわからない」ことが始まろうとしています。村上名誉教授は以下のように述べていました。
XBB対応ワクチンに関しての村上名誉教授の結論
・すでに行われた、複数回の武漢型ワクチン接種により抗原原罪が成立している。
・すでに消滅した武漢型・オミクロン BA4/5型に対する中和抗体は誘導されるが XBB変異型に対する中和抗体は、まったく効果が期待できない。
・XBB対応型を接種すると既存抗体が中和できないため、その毒性を 100%発揮するスパイクタンパク質が全身にばらまかれる。