ワクチンスパイクタンパク質の分子が「接種後6ヵ月後でも検出された」という論文の概要

論文は以下にあります。

SARS-CoV-2ワクチン接種者の血液中の組換えスパイクタンパク質の検出:考えられる分子機構
Detection of recombinant Spike protein in the blood of individuals vaccinated against SARS-CoV-2: Possible molecular mechanisms

しかも、「サンプルの50%から検出された」とあり、非常に高い率が示されています。

論文の概要です。


Detection of recombinant Spike protein in the blood of individuals vaccinated against SARS-CoV-2: Possible molecular mechanisms

概要

目的
SARS-CoV-2 のパンデミックは、次世代ワクチンの開発と使用を促した。これらのうち、mRNAベースのワクチンは、組換えスパイクをコードする mRNAの注射溶液で構成されており、タンパク質をプレフューズ状態に維持するために導入された特定のアミノ酸変異により野生型タンパク質と区別できる。

この研究は、抗体力価に関係なく、ワクチン接種対象における組換えスパイクタンパク質の存在を明らかにするためのプロテオミクスアプローチ(※ 構造と機能を対象としたタンパク質の大規模な研究を提示する。

実験計画
生物学的サンプルの質量分析検査を使用して、mRNAベースのワクチンを受けた被験者における組換えスパイクタンパク質の特定の断片の存在を検出した。

結果
特定のスパイクタンパク質フラグメント(スパイクタンパク質分子 PP)は、分析された生体サンプルの 50% で見つかり、その存在は SARS-CoV-2 IgG 抗体力価とは無関係だった。(※ 自然感染のスパイクタンパク質ではない)

ワクチン接種後、スパイクタンパク PP が検出された最小時間と最大時間は、それぞれ 69 日と 187 日だった

結論と臨床的関連性
提示された方法により、スパイクタンパク質分子 PPの半減期を評価し、追加のブースター用量の SARS-CoV-2 mRNA ワクチンの投与を継続する場合のリスクまたは利点を検討することができる。