中国恒大株、香港市場で一時87%安。過去5年比では株価は-99%

 

何のための取引再開だったのですかね。

恒大集団の過去5年間の株価の推移


中国恒大株、香港市場で一時87%安-1年5カ月ぶり売買再開

Bloomberg 2022/08/28

中国の不動産開発大手、中国恒大集団の株式売買が28日、香港市場で1年5カ月ぶりに再開され、87%下落する場面があった。今年1-6月も赤字に陥る中、同社株はペニーストック(超低位株)の仲間入りとなった。

中国恒大株は2017年のピーク時には500億米ドル(約7兆3250億円)を超える時価総額を誇っていたが、取引再開後の1株0.35香港ドルで計算すると時価総額はわずか46億香港ドル(約860億円)にとどまる

長引く債務再編プロセスに入っている中国恒大が27日公表した1-6月の株主帰属分の損益は、330億元(約6640億円)の赤字だった。過去2年分の赤字は計5820億元(約11兆7000億円)に上る

昨年3月18日を最後に株式売買を停止していた恒大は、内部統制システムやプロセスの改善で香港上場規則の要件を満たしたとして、取引再開を申請していた。

中国恒大を巡っては債権者との会合が28日から始まる予定になっている。