北朝鮮が「呼吸器疾患の蔓延」のためピョンヤンで5日間のロックダウンを実施と報道

 


北朝鮮、「呼吸器疾患」により首都を5日間封鎖

ndtv.com 2023/01/25

North Korea Puts Capital In 5-Day Lockdown Over “Respiratory Illness”: Report

北朝鮮の首都平壌の当局は、不特定の呼吸器疾患の症例が増加しているため、5日間の封鎖を命じたと、ソウルに本拠を置くNKニュースが 1月25日に政府の通知を引用して報じた。

通知ではCOVID-19については言及されていない。

北朝鮮を監視しているNKニュースによると、この通知は COVID-19 には触れていないが、市内の住民は 1月29日の終わりまで自宅にとどまる必要があり、毎日複数回体温チェックを受けなければならないと述べている。

NKニュースは、平壌の住民がより厳しい措置を見越して商品を買いだめしているように見えると報告した。

平壌以外の地域に新たな封鎖を課したかどうかは不明だ。

北朝鮮は昨年、最初のCOVID-19の発生を認めたが、8月までにウイルスに対する勝利を宣言した。しかし、同国は、COVIDに感染した人の数を確認していない。

これは、広範囲にわたるテストを実施する手段がないためと思われる。

代わりに、約 2500万人の人口のうち、約 477万人に増加した発熱患者の毎日の数を報告した。しかし、7月29日以降、そのような事例は報告されていない。

北朝鮮の国営メディアは、インフルエンザを含む呼吸器疾患と闘うためのパンデミック対策について報道し続けているが、封鎖命令についてはまだ報道していない。

国営通信社KCNAは、韓国との国境に近い開城市が「すべての労働者が仕事と生活の中で自発的に防疫規制を遵守するように」広報活動を強化したと述べた。